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リートリンの覚書

名所江戸百景を訪ねて 第104景 「千住の大はし」


名所江戸百景を訪ねて


名所江戸百景を訪ねて
第104景 「千住の大はし」


画面に描かれている川は隅田川です。

その川に架けられている橋は、千住大橋。江戸の北の玄関で、奥州街道を旅する人々が利用してきた橋です。

作品でも多くの旅人が橋を渡る姿が描かれています。

この作品は、南側(荒川区側)の岸から北西の上流側を望んで描かれています。

遠景の山は、秩父連山の武甲山との説があります。
 

千住大橋



千住大橋(せんじゅおおはし)は、隅田川に架かる橋です。北岸は足立区千住橋戸町、南岸は荒川区南千住六丁目です。

徳川家康が江戸に入府して間もない文禄3年(1594年)11月、隅田川に架けられた最初の橋です。当初の橋は現在より上流200mほどのところにありました。

現在の橋は、昭和2年に架橋されたもので、タイドアーチ橋としては日本最古のものです。
 

奥州街道


奥州街道(おうしゅうかいどう)とは、江戸時代の五街道のひとつです。江戸日本橋または江戸城大手門を起点とし、白河へと至る街道です。
 


描かれた場所は
現在どのようになっているのでしょうか?
訪ねてみました。




千住大橋のたもとより撮影してみました。



最後に

作品と同じような構図になるなるように、橋を一望できる場所を探したのですが、見つからず、たもとでの撮影となりました。



千住大橋を高いところから俯瞰して描いているこの作品。

当時は高い建物などなかったと思うのですが、広重はどのようにして描いたのでしょうか?





参考
Wikipedia
荒川区HP
太陽の地図帖 広重「名所江戸百景」の旅

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