かばしら
2016-03-17 | 日記
ちょっとあったかくなると眠れなくなる。
ゆうべはなかなか寝られなかったので、
きょうはしんどい。
わりと田んぼとか藪が多いところなのだけど、
もう蚊柱が立ってる。
部屋の中にも蚊がいるときがあるし。
アースノーマット的な液体蚊取り線香はずっと置いてあるんだけど、
中身がどうなってるのかはよくわからない。
液があるのかどうか。
時期はずれに買うと高くて困る。
毎年、夏の終わりのまだ安いときに買っておけばって後悔する。
とりあえずホコリがたまってたのか、すごくこげくさいにおいが…
蚊柱もいつかの季語かなと思って調べたら、夏の季語だった。
紅梅亭の文枝さんの「おむかえびと」見た。
ちょっと長かったけど、おもしろかった。
奥さんが闘病中にほかの女性とデートしてひんしゅくを買った、
っていう話が出てくる。
上方落語の会のときの「別れ話は突然に…」は、
騒動の前の収録だったみたいだけど、
この紅梅亭の収録はたぶんあと。
ざこばさんに「いらんこと言いなや」って言われてたし、
あの騒動のあとに、この噺をするのってなんかすごいな。
マツコ有吉。
気にさわる相づちってある気がする。
はー、はー、ほうほうもそうだけど、
自分が気になるのは、
「なるほど、なるほど」
絶対、人の話は聞いてないと思う。
営業先で会社にまだ戻りたくないときに、
先方さんからどんどん話を引き出して、ひきのばすっていうのはやってたかも。
あと、髪を切ってもらうときとか。
だまってるのも苦手だから、相手に話してもらおうとする。
いろんな話題で探って、食いついてもらえた時はちょっとうれしい。
あんまり調子に乗ると、はさみさばきがよくなりすぎて、
ものすごく短く切られてしまうときもあったりするけど。
無神経な人と話しててちょっとイヤミなじまん話とかをされた時に、
へーとか、ふーんとか、気のない相づちをわざとうってみたりするんだけど、
そういう無神経な人には通じないのもそれはそれで。
あと、家業を持ってる人がちょっとうらやましいのもわかる。
三大は釣り堀だった。
たまに、魚をいっぱいいただくことがあるんだけど、
こういうところに行ってるのかも。
たしかにあんなに釣っても食べきれないだろうし。
100分de名著、司馬遼太郎の3回目。
革命のためのエネルギーには、水ではなくて酒、と。
なんかいろいろありつつも、
安倍内閣の支持率が下がるどころか、上がったのがふしぎだったんだけど、
そのへんの理屈がちょっとわかったような。
国民に不満はあっても、国を変えてしまうような不満ではないのかも。
野党の攻撃材料は、揚げ足取りとクイズ大会っていうのもあるし。
結局、保育園問題もマッチポンプかどうかというのをわきにおいても、
おもに都市部の問題であって、国民全体で共有できるものではないし、
そもそも結婚してない人や子供を持ってない人にはたぶん共感されない。
保育所建設に反対する人がいるくらいなんだから。
まして、東京なら国会前でデモするよりも都庁に行くべきでは。
外遊するお金や外国に貸す土地があるなら、それで保育園を作ればいいし。
安全保障法案でも、核実験・ミサイル、南シナ海の侵略と、
この状況で危機感を感じない政治家の方が国民から見限られそう。
ゾンビになるか、植民地になって食われるかっていうのも、
いまにつながってるような。
むしろ国民の方が危機感を持ち始めてるように見える。
明治の危機は、江戸時代からの地方の多様性と、
識字率の高さなどの知的レベルの高さや、
民度の高さ、公共心や正直さで乗り越えたというけど、
今もそれほど悲観しなくていいと思う。
消費税増税にあるていど国民の理解があるのは、
その必要性をほとんどの人が理解しているからだろうし、
インチキやごまかしをした人がたたかれるのも、
正直さ、公正さを好む人が多いからだろう。
むかしばなしにズルをした人が得をする話がないっていうのもおもしろい。
むかしばなしって親が子どもにするものだから、
そういうことを子どもに教えたくなかったからなんだろうし。
で、今の時代も、私利私欲ではなくて、
合理的な行動やリアリズムを発揮する人はいると思うし。
それこそ、自分のやるべきことをやらずにクレームばかり並べて、
自分自身の意見を押し通すことにやっきになっている人とか、
そういう人にかぎって、異なる意見をもった他者を切り捨てようとしてたり。
まず、他人に文句を言ったり要求するのではなくて、
自分に今なにができるのかを考えるべきなんだろうな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます