375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

【旅の写真館】LA/オニヅカ宇宙飛行士記念碑とリトル・トーキョー

2011年09月26日 | 旅の写真館(米国編)

ロサンゼルスのリトル・トーキョー地区で見逃すことのできない名所といえば、1986年1月28日、スペースシャトル、チャレンジャー号の爆発事故で犠牲となったエリソン・オニヅカ空軍大佐の記念碑であろう。

オニヅカ大佐はアメリカの宇宙開発計画に参加すべく選ばれた最初の日系アメリカ人宇宙飛行士だった。ハワイ州コナで生まれ育ち、青年時代はボーイスカウトで活躍。1964年にコロラド大学に入学し、航空宇宙工学を専攻した。1985年にスペースシャトル、ディスカヴァリー号に初搭乗。1986年のチャレンジャー号は2度目の飛行になるはずだった。オニヅカ大佐は彼自身に流れる日本人の血を誇りに思っており、常に謙虚な姿勢を忘れず、行く先々で子供たちに宇宙への夢を語り伝えたという。

黄金時代のアメリカは宇宙開発競争の先陣を切っていた。1960年代に始まったアポロ計画。1980年代以降のスペースシャトル計画。21世紀を迎え、現代社会は急速にデジタル化が進んでいるが、ロケット技術はむしろ20世紀を代表する究極のアナログ・テクノロジーとも言うべきもので、その技術者の大半はこの世を去りつつある。予算の限度もあるので、人類を月に送り込むというような神業は、もう不可能かもしれない。「あの頃のアメリカは凄かった・・・」と感慨をこめて追憶する日々が、遠からず来るのではないだろうか。


★リトル・トーキョー地区にある「宇宙飛行士エリソン・オニヅカ通り」。


★エリソン・オニヅカ通りのショッピング・モールWeller Court沿いにあるスペースシャトル像。


★オニヅカ宇宙飛行士の業績を讃える記念碑と一緒に記念撮影。


★リトル・トーキョーにある観光案内所を兼ねた交番。


★頑張れ日本Tシャツなどのジャパン・グッズを取りそろえたお土産屋も多い。


★リトル・トーキョーの心臓部「日本村プラザ」の入口。


★日本村プラザをそぞろ歩くと、日本に帰ったような気分に少しだけなれる。


★カラオケ・レストラン、ラーメン、しゃぶしゃぶ等、日本食のハシゴがひととおりできる。


★アメリカでもお馴染みのキティちゃんグッズが並ぶ、サンリオのリトル・トーキョー店。


★数々の日系テナントの並ぶホンダ・プラザ。


★某旅行会社の支店もここにある。

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