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高折みゆき

あたらしい扉を開く鍵 (決断するのが苦手な方へ)

2021年09月14日 11時06分19秒 | 心がざわざわしてしまった時に


皆さんは、なにか決断をしたりする際に、どんな風に決められたりされていらっしゃいますか。

以前のわたしは、なにかと決断するということが、どちらかというと苦手で、
それは、おおきなことだけでなく、
ちいさなことであっても、
わたしにとって、相当なエネルギーを要することが多かったです。

おおきな決断であれば、
誰だって迷ったり、不安になったり、
考えたりするのは多かれ少なかれあたり前だと思うのですが、
以前のわたしの場合は、ちいさなことだと、お買い物であったり、
旅先のホテル選びだったり、レストランだったり、交通ルートだったり、
そんなことと思われることでも、かなり悩む方で、
旅に行くまでに、へとへとになってしまうことさえありました。

実際行ってみてからの方が、覚悟ができるせいなのか、
ハプニングも楽しめて、急な変更なんかも、これはこれでよかった!って思えるのですが、
むしろ、問題を想定して、実際にことが起きる前だったり、
旅に行く前の段階で、詮索したり、模索したりするほうが、疲れてしまうんですよね・・・

いま振り返ると、決断にはなにかしらの覚悟が必要で、
その覚悟をする勇気がなかったのかなってわかるのですが、
当時のわたしは、そのことすら気がつかないで、決断が求められるたびに、
苦行のように感じることさえありました。
最終的には、身近な人に、決めてって、投げることもあって、反省しています。

そんな私が、昨年から今年にかけて、決断ラッシュといいますか・・・これまで、
後回しにしてきた問題が、次々と起こりはじめて、
決断につぐ決断が求められる状況に置かれることになってしまい、
その都度、揺らいでは、考え、揺らいでは、考え、
そして最後は考え疲れて、自分の感覚を感じて、ある種の覚悟を決めて、
決断することばかりに見舞われました。

その甲斐があってなのか、自分自身のことが少しずつわかってきたように感じます。
決断するには、自分と向き合うことを抜いては、できませんから、
自然と、自分自身を向き合わされることになるので、その訓練をさせられたような日々でした。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、どちらかというと、
スピリチュアルなことは、感じやすい方ですが、
以前のわたしは、相性にもよりますが、人のことは過去未来現在と、
なんなら過去生や課題まで、お人によっては手をとるように良くわかるときもあるのですが、
自分のことになると、全くわからないという傾向が強かったのです。
ただ、今になると、そのことも、これまでの私が、
自分にフォーカスしてきていなかった人生だったからだと、少しずつわかってきました。

それで、このままではきっといけなかったのでしょう・・・・
これまでのツケが回ってきたのか、
それとも、今のあなたなら大丈夫だからだったからなのか、
昨年から今年にかけての決断ラッシュのお陰で、
自分自身と向き合う時間が自ずと増えて、気がつくと、
以前に比べると、決断することが、ずっと自然にできるようになってきたような気がします。

そして、前置きがすごぉく長くなりましたが、(実は上記は前置き!)
今朝
ここ数日迷っていたことに、ひとつの決断をしました。

内容は、具体的には記しませんが、作品作りにかんすることです。

ここ数日としましたが、そのものに関しては、ここ数日・・・
ただ、それに関する全般になると、実際は、ここ数年ずっと考えてきたことなのですが、
あたためていたのですが、なかなか現実にすることができないで、くすぶっているような状態だった気持ちがします。

きっと、人からしたら、とてもちいさな決断です。

ただ、このことは、わたしにとって、決断するにあたっては、数年かかるほど、時間を要したのだと思います。

そして、その数年のなかで、さまざまな経験をして、
さまざまな出会いをして、ときには、辛い思いも経験しながら、そのなかで、やっと決めることができました。

振り返ると、いろいろな経験や出会いがあったからこそ、今の自分があって、その決断ができたのだと思うと、辛い経験も含めて、すべての出来事、人に感謝の気持ちがあつく込み上げてきます。
ありがとうの気持ちしか浮かんでこない・・・
たくさんの出来事を通して、たくさんの出会いを通して、今の自分が形成されて、その今の自分だからこその覚悟ができて、やっと決断できることもあるのだと、あらためて、感じています。

これまでと違った決断をするときに、勇気がいるかと思いますが、
その勇気を与えてくれるのも、経験かもしれません。 

そして、自分自身の受容、そして自分自身への信頼も大切になってきますが、
それにも、やはり、なにかしらの経験に後押ししてもらえるように思います。

勇気がいることだけれども、今の自分なら、それを許可してもいい。 
不安だけれども、こわいけれども、やってみたい、そんな気持ちを大切に、そして、その決断をしたことで、
これから先、起こるかもしれない、試練や課題にも、学びとして、しっかりと受けとめていく覚悟・・・
そして、その経験もいつか笑い話にできるように、頑張ろうと思える勇気・・・
それらのことが揃ってはじめて、なにかしらの決断ができるのかもしれないと感じています。

そして、決断には、覚悟も勇気も必要だけれども、その決断をしようと思える、自分自身にそのことを許してもいいと思えるには、そこに至るまでの出来事、出会いという経験や努力もきっと必要で、許可を下ろすことができるところまでに、歩んでこられたことに、歩ませてもらえたことに、感謝の気持ちさえ失わなければ、きっとよい方向に進んでくれるものと、思います。

あたらしい決断は、ときに、未来という、あたらしい・・・
おおきな扉を開いてくれるたいせつな大切な鍵になるのではないかと、信じています。

最初は、戸惑うかもしれないけれども、それを決断した自分自身をしっかりと受けとめて、その自分を信頼して、その決断に伴う行動をしていくことで、あたらしい、そして素晴らしい経験を運んでくれるものになるとのではと信じています。

と、とても長くなりましたが、お読みくださったなら、ありがとうございます!
だからといって、今晩のメニューにすら、迷う自分がいたりするので、まだまだ道のりは険しいかなと思ったりもしています・・・💦


きょうも素敵な日になりますように!
あたらしい扉を開く
たいせつな鍵である
決断をできることに
歓びと感謝を忘れない日でありますように!



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