Tiny Garden

小さな庭でのガーデニングの記録や日常の出来事

やさしいピンク

2006-10-03 | roses

粉粧楼が開き始めました。
このバラはおしろいのような香りが特徴なのですが、今日の香りはちょっと違う。
少しだけスパイシーな感じがしています。
これまで気が付かなかったのですが、季節によって香りが違うのかな。

先月買ったベニジオ・アークトティスです。
オレンジ系の花も秋らしくて素敵だったのですが、寄せ植えにするためのイメージが出来上がっていたので、こちらのピンクにしました。
シルバーの葉っぱもいい感じです。
花びらは明るくなると開いて、暗くなると閉じてしまいます。
この時ははっきりとしないどんよりとした朝だったので、開こうかどうしようか迷っているみたいですね。

その寄せ植えがこちら。
コリウスがかなり伸びて、薄紫の花穂を付けています。
夏の間、このアークトティスのあった所にバコパ・スノーフレークが植わっていたのですが、突然枯れてしまいました。
よく見えていませんが、右側にはブルーサルビアが。
左側には真っ白のニチニチソウが植わっていますが、現在お休み中です。



”ブラックベリーワッフル”なんておしゃれな名前が付けられたこのコリウス。
グレープジュースみたいな色だと思っているけれど、見ようによっては単なる赤紫蘇?


バラとミルクティー

2006-09-30 | roses

休むことなく咲き続けているヘリテージの勢いに押されぎみのフランシーヌ・オースチン。
どうも黒点病に弱くて、枝の下の方の葉っぱはすっかり落ちています。
でもす~っと伸びた枝の先には、頑張ってポンポン咲きのかわいい花を咲かせてくれました。

上のヘリテージに付いている黒いもの。
まだいました。にっくきコガネムシです。
もちろんこの後にはゴミ袋行きです。

アルネの最新号で、大橋歩さんが毎朝飲んでいる紅茶を紹介していました。
それがこの"WILLIAMSON FINE TEAS"。

シルバーの缶に象さんのマークがいつも気になっていた紅茶です。
朝食にミルクティーで飲みたいので、イングリッシュ・ブレックファストを購入。
といっても缶入りはちょっと高いので試しにティーバッグにしてみました。

しっかりとしたコクがあって、牛乳を入れると甘味が広がる美味しい紅茶でした。
大きめのポットにティーバッグをひとつ入れて、2杯分出しちゃっても全然薄くないのも嬉しいところ。
でもこんな飲み方って邪道かな。


夏の終わりのバラ

2006-08-28 | roses

東京は昨日に引き続いて今日もとても過ごしやすい一日でした。
夜になると鈴虫やコオロギの鳴き声が聞こえてきて、夏の終わりを実感。
バラも厳しい暑さから少しだけ開放されて、どことなく伸び伸びと咲いているように見えます。

一番目はパット・オースチンです。
ぱっと目を惹くアプリコットオレンジ色。
ひらひらの花びらがたまらなく好きです。
このバラは、主軸となる枝はかなりしっかりとしているのに、その先の花がつく枝が細くてたよりなげ。
花はいつもうつむいて咲いています。



グラミス・キャッスル。
中央が少しピンクがかって咲いています。
このバラ、今年の夏はチュウレンジバチの幼虫にとても好かれてしまい、何度も枝先の葉っぱが葉脈だけになるあわれな姿に。
でも数年間悩まされていた黒点病はすっかり克服したようで、今年もほとんど被害は出ませんでした。
今年の3月にコンパニオンプランツとしてチャイブを寄せ植えしたのですがその効果も少しはあったのかな。
でもアブラムシは他のバラと同様についていました。
いづれにしても、ずっと無農薬でやってきて、これからのバラ育てに少し自信がつきました。



イングリッシュローズ特集の最後は、何度も登場しているような気がするのですが、ライラックローズ。
でも春のようなライラックを帯びた色はなかなか出ず、ピンクのままで散っていきます。

バラにとって、これからの葉っぱはとても大切だそうです。
今咲いている花を剪定したら、次は枝や葉を充実させるための肥料やりの作業です。


今日のバラ

2006-08-21 | roses

庭のバラの様子がまた少しづつ賑やかになってきました。

アンブリッジローズ。
今が最も色が薄くなっている時期かもしれません。

    
     

相変わらず可愛いコロンとした蕾。


ヘリテージは長く伸びた枝が風にゆらゆらと揺れています。
香りの良さでは1番。
コガネムシからの人気でも1番。


アイスバーグ。
先日のグリーンアイスに続いて、涼しさを連想させる名前。
黒点病でかなり葉を落としましたが、そんな事はものともせずにまた蕾がたくさん付き始めています。


粉粧楼。
白に近いピンクで、開花とほとんど同時に花びらが反り返ってしまいます。
それでもクラシカルなおしろいの香りは保ったままです。







8月のバラ

2006-08-05 | roses

ハムシにやられ放題だったグリーンアイスが、見事に復活。
新芽をどんどん出して、また清々しい花を咲かせ始めました。
グリーンアイが、いっそう爽やかさを引き立てています。
それにしても、「グリーンアイス」。
なんて涼しげな名前なのでしょう!



ライラックローズです。
枝が太めで樹高は控えめ、葉っぱも厚めでみるからに丈夫そうなバラですが、見かけ通りの逞しさ。
2番花以降、咲くのは一度に2つずつくらいですが、まったく休むことなく繰り返し開花し続けています。



アンブリッジローズ。
蓮の花のような横顔で、おいしそうなオレンジシャーベット色になりました。
こういう微妙なニュアンスのある色の花は、照りつける太陽の下ではちょっとかわいそうです。


ライラックローズとヘリテージ

2006-07-16 | roses

一番美しいと思える開きかけの瞬間。

他のバラが春に比べて薄い色になっていたり花が小さくなっている中で、このライラックローズはほとんど春と同じ色でしっかりとした大きさの花が咲いています。



ほぼ開ききった花です。
幸いな事に、ハムシもコガネムシも今の所ライラックローズには気が付いていないようです。
他のバラとは少し環境が違う場所に置いてあるので、そんな事が関係しているのかもしれません。



わが家の庭でコガネムシに一番人気のヘリテージ。
部屋の中から見ても、コガネムシがとまっているのがわかります。
それはそれはうっとりとするような香りなので、それに誘われて集まってくるのかな。

連日の不快な蒸し暑さの中でも健気に繰り返し咲いているバラには、「頑張ってるね!ありがとう!」と声をかけたくなってしまいます。


パット・オースチン

2006-07-12 | roses

ハムシの攻撃にさらされているわが家のバラですが、パット・オースチンは比較的被害が少なく、今朝は2つの花を咲かせていました。



単なるオレンジとは違う微妙なニュアンスのある色が本当に素敵。
何度見ても惚れ惚れと見とれてしまいます。
この暑さで夕方には花びらがしんなりして、はかなく終わってしまいました。
まだ蕾がいくつかあるので、毎日少しずつ、のお楽しみです。


バラ科の受難

2006-07-11 | roses

ジュリアの2番花。
1本の枝の先に4つも蕾が付きました。
ジュリアはハイブリッド・ティーローズなので、バラの教科書では1つだけ残してあとは摘蕾するのがお約束ですが、このまま咲かせてしまいました。
確かに春に比べると小さなかわいい花。
この位まで蕾が膨らむと翌日にはすっかり開ききってしまい、あのロココ調を思わせるヒラヒラの花びらを楽しむ事もないままに散っていくのです。

実はその花びらの中には、幸せそうに花びらを食べている憎きハムシが。
今年はバラにつくハムシがもの凄いのです。
葉っぱはかじられてレース状になり、花も蕾もムシャムシャと食べてしまうので、せっかくの花が無残な状態になり写真に撮る事も出来ません。
バラの他に被害にあっているのはラズベリーと、アルケミラモリスで、両方共バラ科。
他にもグリーンはあるのに何故バラ科ばかり狙うのか、そんなにバラ科がおいしいのか、さっぱりわかりません。
ビニール袋を広げた上で枝を揺らすと袋の中に落ちるので、とりあえずはそうやって捕まえているのですが。
困ったというより、もう半ばあきらめの境地です。


7月のバラ

2006-07-01 | roses

今日から7月。
バラの2番花が咲き始めました。

まずは、アンブリッジローズ。
春の花に比べると中心部分の花びらの数が少なく、お椀のようなきれいなカップ咲きです。

これは昨日の朝に撮ったもの。
その前日に蕾がだいぶ膨らんできたなと思っていたら、ゆっくりと蕾がほどけるのを見る間もなく夜の間にすっかり開いていました。
春とは違い、あっという間の開花です。

こちらはフランシーヌ・オースチン。
長くて元気なシュートが3本出て、後ろのヘリテージに負けない勢いです。


グラミスキャッスルです。
柔らかくて優しい雰囲気の花びらが徐々にほどけていきます。




そしてこちらは、昨日のブログで私のわくわくをお伝えしたばかりの、ジャクリーヌ・デュ・プレ。
なんと朝起きてみたらもう開花していました。
真っ白の花びらと、真ん中の赤い花芯が特徴的。
とても上品で清楚な花です。

ジャクリーヌ・デュ・プレ~Jacqueline Du Pre は、60年代に天才チェロ奏者として脚光を浴び、その後42歳の若さで夭折した伝説の女性だそうです。


バラが届きました

2006-06-30 | roses

村田ばら園に注文していたバラがようやく届きました。

先月の国際薔薇とガーデングショウでとても気に入った一重咲きのジャクリーヌ・デュ・プレと、以前から欲しかったラ・レーヌ・ヴィクトリアです。

ラ・レーヌ・ヴィクトリアには花がひとつついていました。
明るいピンクのコロンとしたカップ型の花です。

ジャクリーヌ・デュ・プレについていた蕾は3つ。
新苗なので本当は咲かせない方が株の充実の為には良いのですが、どうしても花が見たくて一番大きな蕾だけを残して他はピンチしました。



国際薔薇とガーデニングショウで見たこんな花が見られるのかと思うとわくわくします。