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庭で育てた草花と描く情景画
les couleur
高折みゆき

ときには不安と向き合う勇気を

2021年05月11日 09時41分25秒 | 心がざわざわしてしまった時に


今朝はくもり空
あつい雲にあおい空が
覆われ
昨日まで
たくさんの陽の光を感じていたのに
ふとその光がなくなってしまったような
気持ちになります

それでも、雲のむこうがわには
きのうまでの陽の光が
いえ、それよりもずっとずっと
つよくてあかるい
陽の光が存在しているのですが・・・

コロナ渦によって
ながい時間にわたって
いろいろな我慢を重ねて
心の底からリラックスを感じられることもままならないなかで
ふと、気がつかないうちに、
いいようのない不安に見舞われたりされる方もいらっしゃるのではないかなぁと思います

そんなときは、不安から目をそむけて
音楽を聴いてみる
散歩にでかける
読書をする
友達と会ってみる
誰かに電話してみる・・・
などなど、
別のことで気を紛らせようと
あれこれ試してみたことがあられる方も多いのではないかなぁと思いますが

こうして、一瞬気をまぎらわせて
あー、落ち着いたと思ったのもつかの間
なぜだか、はっと、すぐ横に不安を感じてしまう

不安が追いかけてくる・・・
そんな経験はないでしょうか

そうしたときは、見たくない、感じたくないと目をそむけるよりも、
”あー、私は不安なんだ”
”今ものすごく不安を感じているんだ”
”不安だよね”
”なにがそんなに不安なの”etc.

不安を感じてしまっている自分をセルフハグしてあげる気持ちで、
しっかりと受けとめてあげることが大切かもしれません

不安を感じたら、
”そんなことで不安に感じるなんて、自分はおかしい”
”不安ばかり感じて、だから自分はダメなんだ”etc.
そんな風に、
自分をさらにつけ放してしまうようなことは
決して決してしないでください。

不思議なもので、人間のもっている感情は、
一度しっかりと受けとめることで
なぜだか落ち着くものです

怒り、悲しみ、恐れ・・・
できれば見たくない様々な感情・・・
見たくない触れたくない・・・
なぜか逃げれば逃げるほど、大きく育まれて
いつしかモンスターのようになって、襲いかかってくることも・・・

時間があれば、不安をはじめ、さまざまな感情をを認めて、
受けとめてあげる。
しっかりと、その存在を手にとるような感覚で・・・
そして、時には
それを紙に書いてみる
そうすることで、漠然と目に見えない不安だったり、さまざまな感情が
目視化することで、対処できるような気持になります。
実際対処できることも多かったりするのです。

それでも、相手があることであったり、自分自身ではどうしようもないことで、
不安を感じることもあられると思いますが、
そういう時には、逆に自分の領域では、もうどうしようもできないと
一旦潔く受けとめて
すべて、自然のながれに委ねてみる・・・
いろいろ努力した後なら、思い切って、天に委ねてしまう
そんな潔さもときには必要だったりするかもしれないですね

そして深呼吸もたいせつです
しっかりとうけとめる際に、まず大切なことは
呼吸を整えて、深い深い呼吸を感じてみる
それから、自分のなかで、押し寄せてくる感情とはじめて向き合える気がします

そうして、一旦気持ちをしっかりと受けとめると、
自然にいまここにある幸せだったり、
満たされていることに
気持ちが向いていけるのではないかなと思います

不安や、様々なネガティブな感情につつまれるとき、
気持ちのベクトルが
いま無いものに向かっています

”わたしにはこれがない”
”わたしはこのままだったらどうしよう”etc

そんななかで、じつは自分がたくさんのものに満たされていることに
あらためて感じられるとき、一歩、心の解放が進んだともいえるかもしれません

ちいさなことでも、いいのです
どんなにちいさなことでも、いまこれがあってよかったと思えることだったり、
ものだったり、
すでにたくさんのもの・こと・ひとにつつまれていることを感じることで、
気持ちが自然と落ち着いて、不思議と、いま満たされているたくさんのこと・もの・ひとに
ありがとうの気持ちが芽生えてくると思います。

そうすると、心のベクトルが方向転換して、
自然に気持ちも、よいながれへと変化していきます

今日もありがとうの気持ちを大切に
笑顔に満ちた素敵な日になりますように!
そして健やかな日であることに感謝できる日でありますように









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