【ドラマ】義経３２「屋島の合戦」

本日、お亡くなりになったひと：佐藤継信（宮内敦士）
ご冥福をお祈りします。

本日のみどころ。

①　阿波勝浦への航路にて、刀で帆を切り裂く義経（タッキー）。
　　弁慶は「さすが殿じゃ！」と大喜びしてたが、もし風がやんだらどうする気だったのか、この主従。

②　近藤親家（水野純一）が味方に。結構格好よかった（日本顔じゃないと、鎧が似合わない）多分、今回（八島）以降の出番はないんだろうなと思うと、また無駄に美形（いいすぎ？）を消費するＮＨＫの贅沢っぷりが憎い。

③　舞台は八島へ。義経はまたしても奇襲作戦で勝ち、平家方は「汚い！」と罵りますが、それよりも同じ手に二度引っかかる平家も、武家としてどうなのか。

④　時子（松坂慶子）が士気鼓舞のための扇作戦を考え付く。このひと、結構勇ましいことをいつも言っているけれども、大概その判断は間違っているのは何故なのか。今回も失敗がわかっているだけに（大々的に歴史に残っているしね）ちょっと寂しい私は慶子ファンです。
そして、扇の持手に志願した能子（後藤真希）の演技が・・・うわあ。（感想）可哀想なぐらい、周りとの差が・・・。平家の皆々様はみんな芸歴が長いから不利な勝負ですが、これは惨いわ。

⑤　射手に那須与一（今井翼）が選ばれる。「自信ないって言ってるやろー！何で選ぶねーん！」という心底めんどくさそうな目つきが笑えます。真剣な顔を見慣れていないせいか（ゴメン）どうも不貞腐れて見える与一。ところで翼くん以外の射手候補があからさまにむさ苦しいオッサンばっかりなのは、ＮＨＫ、ちょっと演出があざといよ・・・。

⑥　田口教能（新井康弘）が味方に。あっさりと三郎（南原清隆）の嘘に騙される阿波水軍の将来が心配です。

⑦　平資盛（小泉孝太郎）、義経を襲撃。今回（も？）いいとこなしの平家の唯一の見せ場。首相ご子息、頑張ってます。

⑧佐藤継信（宮内敦士）、義経を庇って死亡。いかにも武者らしい死に様に涙。しかし、「お許しください、もうお側にはおられませぬ」という継信（死にかけ）に対して、「許さぬ！」とか言う義経はマジ鬼やと思いました。そういえば静にもそんなこと、言ってた気がする・・・。

【ドラマ】義経３１「飛べ屋島へ」

義経も、もう３０の大台に乗ってしまいました。
そろそろ、追われる日々に突入かなあ・・・。
でもその前に、義経の一番輝いていたＶＳ平家。舞台は八島へと移ってきました。

今回のみどころ

①　いい加減、政治を学んでもよさそうなのに、無邪気に平家追討の総大将になったことを喜ぶ義経主従。常盤の忠告は全くもって身になってなかったんだなあ。

②　軍目付の梶原景時（中尾彬）が登場。太ったひとの鎧姿って、なんだか本当に大変そうだ。いや、重いわ蒸れるわ、凄いことになってるよ、という様がひしひしと・・・。と申しますか、正直に暑苦しい。

③　鷲尾三郎（長谷川朝晴）＝『熊』、義経の家来に加わる。なんだか桃太郎みたいで微笑ましい。が、あまり増えると誰が誰だかわからなくなりそうなので、この辺で打ち止めにしてほしいような気もする。

④　義経が来る、というのでバタバタと戦支度をする平家の皆さん。ところで、知盛（阿部寛）はかっこいいけど、どうも「トリック」やら「アンティーク」やらの印象が強すぎて、どこか頼りにならなそうに見えるんですが。

⑤　相変わらず、物事を悪いほうへ、悪いほうへと持っていく宗盛（鶴見辰吾）。思えばこのひとも可哀想なひとやな・・・史実は知らず、ＮＨＫで大々的にこんなヘタレとして描かれて。

⑥　能子（後藤真希）、裏切りの疑惑が浮上。ところでゴマキ、もうちょっと演技指導をきっちりしてもらえなかったのだろうか。あんな挙動不振なそぶりを見せられたら、私だって疑います。何かを。

⑦　景時（慎重派）と義経（特攻野郎）、喧嘩別れ。身のの危険を顧みない義経に対し、家臣を持つ武士には自分を守る義務＝ひいては家臣を守る義務があるのだと説く景時。この辺り、新進ベンチャーの社長（社員１０名以下（笑））と、古くからある中堅会社の社長の企業観のようだ。

⑧　景時には強気に出たものの、「俺って、間違ってるのかな」とモラトリアムな気分になる義経。それを慰めにくる佐藤（兄）。
・・・佐藤（兄）？いつもは弁慶なのに？？
これはヤバい！
大抵、いきなりクローズアップされるキャラって、死ぬんだよ、とＮＨＫ大河を長年観てきた感が告げるんですけど。

⑨　次回予告。
・・・やはりな・・・。佐藤（兄）、死亡、ほぼ確定。

【ドラマ】美しき日々（全２４話）

以前から観たいと思っていたドラマ『美しき日々』。
それを友人が全制覇したというので、「どうだった？どうだった？？どんな話だった？？？」と問い詰めたら。

男２人（実は半分兄弟だとか、親の因縁があったりする）が、
女１人（容姿端麗・性格も美人）を取り合うけど、その女が病気（大抵は白血病）になるねんって・・・・

身も蓋もなさすぎるよ！！

が、きっと、友人のいうことは間違ってはいない。
１００文字以内で要約したら、韓国ものの８０％はそのパターンを踏んでる気がする・・・

【ドラマ】義経３０「忍び寄る魔の手」

アクションがない割には、盛り上がった回。
視聴率はそう高くないといいますが、結構監督はじめ脚本の皆様はいい仕事していると思います。
義経が没落した原因って、１にも２にもブレインに恵まれなかったことですね。
家臣団に生え抜きの御家人がいないから、頼朝に何で怒られているのかがわからないし、わかっているメンバー（佐藤兄とか）も、いまいち危機感がないし。

今回のみどころ

①　朱雀の翁（梅津栄）がまた登場。義経は野党相手に国つくりを語ります。この辺り、「国」と言ったときには御家人と朝廷にしか目がいってない頼朝より、広い視野があるんですが。
いかんせん、それを実現する力（政治力）がないんですよねえ・・・

②　後白河法皇（平幹二朗）登場。相変わらず、法皇と丹後局、絶好調。芸達者すぎて怖いです。

③　朝廷トリオにはめられて従五位下にされそうになる義経。大慌てで頼朝（中井貴一）に助けを求めます。が、予てから、朝廷と義経の間柄を不満に思っていた兄、弟を無視！
酷い、酷いよ、貴一。アンタ、鬼だよ・・・。

④　またしても法皇の呼び出し。兄にハブにされてチョッピリ傷心の義経、「法皇という人物を見極める」とか言ってたくせに、コロリと騙されました。ああ・・・世間知らずはこれだから。
で、位までもらってしまい、兄貴はますます怒ります。
が、兄も悪いやろ・・・怒るなら、止めてあげればいいのにさ。

・・・こう列挙すると、ちっとも盛り上がってませんね。
法皇パワーに、私もだまされたんやろうか・・・。

【ドラマ】オールイン

ようやく、韓国ドラマ「オールイン」を第3話まで観ました。
私は足が不自由になったひと（「アニキ！」ってしたっているひと）と、テツアニキ（だっけ）を殺されて、イナを嫌っている賭博師が好きです。
・・・ゆがんでます？
しかし、今回の驚きは、何といってもヒロインの変貌ぶりでしょう。
清純派かと思っていたら、ヒロインがシスターへの道をドロップアウトして、夜の女になるなんて！！（カジノだけど）
まあ、シスター時代も、嫌がる男の子を裸に剥こうとしていたりして、ちょっとちょっとな感じだったので、そちらの道の方が向いているかもしれませんね。