アラフィフ乳がん日記

2020年12月乳がん告知。2021年1月乳房温存術。備忘録です。術後病理診断ではルミナルA。ステージ1。グレード1。

手術日決定

2020-12-30 23:31:30 | 乳がん
12月28日

  夫と共に診察室へ。
 先日のCT他、各種検査の結果から。
 私が心配していたのは転移のこと。
 でも、明らかな転移はないとのこと。
 ただ肺に小さな結節があり、今後も経過を診ていきましょう、とのことだった。実は、10日くらい前から、左肩甲骨の下が痛くて、調べると肺がんの症状にもあるらしいから、心配だった。初めて背中の痛みについて言ってみたけど、画像くらいの小ささでは症状は出ないと言っていたので、少し安心した。
他の検査は問題なし。

 私は前回までで詳しく説明してもらっていた話を、夫は初めてなので、昨年のエコーとの比較から、病理診断、術式など、改めて説明してくれた。
 でも、不信感なのか、うなずいたりのリアクションもなく、私よりも後ろの椅子から、乗り出す訳でもなく、ただ黙って聞いていた。感じ悪ぅー。
 術式は、「部分切除でお願いします」と伝えた。
 手術日は、何日か候補を出されて、夫が休みの1月27日(水)にしてもらった。
 「何か質問はありますか?」の問いかけに、夫は「執刀は○○先生(主治医)がしてくださるんですか?」と聞いた。
答えは一瞬の間があり「…A先生か私です。私が(執刀)しない場合でも、同室します」と。
 あ、そうなんだ、てっきり主治医が執刀してくれるもんだと思っていた。
病院のホームページを見ると、A先生の紹介欄は、一般外科で、大腸肛門専門医、消化器外科専門医等々で、乳腺系は全く書かれていない。でも乳腺外科の外来も担当しているので、そういう先生に経験を積ませるということなのだろうか。
 主治医に執刀してほしかったけど、
患者に執刀医を選ぶ権利はないのかもしれないな。

 次は1月14日
 麻酔科での診察。

 ブロガーさんの投稿を見ると、術後は傷が痛いので、ワイヤーなしで、前開きのブラジャーがいいらしい。医療用のは高いので、おすすめは西松屋の授乳ブラらしい!それを買おう!
あと、インナーも服もかぶるタイプじゃなくて、前開きがいいらしい。服はかぶりしか持ってないから、それも買わなくちゃなー。

 職場の上司には、報告した。
 「えっ…、マジか…」(←ちゃんとした良い上司です(笑))
 「仕事のことは心配しなくていいから、お大事にして下さい」と言ってくださった。
 仕事が好きだから、早く働けるようになりたいな。

 やっと、日付と内容が追い付きましたー!
 最後まで読んでくださり、ありがとうございます!いいね!とても嬉しいです!

 今年も明日で終わり。
みなさん、よいお年をお迎え下さい。


家族

2020-12-30 20:50:01 | 乳がん
(今回はオール愚痴です。すみません。)

私は、がんの疑いがでてから、
切るなら全切除、再建はしない、
と思ってました。もともと胸は小さいし、温泉とかに行くこともほとんどない。温存すると残ったところから再発の可能性もあり、放射線を当てなきゃいけない。通院が大変。

告知されたことを、
夫に報告。
「まぁ、仕方ないわな。」
全切除しようと思ってるというと
「全部切らなくてもいいんだから、部分切除でいいんじゃないの?」
そう言われて、そうかもな思い始めた。
告知当日の会話はそれで終わった。

 話はずれるけど、夫一家は信仰している宗教がある。家としては、仏教の中の一宗派なんだけど、それとは別に。
しかも、同居し始めて、私も勝手に会員になっていた…。
全く怪しいものではないし、その長の方が、特別なお力があって、お参りの際、清めてもらったりする。(←ちゃんとした言い回しはあるけど、特定される?とアレなので、わざと違う言葉で説明しています。)
困り事に助言をもらったり、大きな決断で迷うときに助言をもらったり、そういうことがなくても、健やかに過ごせますように、ということなんだけど、
夫が義両親に乳がんのことを話して、それで義両親がその長のところにお参りにいっていた。その時「(手術しなくても)大丈夫」と言ったといって、夫からの説得が始まった。

 私はセカンド・オピニオンも考えないこともなかったけど、主治医のことを信頼できるし、主治医の説明に納得できていたから、このままでいいと思っていた。でも夫はセカンド・オピニオンとしてではなく、普通の検診として別の病院へ行けという。またエコー、マンモして、異常あり→細胞診、組織診、それをもう1回やれという。組織取ってるから、皮膚に傷もあるし、組織取られてること医師が診たら分かると思う。
乳がんは、ガイドラインがあって、それにのっとって標準治療をするのが普通、と言っても、そうじゃない医者を捜せ、と。
「切らないと治らないと思っとるん?」
「……(当たり前やん)」心の声。
「がんだって、食べ物で治るんちゃう?」
「……(本当にそれで治ったら、病院だって採用するし、誰もがんで苦しまんわ)」

もしここで私が言い返すと、
「だからお前はダメなんだ」
「そういう考えだから、がんになるんだ」
そう言われることは容易に予想できるので、何も言わない。

義姉が、昔、何かできたけど、(がんではないだろう、だから筋腫か何か?)
しばらくしたら消えた、という話も持ち出してくる。
いや、これが良性の筋腫か何かで、すぐに切らなくても命には別状はないけど、手術しましょう、ってことだったらセカンド・オピニオン受けたり、少し様子見しようかな、ということはありえるかもしれない。でも、私はがんだ。転移の可能性だってある。早期のうちに、腫瘍が小さいうちに切るのは悪いことじゃないと思う。夫一家は、術後の、ホルモン療法や放射線を当てることにも反対、抗がん剤(←やるかは分からないけど)にも反対。

例えば、夫達が何か病気になって、
手術はしません、抗がん剤はしません、っていうんだったら、どうぞどうぞご自由に。
でも、私の身体、私の命。
私は治療するよ。

そして、私が掛かっている総合病院についても「病院が大きくなるってことは儲かってるってことなんだ!儲けるために、切る必要のないのに手術する医者だっているんだ!」とか言い出す。
説明しよう!
夫一家は、世の中は悪い奴ばかりで、他人は泥棒だと思え、という価値観なのだ。いつも近所の人や知人の悪口、世の中の悪口ばかり言っている。でも、外面はいいんだよね。外で、誰かとあって話して、家に帰ってきて、ものすごい勢いで悪口言ってるよ。それが信仰している人の言動なのか、いつも疑問に思っている。そして、ボランティアとか人のために労力をさくことが大嫌い!献血もね。なんで血をタダでやらないといけないんだ!という考え。子どもが学校で集団献血してきたら、義母は言ったよ。「もったいない」。はぁ?
だから、夫達が、手術で輸血とか必要になっても、受けなくていいってことですよね!義姉が役員引き受ければ「人がよくて、人望があるから。」私が引き受ければ「でしゃばり。そんな人のためにやる暇があったら、自分の家のことやればいいんだ」と。(役員の話は関係ないけど、思い出したので。)

他にも色々言われたけど、
嫌な言い回しとか、うまく文章にできない…。
夜中まで、夫の話は続いて、
結局「自分がいいなら、いいけど?」
と不満気に言い残して、
やっと私は解放された。

ちなみに、
「がん 食事 消えた」とかでググると、
そういう本、でてくるんだよね。
仰天ニュースにでてくるような奇跡が
100%ないとも思っていない。
人間の想像を超えた何かが起こることはあるとは、思う。でもそれを期待して治療しないのは、違うと思うのだ。




 

告知

2020-12-30 18:52:04 | 乳がん
12月24日

 診察室に入ると
 「家族の方とかは?」と言われたけど
 「一人です。」
 だって、何も言われてなかったよ。

 そして、先日の組織診の病理診断の結果の紙を見せてくれました。

 ホルモン受容体 陽性
 HER2たんぱく 陰性
 KI-67(増殖速度) 12%
 腫瘍は約15ミリ。

 部分切除可能。
 抗がん剤は必要ないかもしれない。

 スマホで調べまくってたので、
 先生は言わなかったけど、いわゆるルミナルAタイプだな、と思いました。

 部分切除も可能だし、
全切除、全切除+再建、という選択肢もあります、、と。

心の準備はできていたので、
冷静に聞くことができた。
涙も出ないし、悲しい、とかは感じなかった。
治すために治療をしよう。

この後、術前検査もいろいろやりました。
CT、肺活量、心電図、下肢の血栓の検査。

CTで造影剤を入れたとき、
カァーっていうのきましたよ!
お股もジワーってくるやつ(笑)
でも事前に知っていたので、おおーという感じ。ブロガーさん達ありがとう。
でもCT撮られてるとき、ムカムカ…。
ん?吐きそうな感じ…、まだ終わらないのかな…、となんとか我慢している間に終了。
看護士さんが「大丈夫ですか?気持ち悪くないですか?」
私「気持ち悪いです」
看護士「吐きそうですか
私「吐きたい感じ…です」
急にバタバタしだす周囲。
医師(?)が喉に聴診器を当てている横で、看護士さんが血圧を測って「58の65です。」(←数値はあいまい。でも低い!)
医師「治療が必要な状態ではないですが、10分くらい休んでから帰ってくださいね」と横の小部屋で座ること10分。
吐き気はすぐおさまっていったけど、家に帰ってからも、なんかフラフラする感じは残ってました。


次回は12月28日。
 温存か全切除(+再建)か伝えて
 手術日を決める。
 家族同伴で。

 

経緯②

2020-12-30 15:32:59 | 乳がん
12月14日

 まず、乳腺MRIをとりました。
 他の方のブログで、造影剤をいれると、カァーっと体が熱くなるとのことでしたが、ん?よく分からなかったです。乳腺中心だから?

 その後、診察でしたが、
 乳腺MRIの画像を見ても、腫瘍の広がりが分かりにくい、と言われました。

 そして、組織診。
 診察のベッドに横になり、麻酔。
 切開して、そこに太い針のようなものをさし、エコーを見ながら、丁寧に場所を探します。そして、バシッ!大きな音とともに、組織を何回か取っていました。

 結果は 12月24日。

 その日まで、相変わらずスマホでググりまくる日々。
 12月21日、病院から着信が!
「!これは、きっとがん確定で、次の診察は家族同伴で来てくださいってことだな!」と、かけ直すと
「先日取らせてもらった組織で、追加で検査をしましたので、その料金5,970円を次回の診察の時に請求させて頂きます。」というものだった。
 「?どういうこと?」
またまたググると、
 【特殊免疫染色】とワードが。
ますます、きっとがんなんだ…
と確信しました。

 夫には、その都度経緯を報告してしました。
 夫は、「そんなん食べ物で治るんじゃないの?」
  はいはい、
 そういうと思ってました。

※2021年1月1日追記

この時の組織診の傷の痛みがなかなか無くならなかった!
私はマニュアル(MT)の車に乗っているので、組織診をした帰りもギアチェンジするのが痛い!子どもの送り迎えで何往復もするし、田舎なので車なしでは生活できない💦10日くらいしても、表面じゃなく、中がズキズキ…。これってホントに治るのかなぁと心配していました。
やっとおさまってきたというのが2週間くらい経ってから。実は元日現在、少し力を入れるとまだ痛い。日にち薬なのは分かっていますが、こんなちょっと組織取っただけで、こんなに時間かかるのに、実際に部分切除したら、どんだけーー?!退院後は仕事は休みをもらってますが、買い物や子どもの送り迎えはしなくちゃいけない。大丈夫かなぁ…。