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わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

上履き

2015-02-12 | 学校
札幌では、校内で履く上履きが、バレエシューズではありません。

本州出身の私は、当然のようにバレエシューズを上履きとして用意したところ、授業参観に行ってみてびっくり!

「ひぇー、なに?何で室内で外靴履いてるの?」

おそるおそる隣にいた、本州出身のママに聞いてみました。
「なんか、うちの子の上履き、みんなと違うみたいなんだけど((-_-;))」
「あ、上履きね。私も札幌へ転校してきた当初は驚いたよ。こっちの子は白靴っていって、底が白い外靴を履くのよ」

(えっ、じゃあ、お店で売っているバレエシューズって、どこで使うものなのよ?)
疑問が解消されないまま、息子に聞いてみました。
「上履き、みんなと同じ外で履く靴っぽいのを買う?」
「うん。そうしてよ。ああいう靴(バレエシューズ)を履いているのって、ぼくと先生だけなの」
と息子。というわけで、二学期から、息子も白靴になりました。

その疑問を札幌出身のママ友に聞いてみたら、
「だって、バレエシューズじゃ、体育できないじゃないの」
「えっ、体育履き(体育館で履く靴)って別に準備するんじゃないの」
「室内履きでやるのよ。だから、白靴なの」

なるほど、札幌市民は、合理的な理由で、白靴を履いていたのでした。

白靴も指定はありません。お店で自分で見つけて購入するのです。子ども靴売り場の限界は、24.5です。小6の時、息子の足のサイズがとうとうその基準を超えてしまいました。
「24.5を越えると、大人の靴を買わないといけないから、予算もぐんとあがっちゃうの」
と先輩ママから聞いてはいましたが、そもそも白靴自体が大人靴コーナーには殆どないのです…。

一足見つけた白靴は、本格的な体育館用シューズで、値札を見たら、7,900円!くらくらっ。その場で、小学校に電話をして、「やはり、底が白でないとだめでしょうか」と。
「学校の床が汚れてしまいますので、できれば、白でお願いしたいんです」と学校側。

別のお店に行ってみることにしました。すると、そこには白靴がたくさん。白靴が一足しかなかった先ほどの店のブランドの白靴まで置いてあるではありませんか。
「自社ブランドを何故おかない!」
と先ほどもお店に憤慨し、救い主のような二店目で白靴を購入しました。素晴らしいことに、3,000円以内ですみました。

こんな苦労も小学生のうち。小学生のうちは、24.5を超えないように祈るばかりです。中学校には指定上履きが準備されています。

体操服

2015-02-10 | 学校
札幌市の小学校には、指定体操服がありません。自前で市販のジャージを購入します。そのせいもあり、運動会などは、じつにカラフルです。組体操なんかをやっても、ぴしっとした統一感が感じられないのは、そのせいでしょう。運動会が軍隊チックでなく、何だか自由な感じ。それは服装の効果かもしれません。

札幌に来た当初、寒冷地だから、半そで、半ズボンの体操服はほとんど使わないからなのかなあとか、色々指定体操服がない理由を考えていたりしたのですが、指定体操服がないのは、単に業者が参入してこなかったからなんだそうです。あんなにあれこれ考えたのに、答えを聞いてがっくり。世の中にしくみって案外こんなものかもしれないですね。

ジャージは決して安いものではありませんので、祖父母に洋服を買ってあげようかと言われて、「では、ジャージをお願いします」とジャージを買ってもらったこともあります。

運動会の練習シーズンには毎日ジャージ登校。特に普段からジャージを着る習慣のない女子の親の間で、ジャージをやむなくもう一着買うか、この時期だけ毎日洗って、やりくりするか話題になります。

男子はというと、価格が勝負。「いいのを買ってやっても、すぐに膝を破いてくるからね」と、小さいうちは高価なジャージは避ける傾向があります。男子は本当にすぐジャージの下をダメにします。リサイクルショップやお下がりの中に、ジャージの下は存在しません~。

年齢があがると、女子よりも男子の方がスポーツブランドのジャージにこだわっているような気がします。男子にとっては、ジャージこそが勝負服なんでしょう。

うちの娘にとっても、ジャージはおしゃれ着(自分に最も似合うのがジャージだと思っている)であり、勝負服(授業参観日に着用)であり、仕事着(専門は体育)であり、やはり、そうなると、親としても、ちょっと無理してかっこいいジャージを買ってあげてしまいます。男子のブランド化もそんな理由からなのでしょう。

ところで、ジャージのサイズ。
「ねえ、ジャージって、サイズ通りに買うと、ズボンの裾が長くない?」
「そうそう、ジャージだけはワンサイズ下げないとだめだわ」
「あれって、欧米人仕様なの?」
「アディダスはそうかもしれないけれど、HEADとかは違うでしょ」
やせ形の男子の間では、ジャージのズボンの裾が長めで困ると言われています。実際、息子のジャージも未だにワンサイズ下で間に合います。

メーカーによって裾の長さが違うという情報を入手(←よく考えれば、当たり前なんだけど)。購入時に様々なメーカーのジャージをチェックしてみるようになりました。

中学に入ると、指定ジャージがあるので、こんな苦労も小学生のうちだけです。