さくそう
2015-11-27 | 日記
ひと雨ごとに寒くなるってよく言われるけど、
ほんとにそうなんだなあと。
そろそろ本気でこたつださないとなあ。
きのう、焼いもをいただいて、今年初めて食べた。
おでんも食べたし、鍋もやってるし、
もう冬。
あとはこたつでみかん。
最近「クイズやさしいね」が、のんびり見られて好きなんだけど、
よくよく考えると、これってまんま「雑学王」だよね。
まあ、終わっちゃってさびしかったからいいけど。
「Qさま」のプレッシャースタディが行きすぎてしまったから、
こういう単純に知識だけを求めるんじゃないクイズ番組って好き。
「ミラクル9」も「IQサプリ」に近いところがあるような気がするし。
伊集院さんがラジオで草野仁さんの解答者の答えの開きかたの話をしてたけど、
内村さんもそういうところはうまいなあと思う。
「世界の名著」はリルケ。
リルケって、マクロスで初めて知ったと思う。
ゲストの方の小説、新聞連載で読んだけど、あまり。
「わからない話にしか興味がない」っていうのがある意味おもしろかった。
まさに一時期の芥川賞とかってそんな基準だったような気がする。
本好き、文学好きを自負してる人ってそういう見方をするんだろうな。
なぜかそこから180度方向転換して、
作者自身のキャラクターを優先するようになったみたいだけど。
で、わからないものにもやっぱり二種類あって、
わからなくてつまらないものもあれば、わからなくてもおもしろいものもある。
ミルフィーユのたとえで思ったけど、
インターネットを始めて思い知ったのは、
世の中にはものすごい多種多様な意見があふれていたこと。
ワイドショーのコメンテイター以上に鋭い意見が、
罵詈雑言の中にぽつんと書かれてることもあるし、
ある一点のことなら著名な評論家の方よりもくわしい個人ブログがあったりもする。
マスコミ側の人たちは自分たち以外を、
それこそ「一般国民」みたいに見下しているように思えるときがあるけど、
実際にはひと昔前のように情報の独占ができるわけではないし、
その人たちが考えているほど、差はないような気がする。
エンブレム問題にしても、ほんとにひと昔前だと、
最先端のデザインを専門分野以外の人が目にする機会なんてなかったけど、
いまはインターネットで簡単に見ることができる。
音楽だって、実際にロンドンに何回か行ってライブを見たっていうだけで、
音楽評論家としてやっていけた時代もあるし、
輸入盤だってほんとに限られた人しか聴けなかった。
でも、いまなら世界中の音楽がYoutubeで聴ける。
情報に関してはほんとにわりとフラットになってきていると思う。
その時期になると、グラミー賞グラミー賞って言ったりするけど、
もうアメリカの音楽が最先端とは言えない気もする。
世界中で同時進行でいろんなことが起こっているんだから。
で、いろんな人がいろんな観点で情報を取り入れて、
また情報を発信している。
ほんとに玉石混交なんだけど、たしかにバカにできないものもたくさんある。
そういう世の中で大事になってくるのは、
あふれる情報をどういうふうに切り取って、
自分なりにしっかり解釈して受け止めていけるかってことなんだろう。
「SICKS」でもあったけど、
TVで流れた情報をただ書き起こしただけのネットニュースに、
過激なタイトルをつけてアクセスを稼ぐとかっていうのもあるけど。
まあ、なるべくそういうのには引っかからないようにして。
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