荻窪白山神社
概要
東京都杉並区上荻にある神社です。
歯の神様としても知られています。
境内には、様々な所に猫の石像が置いてあります。
神紋・社紋
主祭神
伊邪那美命
(いざなみのみこと)
創建
文明年間
(1469~1487)
例祭
9月8日
略縁起
社伝によりますと、文明年間(1469~1487)に関東管領・上杉顕定の家来・中田加賀守が、生まれ故郷の加賀の霊峰白山を御神体とする白山比咩神社より分神を勧請し、屋敷内に五社権現社を奉齋したのが始まりとされています。
その後に中田一族が栄え、当地に社殿を建てたといわれています。
荻窪白山神社この神社は旧下荻窪村の鎮守で、祭神は伊邪那美命です。下荻窪村が中世に村をつくっていたことは、宝徳三年(1451)の上杉家文書や、昭和五十四年に荻窪三丁目三十三番から宝徳前後の年号を持つ板碑が発見されていることからも知られます。当社の起源は、社伝によると文明年間(1469~1486)関東管領上杉顕定の家来中田加賀守が、屋敷内に五社権現社を奉齋したのにはじまり、後に中田一族が栄え、ここに社殿を建てたといわれます。当社はかつて歯の神様として知られていました。伝えられるところによると中田加賀守の弟兵庫が、激しい歯痛に悩んでいたある夜、御神託により境内の萩を箸として食事をすると不思議に歯の痛みが止まったという。この事情を聞いた近隣の人々は、歯痛もなおる神様として信仰厚く参拝者も多くなったといわれます。その萩もかつては境内に多く繁っていましたが、今では社殿北側の老松の根元に一株残っているだけになりました。昭和四十三年の社殿改築の折には、古い社殿の長押から納められた萩の箸が、たくさん出てきたといわれます。社屋や数多い奉納品の中、昭和三年に奉納された神輿は百五十貫余(約五六三キログラム)もあり、また大太鼓(直径一四九センチメートル)は、府中の大国魂神社の太鼓につぐ都内第二の大きさであるといわれます。昭和四十二年環状八号線拡張にともなって本殿、拝殿、社務所、玉垣などの増・改・修築や多くの奉納がなされ、今日の姿を得るに至りました。祭日は九月八日です。昭和五十六年二月一五日杉並区教育委員会掲示板より引用
境内
社殿
参道
鳥居
手水舎
狛犬
神楽殿
神輿庫
境内末社
正一位稲荷神社
田守稲荷神社
三峯神社
そのほか
昭和42年(1967年)の改築の際に、十二支の瓦が奉納されました。当時の神主が「仲間はずれになるのは可哀想」ということで、十二支にいない猫の石像を別途に設けました。
その後、癒しになればと、石の猫を増やして境内のあちこちに置いています。
住所
東京都杉並区上荻1-21-7
アクセス
JR中央線・総武線・東京メトロ丸の内線・東西線
荻窪駅
徒歩3分
最後に
参道が長く続く荻窪白山神社。
駅から徒歩3分とは思えないほど、参道には木々が並び、進むたびに心が洗われる気持ちになりました。
また、環状八号線のすぐ側にあるとは思えないほど、心地よい風が流れていました。
手水舎で手を清めようと思いましたら、水の注ぎ口を見て、思わずホッコリ。手水舎のシンボルは龍が多いのですが、当社は、珍しく猫ちゃんがお出迎えしてくれます。
そして、境内のあちこちに、石像の猫ちゃんが置いてありました。探して歩くもまた良し。猫好きにはたまらない神社でした。
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参考
Wikipedia
東京都神社庁HP
荻窪白山神社HP