
肘折温泉には組合源泉の他に自家源泉を持つお宿もいくつかあり、そのうちの一軒【四季の宿 松屋】では、名物の洞窟乃湯(あなゆ)という大正時代に職人さんたちによって彫られた約40mの手彫りの通路の先の洞窟風呂があります。
こちらの洞窟風呂は男女が二時間ごとに入れ替えになっていますが、宿泊者は予約制で貸し切り湯としても利用できるそうです。
夜11時~朝7時は安全性を考慮してお休みとの事。

さあサンダルに履き替えて、照明スイッチをパチンと入れて、冒険の旅へ!

最初はブロック壁の地下室チックな通路。

すぐに岩肌むき出しになり、天井も低くなるので身を屈めて進まねばなりませぬ。

時折天井からピトーンと水が滴り落ちてくる地底の大冒険。

向こうに浴室の明かりが見えるとホッと致しますわぁ。

徒歩1分の洞窟探検、静かに源泉が掛け流される浴室に到着です。

ほの暗い脱衣所はシンプルにかごのみ。

岩肌むき出しの壁面、浴槽は木枠でタイル張りになっています。
シャワー・カラン・ボディソープ類は無いので、こちらはじっくり湯浴みをする浴室ですな。



傷に効く湯・・・心の傷にも効くのかしらん?

竹湯口から流れる無色透明な炭酸味のある湯は、共同浴場・上の湯の源泉に近いような感じ。
41℃で適温、静かな洞窟の中で瞑想するように湯に浸かれます。

源泉名:洞窟巌湯源泉
泉質:ナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩温泉 pH6.2

男女別の内湯のほうには組合2・3・4号泉と松屋1号泉を使用。

肘折温泉郷公式HP http://hijiori.jp/
肘折温泉への迂回路については下記をご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/lonewolf-pochi/e/fcc661790cc8a363d7d81c210c200908

