2019年にハーフマラソンで出走した岩手県西和賀町のマラソン大会・錦秋湖マラソン。その後コロナ禍で開催が見送り。一昨年・昨年は県外からのエントリーは出来ずだったので、5年ぶりにエントリーすることが出来ます。
私にハーフマラソンを始めるキッカケを与えた叔父も出走するとのことで、一緒に出ちゃおと言ったノリで出走しました。
叔父は今回10km…70歳になっても10km走るんだから、スゴイことだ。
私は初の30kmチャレンジ。妻はハーフマラソン。と3人とも違う距離にエントリー。
コースは3人とも同じ、10kmは5km行って戻ってくる・ハーフは10.5km行って戻ってくる・30kmは15km行って戻ってくる。
つまり30kmは2つの折り返し地点を横目にして通過するのです。2つ目あたりで心も身体も折れそうだ。
前回出走した5年前は34℃超え…5月の西和賀町では滅多にない暑さで、熱中症がたくさん出たらしい。運営側にとってもトラウマにもなるぐらい厳しい大会だったのだと思います。
ところが、今年の大会当日は20℃を下回り、空は快晴。絶好のコンディションです。
一方私は、前日サービスエリアで食べたラーメンの影響なのか、前日夜からお腹を下したようで、飲んだものもお尻から出る状態。
鼠径ヘルニア症状も軽く出てきて、下腹部の痛みが軽くある…困ったコンディション。
スタート前から胸突き八丁の様相です。身体を逆さまにして、ポコッと飛び出てるところを一生懸命引っ込めていました。
あれよあれよとスタート時間になって、慌ててスタート。まずは調整してきた通り、心拍を150以下になるようなペースを探しながら走っていきました。
おそらく5年前の教訓から、給水所の数が増えたのですが、お尻のポケットに入れた500mlのドリンクを上手く使いながら走ることとしていました。
お腹を下してるので、飲めばトイレに行きたくなる状態。でも汗はかくので、水分補給を少しずつ行っていました。
ペースは5分/km強ぐらいで心拍150あたりに留まっています。
「ペースと心拍の関係は練習通りなので、大丈夫なはずだ。」と言い聞かせる反面、なんだか身体の調子がおかしいようです。
汗の量が多くて、暑いか寒いか分からないような熱中症のなりかけ状態になってるのが分かり、7kmを超えたあたりでちょっと歩き出しました。
帽子を脱ぐと、物凄い汗をかいている。また走ろうとしても、身体の重たさを感じたので、こりゃ走れないな。
ちょうど消防署があったのでちょっと休憩…と言うか、リタイヤも覚悟。
消防署の方々に気遣われながら、ちょっと座り込む。過度の心配をされないために、談笑しながら、鼠径ヘルニア部を引っ込める作業に入る。
引っ込んだ!そしたら、汗がすっと引いた。冷や汗だったみたい。身体が軽くなったので、
「ありがとうございます。戻ったので、もうちょっと頑張ってみます」と言って走り出しました。。。たぶん、凄く心配されたと思う。毛布持ってきてくれたし。
調子が戻ったぁと思って、走ってるとまた鼠径部からポコッと出てくる物があり、それを手で押さえて走る状態に…出てくると痛いのです…
手で押さえているのですが、両手が塞がる水分補給中にまたポコッと出てきてしまい…イタイイタイになってしまった。
12km過ぎの給水所で「ちょっと休ませて下さい」と身体を逆さにさせて足を伸ばしながら、鼠径部を引っ込める作業をさせてもらいました。
給水所の方々には「足が吊っちゃったんだね」って言われてましたが…とりあえず1分程度で引っ込んだので、「ありがとうございましたー」と言って走り出す。
これは30km持たないかもしれないと思った…しかしながら、幸いにもその引っ込める作業が効いたのか、手で押さえる必要もないぐらいに安定したのです。
恐る恐る走っていましたが、折り返し地点の手前ぐらいから、普段通りの身体になりました。
折り返し地点で応援してくれた地元の野球少年団とハイタッチをするぐらいの余裕も出てきた。
少しずつ、冷静さを取り戻し、西和賀町の綺麗な景色を楽しむことが出来ました。山間をひたすら真っすぐ進む。時折かげろうが見えたのでパシャリ…上手く写らないなぁ。
ひと休みさせてもらった消防署の方々は帰りも応援してくれていたので、まだ走ってるよーと言った感じで…お礼をしました。
とは言え、最後の5kmあたりから疲れてきた。歩き出す人もいるのもよく分かるぐらい、キツイ自然起伏の山あり谷ありが続く最後の5km。
1kmごとに看板があるのですが、こんなに1kmって長かったっけ?と思わせる最後の5kmでした。
なんとか完走。途中少しだけ歩いたのと、寝そべり休憩もしたけど、概ね30kmを走り2時間50分でした。
ホントはもう5分ぐらい早くゴールしたかったけど、お腹の具合を見ながら15km往復出来たことに達成感タップリです。今回も良い勉強になりました。
制限時間は2時間45分だったので、公式記録に残らなかったのです。
しかしながら、最後まで走らせてくれたこと、そして道の両脇に給水所で対応して頂いたスタッフの方々、応援してくれた西和賀町の皆様に大変感謝致します。
参加賞の湯田牛乳も美味しかった。
ハーフマラソンでタイムを気にするようになってツマラなくなっていたので、今回は自己最長の距離まで走ることにとても満足しています。
ちなみに叔父・妻共にちゃんと完走。ゴールで出迎え応援してくれました。
とても楽しい大会でした。
私にハーフマラソンを始めるキッカケを与えた叔父も出走するとのことで、一緒に出ちゃおと言ったノリで出走しました。
叔父は今回10km…70歳になっても10km走るんだから、スゴイことだ。
私は初の30kmチャレンジ。妻はハーフマラソン。と3人とも違う距離にエントリー。
コースは3人とも同じ、10kmは5km行って戻ってくる・ハーフは10.5km行って戻ってくる・30kmは15km行って戻ってくる。
つまり30kmは2つの折り返し地点を横目にして通過するのです。2つ目あたりで心も身体も折れそうだ。
前回出走した5年前は34℃超え…5月の西和賀町では滅多にない暑さで、熱中症がたくさん出たらしい。運営側にとってもトラウマにもなるぐらい厳しい大会だったのだと思います。
ところが、今年の大会当日は20℃を下回り、空は快晴。絶好のコンディションです。
一方私は、前日サービスエリアで食べたラーメンの影響なのか、前日夜からお腹を下したようで、飲んだものもお尻から出る状態。
鼠径ヘルニア症状も軽く出てきて、下腹部の痛みが軽くある…困ったコンディション。
スタート前から胸突き八丁の様相です。身体を逆さまにして、ポコッと飛び出てるところを一生懸命引っ込めていました。
あれよあれよとスタート時間になって、慌ててスタート。まずは調整してきた通り、心拍を150以下になるようなペースを探しながら走っていきました。
おそらく5年前の教訓から、給水所の数が増えたのですが、お尻のポケットに入れた500mlのドリンクを上手く使いながら走ることとしていました。
お腹を下してるので、飲めばトイレに行きたくなる状態。でも汗はかくので、水分補給を少しずつ行っていました。
ペースは5分/km強ぐらいで心拍150あたりに留まっています。
「ペースと心拍の関係は練習通りなので、大丈夫なはずだ。」と言い聞かせる反面、なんだか身体の調子がおかしいようです。
汗の量が多くて、暑いか寒いか分からないような熱中症のなりかけ状態になってるのが分かり、7kmを超えたあたりでちょっと歩き出しました。
帽子を脱ぐと、物凄い汗をかいている。また走ろうとしても、身体の重たさを感じたので、こりゃ走れないな。
ちょうど消防署があったのでちょっと休憩…と言うか、リタイヤも覚悟。
消防署の方々に気遣われながら、ちょっと座り込む。過度の心配をされないために、談笑しながら、鼠径ヘルニア部を引っ込める作業に入る。
引っ込んだ!そしたら、汗がすっと引いた。冷や汗だったみたい。身体が軽くなったので、
「ありがとうございます。戻ったので、もうちょっと頑張ってみます」と言って走り出しました。。。たぶん、凄く心配されたと思う。毛布持ってきてくれたし。
調子が戻ったぁと思って、走ってるとまた鼠径部からポコッと出てくる物があり、それを手で押さえて走る状態に…出てくると痛いのです…
手で押さえているのですが、両手が塞がる水分補給中にまたポコッと出てきてしまい…イタイイタイになってしまった。
12km過ぎの給水所で「ちょっと休ませて下さい」と身体を逆さにさせて足を伸ばしながら、鼠径部を引っ込める作業をさせてもらいました。
給水所の方々には「足が吊っちゃったんだね」って言われてましたが…とりあえず1分程度で引っ込んだので、「ありがとうございましたー」と言って走り出す。
これは30km持たないかもしれないと思った…しかしながら、幸いにもその引っ込める作業が効いたのか、手で押さえる必要もないぐらいに安定したのです。
恐る恐る走っていましたが、折り返し地点の手前ぐらいから、普段通りの身体になりました。
折り返し地点で応援してくれた地元の野球少年団とハイタッチをするぐらいの余裕も出てきた。
少しずつ、冷静さを取り戻し、西和賀町の綺麗な景色を楽しむことが出来ました。山間をひたすら真っすぐ進む。時折かげろうが見えたのでパシャリ…上手く写らないなぁ。
ひと休みさせてもらった消防署の方々は帰りも応援してくれていたので、まだ走ってるよーと言った感じで…お礼をしました。
とは言え、最後の5kmあたりから疲れてきた。歩き出す人もいるのもよく分かるぐらい、キツイ自然起伏の山あり谷ありが続く最後の5km。
1kmごとに看板があるのですが、こんなに1kmって長かったっけ?と思わせる最後の5kmでした。
なんとか完走。途中少しだけ歩いたのと、寝そべり休憩もしたけど、概ね30kmを走り2時間50分でした。
ホントはもう5分ぐらい早くゴールしたかったけど、お腹の具合を見ながら15km往復出来たことに達成感タップリです。今回も良い勉強になりました。
制限時間は2時間45分だったので、公式記録に残らなかったのです。
しかしながら、最後まで走らせてくれたこと、そして道の両脇に給水所で対応して頂いたスタッフの方々、応援してくれた西和賀町の皆様に大変感謝致します。
参加賞の湯田牛乳も美味しかった。
ハーフマラソンでタイムを気にするようになってツマラなくなっていたので、今回は自己最長の距離まで走ることにとても満足しています。
ちなみに叔父・妻共にちゃんと完走。ゴールで出迎え応援してくれました。
とても楽しい大会でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます