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明治大学司書講習2024 試験対応(傾向と対策)テスト問題・講義概要

明治大学司書講習2024の記録です。ご関心おありの方の参考になれば。

[明治大学司書講習2024] 0729 図書館 サービス 論

2024-07-31 00:00:00 | 日記

◽️図書館 サービス 論(青 野 正 太 駿河台大学助教)2024/07/29-2024/07/31

 

[概要]

PPT資料を投影しながら解説していくスタイルで授業はすすみました。PPT資料は事前に紙印刷して配布。その資料はテストに持ち込むことが可能でした。

何度か課題が出されて当該講義テーマに関する自身の意見などを30分程度で記載して提出しました。単位取得の評価に関わるとのことでしたので少なくとも提出は必要と思います。

 

[中間テスト(10コマ目の時間を使って)]

キーワード(閉架式、著作権法第三十一条、対面朗読、ビジネス支援、間接サービス、相互貸借)に対して、用語説明とその意義(図書館サービスにおける)等の解説。スペース的にいって50字から100字程度で。6問。50分。

 

[最終テスト]

問題①

キーワードに対して、用語説明とその意義(図書館サービスにおける)等の解説。スペース的にいって50字から100字程度で。6問。「図書館ボランティア」「広域貸出」等。

 

問題②

利用者問合せへの回答内容作成。スペース的にいって50字から100字程度で。5問。

・A図書館は人文系、B図書館は自然科学系の資料がそれぞれで多数所蔵されているのはなぜか。(分担収集というキーワードを使って)

・なぜ資料の全分をコピーすることができないのか(著作権というキーワードを使って)

 

[備考]

PPT資料、手書きノートの持込可。

評価の割合として、中間テスト30%、最終テスト70%。


[明治大学司書講習2024] 0725 図書館 制度・経営 論

2024-07-28 00:00:00 | 日記

◽️図書館 制度・経営 論(青 柳 英 治 教授)2024/07/25-2024/07/27

 

[概要]

PPT資料を投影しながら解説していくスタイルで授業はすすみました。同内容のWord資料が紙配布されます資料中に多数空欄があり、スクリーン資料を見ながら書き写していく形式でした。

その他DVD鑑賞グループワーク、DVD鑑賞感想レポート提出もありました。

 

[テスト]

問題①

文章中の語句穴埋め15問程度(レジュメ資料の文章そのまま)

 

問題②

文章中から誤り箇所を抽出して訂正(7箇所)

 

問題③

記述式1問(非営利組織の特徴を述べよ)

 

[備考]

持込可(配布資料と手書きノートのみ)

講義中に配布資料への穴埋め記述を逃していると、テストに対応できなくなってしまいます。書き漏らしがあった場合は必ず周囲の方に聞いて埋めておくのが良いと思います。

レジュメ記述に難解(内容が難しいのか、それとも、レジュメのまとまりがよくないのか、わかりませんが)な箇所があったように感じます。結果振り返ってですが、よくわからないところは多少聞き飛ばしてもよいかと思いました。

穴埋め部分がかなりあり、それを記入している最中に教授解説が行われましたので慌ただしくもありました。ざっと記入してしまって解説に耳を向けた方が良いと感じました。


[明治大学司書講習2024] 0722 生涯 学習 概論

2024-07-25 00:00:00 | 日記

◽️生涯 学習 概論(小 林 繁 教授)2024/07/22-2024/07/24

 

[概要]

テキスト(初日ガイダンスの際に購入)を順次解説する形式で講義が行われました。教授執筆の第一章が中心でした。

 

[テスト]

問題①

文章中の語句穴埋め11

 

問題②

記述式1問(社会教育行政の役割及び課題、社会教育施設とは)

 

[備考]

持込不可(ですが極端に難しい問題ではなかったと思います、講義中に居眠りなどしてしまうと厳しいかもしれません)

なお、小林教授はご退任が近いようですので、その場合は講義内容等は変更になると思います。


[明治大学司書講習2024] 0718 図書館 情報学 概論

2024-07-21 00:00:00 | 日記

◽️図書館 情報学 概論(齋 藤 泰 則 教授)2024/07/18-2024/04/20

 

[概要]

PPT資料を投影しながら解説していくスタイルで授業はすすみました。

PPT資料は事前に紙印刷して配布。その資料はテストに持ち込むことが可能でした。

PPT資料とは別に小テスト冊子(「○○の目的は何か」[○○XXの違いを説明せよ」等々、セクションごとにまとめ振り返りを行うような内容)が資料として配布されました。これは提出を求められることはなく各個人復習用とのこと。その内容がそのまま最終テストに出題されるわけではありませんでしたが、復習のための良いコンテンツかと思います。講義時間に余裕があるときには小テスト解答の時間を設けていただくケースもありました。

 

[テスト]

問題①

正誤問題20問(4つの記述から正しいもの2つ、もしくは誤っているものを2つ選択)

 

問題②

記述式1問(生涯学習社会における図書館の役割)

 

[備考]

持込可(配布資料と手書きノートのみ)


[明治大学司書講習2024] はじめに 参考情報

2024-07-01 00:00:00 | 日記

現代図書館に関するイベント(法令制定や各種宣言など)について、複数講義の中で何度も言及がありました。講義内容によって各イベントに対する言及の濃淡はありますが、基本的なイベントとその特徴、社会的背景などを押さえておくと全体的な理解が促進できるかと思います。

下記などご参考になれば。

1931

図書館学の5法則(ランガナタン)

利用者志向

1939

図書館の権利宣言(アメリカ図書館協会)

知る自由

1945

第二次世界大戦終結

日本国内の図書館および図書の多くが焼失

1949

UNESCO公共図書館宣言

民主主義を支える普遍的な教育を人々が生涯にわたって学習できる機関

1950

図書館法

 

1953

読書の自由(アメリカ図書館協会)

レッドパージを背景として

1954

図書館の自由に関する宣言(日本図書館協会)

収集・提供の自由、利用者秘密厳守、検閲反対

1963

中小レポート

貸出重視、中小図書館

1970

市民の図書館

個人貸出、児童サービス、全域サービス

1972

UNESCO公共図書館宣言

「すべての人に本を」「気晴らしや楽しみのための図書」「障害をもつ読者」

1989

公立図書館の任務と目標(日本図書館協会)

 

1994

IFLA/UNESCO公共図書館宣言

図書+情報、文盲解消

1990s

-

高校生不読率問題が取り沙汰される

2000

望ましい基準(文部科学大臣)

 

2001

子ども読書活動推進法超党派議員立法)

 

2003

指定管理者制度

 

2005

文字活字文化振興法(超党派議員立法)

 

2006

これからの図書館像(文部科学省)

レファレンスサービス拡充

2008

図書館法改正

図書館評価

2012

望ましい基準(文部科学大臣)

評価、ボランティア、Web

2014

改正 学校図書館法

学校司書

2019

読書バリアフリー法(超党派議員立法)

 

2022

IFLA/UNESCO公共図書館宣言

1994版踏襲、「持続可能な開発」と「知識社会における図書館」、社会的包摂の重要性