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=電線の鳥blog=「今日もどっちつかず」

 一般的にどうなのか、みたいなことは、結局、重要なことではない~チップ・エクトン

くるみのブログ

2006年09月02日 | 森下くるみさん
 実をいうと、森下さんの出演作を、通しで観るのは初めてなのである。
 そしてAVに限らず、セックスメディアというか射精誘導メディアに対する興味が、私には
すっかり薄れてきている。
 それなのに、敢えて勝手な決めつけをするならば、彼女はハードコアな作品にしろアブノーマルドラマ
にしろ、演じている自分をどこか客観的に見つめているところがあるように思う。
 「余し」の感覚というか…。
 本作は、監督であるカンパニー松尾さんのカメラと自身のカメラとで構成されており、セックスシーンは
監督との「ハメ撮り」が2シークエンスだけだ。
 射精誘導機能としては弱いもので、ファンには森下さんの素顔や暮らしぶりを見てもらおうという趣向
なのであるが、散漫な仕上がりになっている。
 理由は簡単で、彼女自身が企画にノッていないからだ。
 京都に着いた辺りで、歩きながら監督の質問に答える森下さんは、少し感じが悪い。
 (後になって、恋人と別れたばかりだと明かされるが本当だろうか。)
 そしてセックスシーンも、どこか白々しい雰囲気が流れている。
 きっちりと台本が用意されている方が演りやすいからなのか、理由はわからない。
 
 ドグマ全体の流れとしては、星月まゆらさんが専属となったし、毎月送られてくる案内を見ても、
森下くるみという大看板への依存を減らそうという意図が感じられる。
 本作でも「辞めないでくれ」というメッセージが送られているから、引退が近いのだろう。
 夜の河原で、「商業主義でない映画がやってみたい」と彼女は語るが、作品を通じて迷いが感じられ、
そしてそれは26歳の女性としての、ごく普通の悩みを悩んでいるということが分る。
 彼女の自室も、殺風景なほどに飾り気のないものだった。
 彼女に本気で恋愛感情を抱くような若い男性ファンは、本作をどう見るのであろうか。

 今年、あるイベントでご本人を拝見する機会を得た。
 画面に映る姿よりも、実物の方が数段美しい方なのでお伝えしておきます。

恋の呪文はベラマンチョ

2006年04月30日 | 森下くるみさん
 AV作品の主題歌CDは珍しいのではないか。

 本編は2002年製作の「痴女バカコメディ~ハメットさん」
 監督はTOHJIRO。(てっきり二村ヒトシ作品だと思っていた。)
 星からやってきたお手伝いさんがヒロインの人気テレビドラマ「コメットさん」の
パロディだが、パロディとして成立したかどうかは分らない。
 というのは、オリジナルは九重佑三子さん主演で1967年~68年放映。
 大場久美子さんを起用したリメイク版ですら1978年~79年放映で、79年は森下さんが生れた年だ。
 アダルトビデオの購買層は分らないけれど、30歳を越えていないとパロディの妙味が出ない。
 ま、再放送とかあるけどさ。
 要するにこれは、TOHJIRO監督の趣味であろう。
 おそらく監督の記憶にあるのは九重版で、それは私も同じだ。中年ですから。

 CDには軽快な表題曲のほかにバラード風の「青空」が納められている。
 どちらもアイドル歌手向きで、珍品という感じはしない。
 くるみさんの歌唱は…あはは…ま、宇宙人ですから。
 それに大場さんも歌の下手さには定評があったし、浅田美代子さんのデビュー時よりは上手だ。
 というより、すご~く恥ずかしそうに歌っているのだ。ファンにはそこがウケルかも知れない。

 写真は歌詞カードより。たまには読者サービスを…。

荒木経惟、森下くるみを撮る

2006年03月16日 | 森下くるみさん
 「EX大衆」3月号掲載で「現在女(いまめ)」というシリーズ。
 荒木さんの写真集は、子どもを撮った初期の「さっちん」とポケット版の「恋時間」(こちらはAV女優を
撮ったもので、森下さんも登場している:2002年)しか持っていない。
 だから殆ど知らないに等しい。
 拝見したが、構図にしろポーズにしろ、意図された「ゆるさ」がある。
 例えば、モデルの蝦原友里さんは今度のCM出演で、きれいな腹筋とスポーティな背中を披露している。
 彼の写真は、そうした指向性とは無縁だ。
 竹中直人さん(モデルは麻生久美子さん)やリリーフランキーさん(同佐藤寛子さん)の写真などは、
同じ系統のように思える。
 ただ荒木さんの写真は、撮影時のノセ文句とは裏腹に、どこか「事後的」な雰囲気が漂っている。
 肝心のくるみさんについて書いていないが、これは写真を見て頂ければよい。
 5年前に比べて少しふっくらしているが、眼差しは変わっていない。
 …と言っても、すでに店頭には昨日から4月号が並んでいるけれど。
 (私も昨日気がつき、小さい書店で返品用を売ってもらった。)

 付記:くるみさんの日記がライブドアに移行したので、ブックマークを変更しました。
 gooではなくて、ちと残念ですが、コメント・トラックバックを許可していないので、いずれにしても
ブログではありません。

森下くるみさんからチョコを頂きました

2006年02月15日 | 森下くるみさん
 
 
 こちらです。トリュフが2個入っています。→

 手作りヴァレンタインチョコ製作については、ご自身の日記(2月11日)に
書かれていたのに、他人事のような気がしていて、昨日ドグマから小包が届いてもピンとこなかった。
 日記で、正直に「面倒くさい」と書く辺りが、くるみさんらしい。
 TOHJIRO監督の発案だそうだ。こーゆーの好きだね、あの方は。
 私はドグマ会員だが、一度も購入していないというのに、申し訳ない。

 「森下+dogma乙女部達」の皆さん、美味しく頂きました。
 …本当に有難うございました。

 あっ「勿体無くて食べられない」とか言ってる、そこの若いキミ。
 チョコは食べてナンボだよ。とっとと食っちまいなっ。

gooに来て下さいませぬか

2005年10月25日 | 森下くるみさん
 森下くるみさんが、日記をブログ形式にしたいがどこがいいか、また過去の日記は生かせるのか、悩んでいらっしゃるようだ。
 私がgooにした理由は池田信夫さんがそうだから。ITの専門家が利用しているのだから何となく良さそう…というさして根拠がないものだ。
 どこも大して変らないんじゃないのかなあ。
 過去の日記も生かせるはず。ただ具体的にアドバイス出来んのが残念だ。