375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

【大会レポート】第2回マット・フェントン・メモリアル5K(Matt Fenton Memorial 5K Run/Walk)

2012年06月08日 | 大会レポート 2012

6月3日(日曜日)、リトルフェリー町内会主催の5Kレースに2回目の出場。

昨年の第1回大会では予想を上回る449人の参加者を集め大成功となったが、今年はそれを上回る540人のランナー/ウォーカーが参加。TV放送局の「NY1」からも女性レポーターが取材に来ており、年に一度の「町の運動会」という雰囲気で大いに盛り上がった。

スタート会場は自宅から徒歩5分。レース名となっているMatt Fenton軍曹(2006年にイラクでのコンバット活動中に戦死)のメモリアル・セレモニー、ブラスバンドによる荘重な国歌演奏に続き、午前9時にレース開始。気温が20℃に届くか届かないかくらいで、日陰に入れば比較的涼しいコンディションだった。

ガンタイム・オンリーなので遠慮なく道路に書かれた白いラインのすぐ後方からスタートする。
最初はまっすぐに伸びるメインストリート。その途中で自宅の前を通る。やがて左に折れてしばらく行くと1マイルのデジタル時計。なんと7分09秒で通過した。

作戦としては7分20秒台から徐々にビルドアップして7分前後まで上げていくつもりだったが、その青写真は見事に崩壊。珍しく闘争本能にまかせて突っ込んでしまう序盤戦となった。こうなったら行けるところまで行くしかない。集団から遅れないようにし、追い抜けるランナーは容赦なく追い抜いて次のデジタル時計に到達。7分19秒。多少落ちてきているものの、どうにかペースを保った。

そして最後の1マイル。前方には青いウェアの小柄の女性が、ほとんど同じ差を保ちながら先行している。後方からは大柄な男性ランナーがどどっと追い抜いて行った。若い。彼なら大丈夫だ。実は年代別入賞を狙っていたので、同世代のランナーにさえ追い抜かれなければいい、と思っていたのだ。

最終マイルは途方もなく長く感じた。曲がり角も多く、実際に歩数が多かったかもしれない。
3マイル目の通過ラップ、7分23秒。もうギリギリだ。ゴールゲイトまでの最後の直線は、それこそ死力を尽くしての全力疾走。青いウェアの女性ランナーとの差が手の届くところまで近づいた時点でフィニッシュ。自分の時計ではPRと同タイムか、あるいは1秒上回っているようにも見えた。

やがて注目のリザルトが貼り出される。

Finish Time  22分30秒(7:15/mile)。

昨年7月のテタボロー空港5Kと同タイムの自己歴代1位!
そして、なんと年代別3位入賞!
表彰式では特性の「銅メダル」を授与された。

昨年は4位だったので、この点に関しては見事リベンジを成し遂げたといえる。

また、一緒に参加したnew york KPさんも年代別3位に入り、日本人ダブル入賞を果たしたのも特筆すべきだろう。歴史の浅いレースではあるが、コースはフラットで走りやすく、リフレッシュメントも万全(ドーナツ+アイスティー付き)で、今後のますますの発展が期待される。

■追記■

その後、よくよくリザルトを見てみると、小数点以下の数字も表示されていることに気がついた。
秒までなら同タイムだが、秒以下の「写真判定」では微妙な差がついていたのである。

2012年 Matt Fenton Mamorial 5K → 22:30:09
2011年 Teterboro Airport 5K → 22:30:47

というわけで、わずか「0秒38差」で単独の自己ベスト更新であることが判明した。

総合順位 38位/540人中
男女別順位 29位/272人中
年代別順位 3位/23人中


★参加ランナーにインタビューするTV局「NY1」の女性レポーター。ランナーの着ているTシャツの背中にプリントされているのがMatt Fenton軍曹。


★レース後のリフレッシュメントはダンキン・ドーナツ。


★アワードセレモニーのテーブルに置かれた盾(男女総合1~3位)とメダル(年代別1~3位)。


★それぞれの年代で日本人ダブル入賞の快挙を達成。


★年代別3位の銅メダルと参加賞のハイテクTシャツ。

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