11月25日(3日目)
割烹「東忠」
小千谷駅から信濃川(旭橋)を渡り終わって、
すぐ左に折れ、およそ200メートル。
駅からは歩いて15~20分ほどで着く。
10分ほど遅れて着くと、可愛らしい女将が出迎えてくれ、庭に面した1階の部屋に通された。
写真のとおり畳廊下で、右側が庭になっている。
階上から、こどもの走り回る音と、嬌声がしきりに聞えてきた。
「お食い初め」をしているのだそうだ。
トイレを借りに館内を歩くと、廊下がとても狭いことに気付く。
酔った侍が、刀を振り回さないための用心だろうか…などと勝手に想像してみる。
ここは、慈眼寺の談判の際、休憩所として継之助が利用した。
2階には、決裂して失意の内に昼食をとった部屋が残されている。
そういう史蹟に寄りかからず、歴史ある京風の設えの中で、美味しい料理を食べさせてくれる。
酒は「長者盛」を頼んだ。あやかりたい、蚊帳つりたい。
震災の時は、壁に全部ヒビが入り、1年近く休業したが、柱は全く無事だったと仲居さんは言う。
ところで、この界隈は、かつて花柳街だったところ。
一度は、しっぽりと芸者遊びをして見たいものだのう。
食事が終わりかけ、階上の物音がカラオケに変わる頃、「貧者盛」の身は考えた。
「母上には内緒だぞっ」
この店を奨めてくださったのは、他ならぬ黒豆さん。
有難うございました。
(買い物メモ)
・耳かきコレクターの姉に1本。
・「東忠」てぬぐいを2枚。
なお、料理はで6353円(税・サ・室料込)。
割烹「東忠」
小千谷駅から信濃川(旭橋)を渡り終わって、
すぐ左に折れ、およそ200メートル。
駅からは歩いて15~20分ほどで着く。
10分ほど遅れて着くと、可愛らしい女将が出迎えてくれ、庭に面した1階の部屋に通された。
写真のとおり畳廊下で、右側が庭になっている。
階上から、こどもの走り回る音と、嬌声がしきりに聞えてきた。
「お食い初め」をしているのだそうだ。
トイレを借りに館内を歩くと、廊下がとても狭いことに気付く。
酔った侍が、刀を振り回さないための用心だろうか…などと勝手に想像してみる。
ここは、慈眼寺の談判の際、休憩所として継之助が利用した。
2階には、決裂して失意の内に昼食をとった部屋が残されている。
そういう史蹟に寄りかからず、歴史ある京風の設えの中で、美味しい料理を食べさせてくれる。
酒は「長者盛」を頼んだ。あやかりたい、蚊帳つりたい。
震災の時は、壁に全部ヒビが入り、1年近く休業したが、柱は全く無事だったと仲居さんは言う。
ところで、この界隈は、かつて花柳街だったところ。
一度は、しっぽりと芸者遊びをして見たいものだのう。
食事が終わりかけ、階上の物音がカラオケに変わる頃、「貧者盛」の身は考えた。
「母上には内緒だぞっ」
この店を奨めてくださったのは、他ならぬ黒豆さん。
有難うございました。
(買い物メモ)
・耳かきコレクターの姉に1本。
・「東忠」てぬぐいを2枚。
なお、料理はで6353円(税・サ・室料込)。