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づれづれ草

明日を築こう!東北 郷土の絆を信じて進もう

紫陽花の湯(仮)

2008-08-10 00:11:20 | みちのく某所
某火山地帯にて夏の行軍。場合によっては接敵機動蓋然性高し。

ってな気分で真夏の探検♪しかし今の季節はお山の生き物達が活発で怖いでござる。

一番怖いのは、野生生物最凶のコイツですわ。
なのでなので、夜明けと共に進軍開始。


 
水蒸気&硫化水素があちこちから噴出しておりまして、高温の岩や沢もございます。



ひえっ! そ、そこにおわすはシシ神様ですかっ!?我を素敵な湯まで導き給へ!!( ̄人 ̄)




 
硫黄分たっぷり沢と、その先の魅惑的な群青色の湯溜まり!と思いきや水じゃった…。
この色は、酸化鉄?マグネタイト? うすらボケした頭では化学式が思い出せません。




しかし先刻のシシ神様から狼の嗅覚を授けて頂いた為、見つけちゃいました♪



   クリックすると動画がご覧いただけます 



 
うわははははは!38℃程で適温です!
しかも川底からポコポコ湧いた泡が体中を上ってくるのでこしょばゆいのです~。
泉質はおそらく単純硫黄泉で弱酸性ってところでしょうか?(アノ温泉の湯元付近だしね~)

くどいようですが、周辺はアチコチ非常に高温の蒸気が硫化水素を伴って噴出しています。
遊歩道でも登山道でも無い場所を進むには、それなりの装備と慎重さと『自己責任』で進みます。
降りて行く道は曲竹トラップと藪で覆われて見えませんから、探す方はお気をつけて…。




おお、ほっかむり野郎が居ましたぞ!こいつの記念写真のポーズはいつもピースですね。
この通り、入浴すると湯の花が舞い上がって白濁泉に変わります。


実はこの場所、今までネットで見たことが無かったので最初はタイトルを『ぽち湯』にすっかと思ってたのさ。
そしたら何と、数年前に入浴した方にお会いする事ができました(笑)。
その時は紫陽花が咲いていたのでこの名が付けられたそうで、そのままタイトルをお借りした次第です。

温泉界は凄い方が沢山いらして、おいらなんかまだまだ○ツの青い若造でございますわ。







HANABI

2008-08-04 21:13:23 | みちのく某所
明日は仙台七夕の前夜祭で花火大会があるのですが、今年は仕事長引きそうなのでパス。

んで、今宵某所で行われた夏祭りの花火大会に行って来ました。
規模は七夕前夜祭の四分の一ってところでしょうが、打ち上げ場が近い分堪能しましたぜ。

しかし、花火を撮るのは難しい! 途中でカメラ投げて鑑賞に専念。
とりあえず夏の記念にヘナチョコ画像なぞ貼っておきますです・・・。

 

 


ココはお茶するにも安くていいんだよな~




先週末は・・・

2008-04-09 23:38:13 | みちのく某所
天気快晴! ぢごく巡りをして参りました!


 


 
地熱があるとはいえ、まだ雪が残っておりました。
この辺りは火山性ガスで亡くなった方もいる『自己責任エリア』でございます。



    
残雪を踏みしめて行く自然の中のお風呂を堪能♪
湯船は最初46℃と熱かったため、塩ビパイプで川水を引き入れて調節。
クールダウンには下の川に入ればいいので問題なし!(30~33℃)

ヘンなほっかむり野郎が喜びの舞をしておりました・・・。


 
湯の花たんまりポイントもあったりして・・・。





 
上がり湯です! (←うそ ぬるかったんだもーん)


普段はコンクリートジャングルで飼い慣らされてしまっているおいらの、ささやかなリフレッシュでございました。



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本日のプチ探検

2008-03-29 22:10:46 | みちのく某所
秘湯の定義を『中々入れない温泉』とするならば、本日目指した場所は最難関な場所。
この温泉の名前でググっても、入浴した記録の画像が載っているサイトは皆無です。

年末にも一度探検に訪れたのですが雪とぬかるみで断念しております・・・という話をある方にしたところ、仙台出身の作家さんの入浴記録(お風呂の画像付!)がある著書を見せていただきまして、再チャレンジの炎メラメラ~。


             


             
                    手がかりは古地図と航空写真です!



 
         お山の主が目覚める前の今の時期に行っておいたほうがよかろう。
  「熊出没注意」ではなく「います」ってぇのが現実感200%の響きに感じるのは俺だけか?





            


             


             
          途中目の前に突然いきものがっ!! おいらも奴も共にビビりまくり。
                走って逃げる奴と、急いでカメラ取り出すおいら。
    追われないと分かると立ち止まってこちらをじっと観察する好奇心もあるみたいです(笑)。
             (クリックすると大きい画像になるので正体を見てやって下さい)



             
                いよいよ到着です。 ここから先は未知の世界。







                         しかし・・・








               さっき出遭ったいきものは神の御使い・・・いや、化身である







                 これは『行ってはならぬ!』という予兆に他ならない!!






啓示を理解したおいらはとっとと下山して、お稲荷様への供物を代わりにしっかりいただいて帰ってきちゃいました




だってだって、怖かったんだもん。
37℃の温湯に数時間漬かりっ放しで拝むらしいんだもん。
立ち寄りはおろか一泊二泊の滞在は駄目らしいんだもん。
何でも噂によると診○書が必要らしいんだもん。



本日のヘタレ探検記、以上


※本当は現代の地図にもバッチリ記載されている温泉です。 誰か行ってみてけさい。


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お彼岸ネタその2

2008-03-19 20:34:22 | みちのく某所
足元万全♪ スコップ持った♪ 車で行けなきゃ歩けばいいさ~♪



ph1.7の酸性泉を大自然の中で満喫さっ











その時、天国のじーちゃんから『行くな』とメッセージが













あひゃひゃひゃひゃ~! 崩れておりました。。。

ま、元々地盤が動いているエリアだったしね・・・。

タイミングが悪ければ、冬眠明けの熊さんのお食事用に冷蔵保存されるとこでした。

良い子はこういうところで一人で遊ぶのはやめましょう(笑)。



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昨日は彼岸の入りでしたが・・・

2008-03-18 00:00:52 | みちのく某所
                
                


                 おいらがこの世からオサラバしたならば・・・











             

                       是非ともこんな地獄で



             
             

                 弥勒菩薩様が救いに来てくれる56億年後まで




                     

               野湯茹での刑に処せられることを希望します



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ある日、森の中♪

2008-01-17 23:47:46 | みちのく某所
秘湯ハンター初心者の猟犬ぽちは、みちのく修行旅に出ておりました。
まず秘湯の場所を聞き出すためには、獰猛な雄牛と戦わねばなりません。

  
三日三晩の死闘の末ウシさんを打ち負かして、秘湯ハンターの王が住まう宮殿を教えてもらいました。

          
           そこは甘い蜂蜜の香り漂う壮麗な宮殿・・・。

         
        まずはこの番兵を倒さなければ中に入る事は出来ません。

                
しかしウシさんから“敵を石に変える呪文”を伝授されていたため難を逃れました。ふ~。

         
     ここまで辿りついた勇気を称えていただき、王様から御褒美が出ました。

               
      こちらにおわす御方が偉大なる秘湯ハンター王でございます。

               
         そして教えて頂いたブナの大木を発見しました!!

          
         し、しかし、そのブナの木にはリアル熊さんの爪痕がっ!!
         引き返したのは言うまでも無い


王の話によるとこんなトコロらしいっす・・・。



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A温泉跡地

2007-12-16 22:54:50 | みちのく某所
ココは某川沿いの景観地にある、戦後間もなく開業~20年ほど前まで営業されていた温泉の跡地。
既に建物は取り壊されていますが、タイル貼りの浴槽には30℃程の温い湯がいまだにトポトポと注がれ続けておりました。

 


 

 




崖崩れもあったため浴槽の川側に面した一部は崩落しかかっており、ちょっと危険な状態になっています。
浴槽には藻が発生し落ち葉が堆積しておりますが、お湯は綺麗な無色透明で、周囲の木々と空が湯面に映りこんだ画像では良いカンジに見えますなぁ。

 

子供の頃にココに入浴した方が「お風呂は複数あって岩風呂で泳いだ」と話しておられましたが、コレがその岩風呂跡らしき場所。
朽ち果てた所為なのか、今はそんな広さの面影も無し・・・。

源泉パイプが健在で、崖がこれ以上崩れなければ、この跡地にはお湯が人知れず注がれ続けるのでしょうね・・・。

この近辺にはかつて5ヶ所湯治宿や旅館があったそうですが、何れも川近くであったため台風や水害で流されたりで、現在営業しているのは一軒だけです。
岩盤地を中途半端に掘削して湯枯れしてしまった某温泉施設よりも、加温すれば十分利用できるこういった源泉を何とか活かせないものですかね~。



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