
ラスヴェガス・ブールバード沿いには24時間運行の2階建てバス「Deuce」が走っている。乗り降り自由の1日券(7ドル)を買っておくと、ラスヴェガスの見どころがほとんどカバーできるので便利だ。その「Deuce」のいちばん北のターミナルがダウンタウン。その中心となるフリーモント通りこそ、昔ながらのオールド・ラスヴェガスを満喫できる名所である。
1975年の映画『ブルージーンズ・ジャーニー』で、アラン・アーキン演じる主人公がひょんなことから行きずりの不良少女2人とロサンゼルスからニューオーリンズまでの旅をする羽目になり、その途中で旅の資金を稼ぐために立ち寄ったのが、このオールド・ラスヴェガスである。観光地化された巨大リゾート群は、遠い未来の話。まだユニオン・パシフィック鉄道が走っていた頃の、「西部の街」としてのラスヴェガスがここにある。バックパッカーたちの足、グレイハウンドバスが発着するのもこの近くだ。
道行く人たちの多くも、カウボーイ・ハットと皮のベストにジーンズという、典型的な西部のいで立ち。全長450メートルのアーケードに建ち並ぶカジノはどれも庶民的で親しみやすく、肩肘張らない普段着の気安さでゲームに興じることができる。

★赤いネオンが眩しい、フリーモント・カジノ。

★フリーモント通りの中心に位置する老舗ホテル、4 QUEENS。

★こちらも古くからの面影が残る老舗カジノ、ビニオンズ。

★一流アーティストのライヴも行なわれるホテル、ゴールデン・ナゲット。

★午後11時、突如ネオンが消え、アーケードの一面にまばゆい光の洪水が巻き起こる!

★轟音をたてて鳴り響くロック・ミュージック! 若者たちの熱狂的な声援をあびて登場するのは・・・

★伝説のロックバンド、KISS!

★KISSの音楽と光の洪水はいつ果てることもなく続き、やがてピエロが登場して幕となる。
これこそ、ダウンタウン名物の無料アトラクション、フリーモント・ストリート・エクスペリエンス!

★興奮も醒めやらないまま、風格あふれるゴールデン・ゲイトの前を歩く。創業はなんと1906年。
100年以上の歴史を誇る、ラスヴェガス最古のホテルだ。

★カウボーイの巨大なネオンが道行く人たちを見下ろす。まさに、オールド・ラスヴェガスのシンボル。

★セクシーなカウガールのネオンも健在。

★ゴールデン・ナゲットの劇場に出演予定のアーティストたち。クレイ・ウォーカー、ロニー・ミルサップ、ジョン・マイケル・モントゴメリー、クリント・ブラック・・・カントリー音楽界の大御所がズラリ。

★一段とうらぶれた雰囲気のフリーモント・イースト。ここまで来れば、ラスヴェガスも奥の院。
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