375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

【大会レポート】第43回ニューヨークシティマラソン(ING New York City Marathon 2012)

2012年11月09日 | 大会レポート 2012

今年もニューヨークシティマラソンの季節がやってきた

はずだったが・・・・

ハリケーン「サンディ」の爪痕は予想以上に大きく、一度は開催が発表されながら、本番2日前の夕方5時になってブルームバーグ市長が大会中止の記者会見を行なった。海外や地方から遠征してきたランナーはすでに大多数がニューヨークに集まっていたので、いまさら引き返すこともできず、時ならぬニューヨークの休日を過ごすしかないという羽目になったのである。

ニューヨークシティマラソン当日(だったはずの日曜日)、様子を見にセントラルパークに出かけた。
そして案の定、みんな同じことを考えていたようだ。
 
そこには1週間前のハリケーンを忘れさせるような好天気のもと、世界中からのランナーであふれていた。
知らない人が見たら、あたかもレースが開催されていると錯覚したかもしれない。

最初は軽く1周程度のジョギングと思っていたが、周囲の雰囲気に押されるように2周目に突入。
さらには3周目に入っていく。


あちこちで応援部隊の声援が飛び、水やゲータレイドやキャンディなどを配る私設エイドも登場。フィニッシュゲイトやグランドスタンドは記念撮影する人たちでごったがえし、仮装で走るランナーもいて、自然発生的なお祭りのようだった。

ある意味、それはレース以上に印象的な光景だった。

文句をつけようと思えばいくらでもネタがあるニューヨークシティマラソンだが、世界中から集まったランナーが生み出すエネルギーはやはりすごい。これがあるから、もう二度と走るもんかと思ってもなかなかそういうわけにはいかなくなってくるのだ・・・

最終的には、途中で休憩を入れながらもループ3周、合計18マイルを走破。
5週間後に予定している次のフルマラソンに向けて、ちょうどいいロング走になったかもしれない。


「No Baggage Early Exit」と「Baggage Pick-Up」の分かれ道。


★多くのランナーがゴールを夢見ていたフィニッシュゲート。


★グランドスタンドも本番さながらの見物人であふれる。


左上に見えるのが殿堂入りしたゴーマンさんの写真。


★仮装やコスチュームで走るランナーも。


本番で使われることなくお蔵入りした「14-375」のゼッケン。

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