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明治大学司書講習2024 試験対応(傾向と対策)テスト問題・講義概要

明治大学司書講習2024の記録です。ご関心おありの方の参考になれば。

[明治大学司書講習2024] はじめに 参考情報

2024-07-01 00:00:00 | 日記

現代図書館に関するイベント(法令制定や各種宣言など)について、複数講義の中で何度も言及がありました。講義内容によって各イベントに対する言及の濃淡はありますが、基本的なイベントとその特徴、社会的背景などを押さえておくと全体的な理解が促進できるかと思います。

下記などご参考になれば。

1931

図書館学の5法則(ランガナタン)

利用者志向

1939

図書館の権利宣言(アメリカ図書館協会)

知る自由

1945

第二次世界大戦終結

日本国内の図書館および図書の多くが焼失

1949

UNESCO公共図書館宣言

民主主義を支える普遍的な教育を人々が生涯にわたって学習できる機関

1950

図書館法

 

1953

読書の自由(アメリカ図書館協会)

レッドパージを背景として

1954

図書館の自由に関する宣言(日本図書館協会)

収集・提供の自由、利用者秘密厳守、検閲反対

1963

中小レポート

貸出重視、中小図書館

1970

市民の図書館

個人貸出、児童サービス、全域サービス

1972

UNESCO公共図書館宣言

「すべての人に本を」「気晴らしや楽しみのための図書」「障害をもつ読者」

1989

公立図書館の任務と目標(日本図書館協会)

 

1994

IFLA/UNESCO公共図書館宣言

図書+情報、文盲解消

1990s

-

高校生不読率問題が取り沙汰される

2000

望ましい基準(文部科学大臣)

 

2001

子ども読書活動推進法超党派議員立法)

 

2003

指定管理者制度

 

2005

文字活字文化振興法(超党派議員立法)

 

2006

これからの図書館像(文部科学省)

レファレンスサービス拡充

2008

図書館法改正

図書館評価

2012

望ましい基準(文部科学大臣)

評価、ボランティア、Web

2014

改正 学校図書館法

学校司書

2019

読書バリアフリー法(超党派議員立法)

 

2022

IFLA/UNESCO公共図書館宣言

1994版踏襲、「持続可能な開発」と「知識社会における図書館」、社会的包摂の重要性