S.

たいせつなことを忘れないために。

so-dana

2009-08-31 17:46:48 | singer songwriter
深夜のCDショップで
香川氏演じる「千葉」と
鈴木氏演じる「同僚」が

人間は計算間違いを繰り返す・・・

「そうだな。by「千葉」」
「そうさ!by「同僚」」

そんなはなしをしているシーン

わたし
「千葉」が“臆病でばかな”人間を
いとおしいって思う瞬間じゃないかって感じてます。


だから

そのときの
「死神」の眼をみて


その後の
音楽を聴くと


晃教さんの
「I NEVER SAY AFTER ALL」を
アムラックスホールで聴いたときみたいに
体中の液体が凍りついたまま激しくめぐるような
そんな感覚になるんです。


キャロットタワーの駐車場から
エレベーターで会場へ向かう途中に
シアタートラムの楽屋口だったかな、ちいさな入り口が見えました。

その入り口を
毎日晃教さんが通ったかどうかはわからないけど
「阿久津」に欠かせない要素だった
晃教さんの
大好きな気の強そうな横顔と

後姿。

かたい
ちいさい
暗い場所で

ダイヤモンドがダイヤモンドを研磨するように
抗えない大きな流れの中を
晃教さんが歩いていくのが
見えたようでした。

それは
「転がる石」?

今の晃教さんはまだ
キリマンジャロに登る豹。


晃教さんにとって
この舞台は
特別なものに違いないけれど

わたしにとっても
この舞台は
この夏は
本当に
特別だった。


昨日で
わたしの夏はおわり。

今日選んだのは、小さな机のある場所です。

仕事をしてると
どうしても休めない日っていうのがあるものです。

まだ
いつでも休めるって立場にもなるべきではないし
なりたくない。



舞台を想い出すと・・・
今回は音楽もどれも特別に素晴しかった。


計算間違いを繰り返す「人間」を見る
「千葉」の眼力に死にそうになった
CDショップから暗転するときの
あの音楽が最高だけど


ローリングストーンズが
あんなにかっこいいって知らなかったな

「藤田」が「阿久津」を救いにくる時
ストーンズの曲のしびれるったらないわ


「転がる石」か。。。
下り坂を転がるイメージじゃないっていうのはわかってるけど
今はまだ
ただ
転がるもんかって思う秋です


空が赤い。

明日はまた
暑いみたい。




コメント
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