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lightwoブログ

競馬のスポーツとしての魅力や、感動的な人と馬とのドラマを熱く語ります。

怪我

2005-04-28 02:21:00 | 心に残る名馬たち
競走馬には怪我がつきものである。
その中でも、特に厄介なのはやはり屈腱炎だろう。
この単語を新聞やホームページで見かけると嫌な気持ちになる。
スターホースが現れると、その馬の将来に期待する。
しかし、この嫌な単語により、すべて壊されてしまう。
そして、能力のある馬ほど、この病にかかりやすいことを思い知らされる。
だがら、スター候補が現れると、ただ無事にいってくれることを祈るのだ。

運悪く、この怪我を発症したスターホースは、そのまま引退してほしいと思っている。
なぜなら、もう怪我の前の走りはできなくなるからだ。
好きな馬の走る姿は観たいけど、無様な走りは観たくない。
そう思うからだ。

でも、今年の中京記念ではその病を克服した馬たちが1着2着となった。
その走りは、全盛期のころと遜色ないもの。
そんな姿は、人の心を熱くさせる。
まだまだ、走る姿を観ていたくなる。

その後の、大阪杯ではその馬たちの明暗が分かれた。
片方は怪我を克服しての復活。
もう一方は、怪我を再発して引退。

そして、復活した馬は今週末、再び盾に挑む。


サラブレッドの競争生命は儚く短い。
だから、レースではその凝縮された命の分、感動が生まれるのだと思う。