鳴子でも7月中旬並みの陽気の先週、一人なんちゃって探検隊は二日間に渡って潟沼へ舟を漕ぎ出した!
まずは龍神さまにお参りを。
祠は畏れ多いのでUP致しませんが、龍神さまの歴史ももう少し調べてみたいな~。
この日の沼の色はアクアマリンのような、水自体が発光しているかのような色。
以前の記事で『潟沼は強酸性なので生き物は棲めない』と書きました。
しかし例外の生物が二種生息するのが今の時期。
一つは群生して飛ぶユスリカ。
もう一つは、単細胞生物の緑藻クラミドモナス(Chlamydomonas)。
この日は気温上昇に伴ってか、クラミドモナスが一部に発生しておりました。
レストハウスの西側は、まるで二番煎じの緑茶のような色。
西側の浅瀬に至っては、こーんな蛍光ペンのような色に染まっていました。
沼全体はこのように、いつもどおりの魅力的な色です。
沼の中心部で蛇が泳いで渡っていると思って近寄ったら、なんとロープだったよ…。
レストハウスの対岸(南側)は青白く濁っていて、いつもよりもガスの香りも濃厚。
ぷくぷくの湧出も活発になっておりました。
気になっていたのが、東屋付近の水中にあるナゾの影。
ここは岸辺からは水面の反射でよく見えずに、何だべな~と訝しんでおりました。
ボートで近付いてみると長方形の木枠の型のようにも見えます。
好日館の館長さんに伺ったところ、硫黄堀りの櫓の台座なのではないかとの事。
早朝の潟沼の写真も撮りたくて、翌日早起きをして行ってみます。
朝5時半の潟沼。
沼底から湧き出すガスが小さな波紋を描き出します。
龍神様の内緒話のように、ひそやかな音が聞こえます。
東屋と龍神さまの祠を対岸から眺める。
明鏡止水の画を撮りたくとも、なかなか完全に風が凪ぐことは無く難しい。。
好日館の館長さんが撮ったこの素晴らしい一枚のような写真を、おいらも撮ってみたいものだ。
続日本記によれば承和4年(837年)の4月に鳴子で火山活動があって、そのときの火口に水が湧き出して出来たのがこのカルデラ湖・潟沼。
今もなお、潟沼付近の地形は変化しつつあります。
(奥の建物は潟沼公衆トイレ)
当時はこんな大岩が火山弾となって飛び交っていたわけだ。
延喜式以降、鳴子温泉の歴史は以後江戸時代になるまで殆ど登場しません。
それはこの近辺一帯が長きに渡り“被災地”であったからなのかな…などと推測。
探検を終えたら潟沼レストハウスの温泉水で入れたアイスコーヒーで一休み。
温泉水は潟沼源泉ではなく、『飲める温泉』で知られる中山平のあすか旅館のもの。
レストハウスの壁には、宮本ゆりさん作の龍神さま。
鳴子温泉郷の温泉すべてを見守り、導きたまへ。
探検を終えた後は鷲の巣山経由で山を下り、東鳴子温泉の焼肉八兆で宴会
こうして鳴子を訪れた方々と温泉談義ができるのも、龍神様のお計らい。
感謝感謝。
焼肉八兆 宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣50-2 TEL 0229-82-3858
営業時間17:00~22:30 火曜日定休
★鳴子御殿湯駅から徒歩約10分
まずは龍神さまにお参りを。
祠は畏れ多いのでUP致しませんが、龍神さまの歴史ももう少し調べてみたいな~。
この日の沼の色はアクアマリンのような、水自体が発光しているかのような色。
以前の記事で『潟沼は強酸性なので生き物は棲めない』と書きました。
しかし例外の生物が二種生息するのが今の時期。
一つは群生して飛ぶユスリカ。
もう一つは、単細胞生物の緑藻クラミドモナス(Chlamydomonas)。
この日は気温上昇に伴ってか、クラミドモナスが一部に発生しておりました。
レストハウスの西側は、まるで二番煎じの緑茶のような色。
西側の浅瀬に至っては、こーんな蛍光ペンのような色に染まっていました。
沼全体はこのように、いつもどおりの魅力的な色です。
沼の中心部で蛇が泳いで渡っていると思って近寄ったら、なんとロープだったよ…。
レストハウスの対岸(南側)は青白く濁っていて、いつもよりもガスの香りも濃厚。
ぷくぷくの湧出も活発になっておりました。
気になっていたのが、東屋付近の水中にあるナゾの影。
ここは岸辺からは水面の反射でよく見えずに、何だべな~と訝しんでおりました。
ボートで近付いてみると長方形の木枠の型のようにも見えます。
好日館の館長さんに伺ったところ、硫黄堀りの櫓の台座なのではないかとの事。
早朝の潟沼の写真も撮りたくて、翌日早起きをして行ってみます。
朝5時半の潟沼。
沼底から湧き出すガスが小さな波紋を描き出します。
龍神様の内緒話のように、ひそやかな音が聞こえます。
東屋と龍神さまの祠を対岸から眺める。
明鏡止水の画を撮りたくとも、なかなか完全に風が凪ぐことは無く難しい。。
好日館の館長さんが撮ったこの素晴らしい一枚のような写真を、おいらも撮ってみたいものだ。
続日本記によれば承和4年(837年)の4月に鳴子で火山活動があって、そのときの火口に水が湧き出して出来たのがこのカルデラ湖・潟沼。
今もなお、潟沼付近の地形は変化しつつあります。
(奥の建物は潟沼公衆トイレ)
当時はこんな大岩が火山弾となって飛び交っていたわけだ。
延喜式以降、鳴子温泉の歴史は以後江戸時代になるまで殆ど登場しません。
それはこの近辺一帯が長きに渡り“被災地”であったからなのかな…などと推測。
探検を終えたら潟沼レストハウスの温泉水で入れたアイスコーヒーで一休み。
温泉水は潟沼源泉ではなく、『飲める温泉』で知られる中山平のあすか旅館のもの。
レストハウスの壁には、宮本ゆりさん作の龍神さま。
鳴子温泉郷の温泉すべてを見守り、導きたまへ。
探検を終えた後は鷲の巣山経由で山を下り、東鳴子温泉の焼肉八兆で宴会
こうして鳴子を訪れた方々と温泉談義ができるのも、龍神様のお計らい。
感謝感謝。
焼肉八兆 宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣50-2 TEL 0229-82-3858
営業時間17:00~22:30 火曜日定休
★鳴子御殿湯駅から徒歩約10分
お世話になりました~!
潟沼、とても美しいとこでした
こんなにいろんな顔を見せるんですね~
次に鳴子に行ったらまたぜひ立ち寄ってみたいと思います^^
この沼、バスクリンが入ってるんじゃないですか?(笑)
本当に絵の具を流したような綺麗な色!
丁度こちらの画像のように晴天で、本当に宝石のような湖水に驚きました。
来月もまた鳴子泊ですので、また行って散策して参りたいと思います。
次回は船旅@潟沼をご一緒に!
おいらが船頭いたしますから(笑)。
潟沼は鳴子温泉の真の湯元とも言われている所なので、観察していると飽きないんですよ。
ある時はエメラルドグリーン、ある時はグレーがかった暗い色と、変化に富んでいて面白いです。
また次回も肉を焼きましょうね~!