白髪の女は、お幻婆だったのか・・・。
シワクチャの老婆ばかり印象に残ってるから、若き日は弾正とともに美形カポーだったのをうっかり忘れてた。
天膳の姉貴とか、恋仲とかちょっと期待しちった。
でもよく考えたら兄妹はサエモン&おコイ、恋仲は夜叉丸&蛍火であったから、かぶすわけないか。
ちょっと残念。
さて、本編。
天膳ザエモン、阿福一行の宿でお侍衆に囲まれた。
腕折る折る。変な方向に曲がってたよ。
それも、かなり素早い動き。
サエモン他人に化けられるだけじゃなくて、腕も結構すごいんだな。
さすが忍び。
朱絹、殺られちゃいましたね。
朧を残して、コシロウの仇も討てなくて、そして騙されて。
この人、どんなに無念で逝った事でしょうか。
それでも死ぬ間際、捕られた腕の先の天膳ザエモンの顔を見上げた朱絹の目に現れた諦めの色。
コシロウが死んだとき、狂ったようにヒョウマの骸に小刀を突き刺した朱絹と対照的に静かな最期でした。
コシロウの鎌を背帯に忍ばせるとか、弦之介の笛を隠し持ってたとかもあり、最後の最後まで女らしい部分がよく出てた。
朱絹の動きを奪った後のサエモンは痛かった。
朱絹が隠し持っていた笛により、朱絹の朧への気持ちに触れてしまったサエモン。
朱絹の最期の表情を目にして浮かべた、迷いのような表情。
朧の目について陽炎に告げた時も、ただ敵の弱点をさらしただけじゃない、何かを含んだような口調。
弦之介が言った「伊賀のたった一人でいいから近しゅうなってみる」を、敵の姿になり敵と接することで、サエモンは心ならずも実行してしまうんですよね。
敵の人となりに触れとまどいを覚え、それでも倒さなければならないサエモンは、一番悲しい人なのかも。
朱絹が朧を思う気持ちは、サエモンが弦之介に対して抱いてる感情と遠いものではないはずだし。
本当に一人一人の見せ場が見事だなぁ、この話。
そんなサエモンさんに、とうとうキタか。
お侍衆の中に本物隠れてるし・・・。
本物から不死の身であることを教えられちゃうし・・・。
あぁ・・・。
ヤバイヤバイ。全くもってヤバイ。
でも笑っちゃったのが、天膳のフリして「陽炎を女にしてやった」とかほざいちゃったところ。
なんで天膳のこと、こんなによくわかるんだろうね。
シワクチャの老婆ばかり印象に残ってるから、若き日は弾正とともに美形カポーだったのをうっかり忘れてた。
天膳の姉貴とか、恋仲とかちょっと期待しちった。
でもよく考えたら兄妹はサエモン&おコイ、恋仲は夜叉丸&蛍火であったから、かぶすわけないか。
ちょっと残念。
さて、本編。
天膳ザエモン、阿福一行の宿でお侍衆に囲まれた。
腕折る折る。変な方向に曲がってたよ。
それも、かなり素早い動き。
サエモン他人に化けられるだけじゃなくて、腕も結構すごいんだな。
さすが忍び。
朱絹、殺られちゃいましたね。
朧を残して、コシロウの仇も討てなくて、そして騙されて。
この人、どんなに無念で逝った事でしょうか。
それでも死ぬ間際、捕られた腕の先の天膳ザエモンの顔を見上げた朱絹の目に現れた諦めの色。
コシロウが死んだとき、狂ったようにヒョウマの骸に小刀を突き刺した朱絹と対照的に静かな最期でした。
コシロウの鎌を背帯に忍ばせるとか、弦之介の笛を隠し持ってたとかもあり、最後の最後まで女らしい部分がよく出てた。
朱絹の動きを奪った後のサエモンは痛かった。
朱絹が隠し持っていた笛により、朱絹の朧への気持ちに触れてしまったサエモン。
朱絹の最期の表情を目にして浮かべた、迷いのような表情。
朧の目について陽炎に告げた時も、ただ敵の弱点をさらしただけじゃない、何かを含んだような口調。
弦之介が言った「伊賀のたった一人でいいから近しゅうなってみる」を、敵の姿になり敵と接することで、サエモンは心ならずも実行してしまうんですよね。
敵の人となりに触れとまどいを覚え、それでも倒さなければならないサエモンは、一番悲しい人なのかも。
朱絹が朧を思う気持ちは、サエモンが弦之介に対して抱いてる感情と遠いものではないはずだし。
本当に一人一人の見せ場が見事だなぁ、この話。
そんなサエモンさんに、とうとうキタか。
お侍衆の中に本物隠れてるし・・・。
本物から不死の身であることを教えられちゃうし・・・。
あぁ・・・。
ヤバイヤバイ。全くもってヤバイ。
でも笑っちゃったのが、天膳のフリして「陽炎を女にしてやった」とかほざいちゃったところ。
なんで天膳のこと、こんなによくわかるんだろうね。