とっても寒い。
寒くて寝られないのはこの冬初めて。
本気の冬が来たって感じ。
「冬よ僕に来い」っていう元気は、
いまはない。
なんだかよくわからなくて気になる人、
っていうのがけっこういて、
本屋さんに行くとやたらと本が出ていたり、
やたらとTVに出ていたりするけれど、
なんだか要領が伝わらない感じ。
内田樹さんもそう。
本屋さんでよくAERAを見るんだけど、
あんまり読むところはないので、
目次とその下のコラムだけちらっと見る。
けっこう前から気になってはいるんだけど、
そのコラムに目を通したりすると、
あまり本を買う気にまではならない。
で、ほんとうは古本屋でもよく見かける、
「日本辺境論」を読みたかったのだけど、
なかったので「内田樹による内田樹」を借りて読んでみた。
グローバル化について書かれてるところとか、
なるほどと思うところもあれば、
戦中世代のことについては、
あれって思うところもあるし、
まったくわからないところも多い。
わからせようともしていないみたいな感じだけど。
なんとなく印象としては、
池上彰さんに近いような。
やわらかい口調でへーって思わせておいて、
ここぞっていう場所で、
自分の独断と偏見をさらっと入れてくる感じ。
きのうもちらっと見たとき、
天皇陛下の退位の話をしてたんだけど、
安倍さんだけが女性天皇に反対って、
さらっと言ってた気がする。
安倍さんがことさらにそれを強調してたっていう報道はないはずだし、
別に安倍さん独自の意見でもない。
女性と女系をごっちゃにするのも問題だし。
難しい問題だけれど、
人権も自由もなくてかわいそう的な論調は、
全く違う次元で、
いろんなものを背負っておられる方々に対して、
ものすごく失礼な気がする。
そういう立場におられるからこそ、
言葉には重みがあるし、
国民からの尊敬も受けるんだろうと思うし。
なんか、こういう番組だけを見て、
で、それをうのみにして、
物事をわかったように錯覚させられてしまうことは、
ものすごく怖いことだし、危ないことだと思うけど、
内田さんの本もなんかそんな感じ。
さらっと読んでへーって受け流すのが一番いいのかも。
唐突に安倍政権批判が出てくるのもよくわからない。
やっぱり直感で嫌いと感じてそれに理屈をつけているのかも。
別に支持者ではないけど安倍さんがえらいなと思うのは、
とりあえず意見の違う人とも対話ができること。
そこはまず敵を作ることから始まる、
小池さんとも橋下さんとも違うところかな、と。
嫌いだから批判するっていうのは、
もっとおろかで言葉通りの「反知性」的な行動だと思う。
養老孟司さんも、
わりと直感で言いたい放題っていう点では、
近いイメージではあるけれど、
根本的に違うのは、
養老さんはたぶん言いたいこと言ってるだけで、
読者や視聴者を啓蒙しようとか洗脳しようとかは、
考えていないところだと思う。
パッカーズとジャイアンツ。
情報を入れないようにしてたのに、
録画してたNFLウイークリーのサムネイルが、
ガッツポーズをしてるロジャース…
もういいけど。
前半残り2分で2TD。
ヘイル・メアリーは何回目だろう。
するっとぬけてきたところにいるコブもすごいし、
時間の余裕を作れるオフェンスラインもすごいけど、
やっぱりロジャースなんだろうな。
でも、やっぱりランニングバックがいないのはしんどそう。
裏番組の伊藤さんの「ロックTV」で、
オーヴァーキルのインタビュー。
D.D.ヴァーニかなあ、
ジャイアンツのキャップかぶってた。
さすが地元。
アニメ版の「鬼平」見た。
キャラクターはうーんて感じだし、
「さらい屋五葉」みたいな、
もっと静かな感じのほうが好きだけど、
若い人を取り込むっていうことなら、
こういうのもありなのかも。
もう俳優さんたちの年齢的にも、
実写で新作は作れないし、
「なぜ時代劇は滅びるのか」にあったように、
若い俳優で作るのも難しそうだし。
なんかいろいろ違和感があるなあと思ったら外注。
でも、よく言われる「作画崩壊」はなかったと思うし、
すごくよくできてると思った。