鶴見駅西口から
響橋へと続く坂道に
【月見ヶ丘】というバス停があるのですが、
その昔、
ここから観る月が一番美しいと言われた場所で
四方が開けた場所だったそうです。
今は、左側に崖があり
その上はお墓になってる様です。
その近くを通りかかったら、
大きな石碑が目に留まりました。
最近は鶴見の歴史に興味を持ってきた私は、
何だろうと思い、
歩みを止めました。
石碑には【山神塔】の文字が刻まれていました。
ふと隣を見ると、
景色が写り込んで
存在を主張していない石碑です。
??
!
そこには【見返し坂】の文字がありました。
いつも写真で見慣れていた見返し坂の碑は
コンクリート製の物でした。
そのイメージがあったので、
すぐには理解出来ませんでした。
古い碑は破損したので
新しく御影石で作られ、
後ろに古い碑が残されていると聞いたのを思い出しました。
石碑の後ろを覗いてみました。
残されていました。
大正13年に建てられた旧見返し坂の碑には、
当時の名勝旧跡が刻まれているそうです。↓
かつてお墓山坂と言われていたこの坂が
見返し坂となった話は有名です。
【山神塔】は
道路工事を行なった時、
お墓山の開削工事で
大雨や大風にみまわれ
長期に渡ったにも関わらず
1人の死者も出さなかったので、
このご加護を忘れない為と
お墓山の供養のために建てられたのだそうです。
山神塔の右にはお地蔵様。
そして、そこから細い石段が山の上へと続いているのですが、
ロープが張ってあり
立ち入り禁止になっていました。
お地蔵さまの足元には、
總持寺入口の文字がありました。
(2017年11月にここから行くことが出来たので、總持寺のカテゴリーでアップしました。)
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