375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

【旅の写真館】 「宇宙都市」 ヒューストンの光と影

2014年01月27日 | 旅の写真館(米国編)



アメリカで4番目に人口の多い都市、テキサス州ヒューストンは別名「スペースシティ(宇宙都市)」といわれる。
それは市街地から車で1時間ほど離れた郊外に、かの有名なNASAのジョンソン・スペースセンターという宇宙開発の拠点があるからで、事実そのスペースセンターは現在でもヒューストン観光の目玉となっている。

だからといって、ヒューストンの街が、まさしく宇宙的な素晴らしさに息を飲む場所に違いない・・・という期待を持って訪問すると、肩透かしを食うのは確実だろう。特にビジネスエリアとなっているダウンタウン地区は治安が良くない。近代的なメトロレールが走っている中心街でさえ、夜になると怪しい人影が徘徊する始末である。

基本的に、ビジネスアワーが終わってしまえば、道を歩いている人はほとんどいない。用事があれば車で移動するのが、この街の常識になっているかのようである。そういうわけで、歩いて観光するには、不向きな街ということになろう。

そもそも、現在のアメリカ人たちがNASAの宇宙開発に期待を抱いているとは思えない。アポロ計画は中途半端な状態で終わりを告げ、スペースシャトルは貴重な人命を何人も犠牲にして終了。その成果は?・・・といえば、あまりに機密事項が多すぎて、一般の人たちにはよくわからないのである。

ヒューストンという街がこれからも発展していくことができるかどうかは、案外、宇宙開発以外の分野が鍵を握っているかもしれない。


★ダウンタウンの「PAPPAS BAR-B-Q」で軽くブランチ。開店直後なのですいていたが、ランチタイムはビジネスマンで一杯になるという。今回はヒューストン在住のビズラ姫にお伴をお願いすることになった。


★テキサス最大のカウボーイ・イベントとして毎年3月に開催される「Houston Livestock Show and Rodeo」。期間中は連日ビッグネームのアーティストが出演し、カウボーイやカウガールたちのロデオ・パフォーマンスを楽しむことが出来る。


★テキサス州でナンバー・ワンの高さを誇るJP モルガン・チェイス・タワーの入口前にあるミロの作品。


★JP モルガン・チェイス・タワーの60階にある無料展望台。ここからの眺めはなかなか素晴らしい。1階から直通エレベーターで昇れる。


★展望台から見たダウンタウン水族館。同じ敷地内に観覧車やメリーゴーラウンドもある。


★ダウンタウンから車で20分ほどの、閑静な住宅地にある美術館「メニル・コレクション」。マグリット、エルンストなどのシュールレアリスム系の絵画や、ビザンチン時代の宗教画などのコレクションが見もの。


★車でさらに40分ほど、ガレリア・モールの近くにある「ワイルド・ウエスト・ヒューストン」。


★仕事を終えた人たちが一杯やりながらダンスを楽しむ社交場となっている。


★翌日は徒歩でダウンタウン内の名所を見学。まずはMLB ヒューストン・アストロズの本拠地となっている開閉式ドーム球場「ミニッツメイド・パーク」。2000年に開業した。


★ガラス窓から覗くと、なにやらイベントが行なわれている。


★アストロズ一筋に活躍した名二塁手クレイグ・ビジオ選手。2007年に3000本安打を達成した。昨年の投票ではわずかに足りなかったが、将来の野球殿堂入りは確実視されている。


★球場近くで行なわれるパレードの警備のため、カウボーイ姿で現われた警察官たち。いかにもテキサスらしい光景。


★メトロレールで20分ほど、旧アストロドームの近くにあるウエスタン・ウエアの専門店「Cavender's」。


★ウエスタン・シャツの品揃えが驚くほど豊富。好きな人なら、1日見ていても飽きないかもしれない。


★入口近くにあるカウボーイの彫像がテキサスらしい雰囲気を醸し出す。


★ダウンタウンにあるエンターテイメント施設「BAYOU PLACE」の夜景。バー、レストラン、劇場などが一つの建物に入っている。


★ダウンタウンの劇場街にある駐車場。昼夜問わず、基本的に車で移動する習慣になっているようだ。

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