みじんこのつの

雪の降る町に生まれ、
雷の多い町で育ち、
花の名前の町に住み、
山の上の小さな病院の、
小さな存在の日記です。

世間からの距離

2006-06-14 12:23:41 | Weblog
ワールドカップのある日は、救命の外来に人があんまり来ないそうです。
昨日は当直だったのですが、
救急車は一台しか来なかったので楽でした
病棟のほうへはたぶん10回くらい起こされましたが、
昨日は楽だったと思えるようになった分だけ、私は強くなりました

研修医三人で話していたのですが、
当直をすると昨日と今日の境目がわからなくなります。
二日間が一日になってしまう感じ。
月曜日普通とおりに働いて、そのままあんまりちゃんと寝られずに朝になって、火曜日もいつもとおりのお仕事をする、
と、なんだか日付の区切りがわからなくなるのです。
今日、何日?って感じになります。
○○さんの頭部CTは今日、と思ったら昨日だったり、
○○さんが急変したのは昨日、と思ったら一昨日だったり。
そして、私のお休みは水曜日だったりするので、
もう曜日の感覚も狂いました。

そして、ワールドカップとかどこかで地震だとか、
そういうニュースは患者さんが教えてくれたりします。

一緒にお勤めしてる人たちや患者さんとは毎日会ってるけど、
恋人さんとは救命に来てから会ってないです


故郷は遠くにありて思ふもの


世間からは遠ざかっているけれど、
ICU、HCUという小さな村の中で、
優しい先生方や看護師さん、スタッフの皆様、
毎日頑張っている患者さん方、
兄弟みたいなクレオちゃんとユウちゃん、
彼らとの距離が近づくことが嬉しい

今日は本屋へ行ったり買い物したり普段出来ないことをして、
明日からまた頑張る

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2 コメント

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Unknown ()
2006-06-14 16:36:28
会いたいよう
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風ちゃ~ん (砂糖味)
2006-06-14 22:56:26
風ちゃ~ん、お元気ですか?

私も会いたいよ~
返信する

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