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=電線の鳥blog=「今日もどっちつかず」

 一般的にどうなのか、みたいなことは、結局、重要なことではない~チップ・エクトン

面差し

2005年07月29日 | 森下くるみさん
 カテゴリーが繋がっていないけれど、前回の続き。
 向田邦子と森下くるみさんは、面差しが似通っていると思う。
 目の位置が少し高く、聡明なリス(本物のリスは大食いで馬鹿だが)のように光があって少し裂れ長。目と目の間は離れ気味。
 鼻梁はやや太く、鼻先がふっくらとしている。
 その下の唇は、口元が引き締まっているけれど酷薄さはなく。
 そして、綺麗な柳眉。
 全体から受ける印象は「ある一線」を引いたような強さを感じさせるが、どこか傷ついているようでもある。
 「顔の好み」というものを意識したことって余りないが、この機会に書いてみた。

物語を作るということ~ユーリー・ノルシュテイン

2005年07月24日 | 森下くるみさん
 くるみさんが無事中国から帰っていらした。お帰りなさい。
 と思ったら、昨日の深夜はDJかあ。クーラ・シェイカーは私もハマッた。
 彼女はファイン・アート(特に美術方面)への目配りもされていて、美術館へもしばしば訪れている。正直私には趣味が高級すぎて、ついて行けないところもあるけれど。
 くるみさんがキュレーターだったら格好いいだろうな。
 さて、表題はロシアのアニメ監督。彼女の日記で興味が湧いたので購入してみた。
 (すぐにでも観たかったのだけれどカルチャー関係の買い物は月1万円と決めていて、
他にもいろいろ欲しいものがあり過ぎるのだ)
 作品は最も長いもので30分足らず。大半が10分程度。全部足しても100分くらい。
 宮崎駿さんの何分の一だろう。もちろんマーケットと格闘している宮崎さんとは比較は出来ないけれど。
 やはり1979年の代表作「話の話」が最も完成度が高い。
 ストーリーはなく、灰色オオカミの子供と人間の赤ん坊、水辺で暮らす家族、雪の中リンゴを齧る男の子とその両親(?)のシークエンスが輪舞のように現れる。
 ノルシュテインはCGを否定しているので全て手作り。アニメ手法は奥さんが描く絵画(という他ない)を使用したもので、時折実写が組み合わされる。
 夢を見ているようなイメージの繋がり。といってシュールというのでもなく不気味さも温かみもある不思議な空間。何というか「知が勝っていない」のだ。
 彼は1980年から今に至るまで、ゴーゴリの小説を基にした「外套」を作り続けている。
 「プロとしてもっと簡単に作品を売ることは出来ます。…しかし私にはこの作品がどうなっていくのかを見届ける好奇心の方が優っているのです。」
 テレビのインタビューで語る表情には何の気負いも衒いもなく静かだった。
 どんな事でもいいから、自分が何をする為に生れてきたのかが分った時、人生は意味を持つのかなあ。
 最後にくるみさんの日記を紹介する。彼女の日記には時折こうした真摯なことばがあって胸を衝かれる。
 日付は今年の5月14日。タイトルは「わわわわわぁぁぁ」
>NHKでユーリ・ノルシュテインのドキュメント番組やってる!制作中のアニメーション、「外套」もちょっと流れてたし、イッセー尾形さんも出演してるよ!
>そんでもってノルシュテインさんが凄く大事な事を若い人に教えてる。
>物語を作るのに、何が大事なのかってな事などを。
>自分達の世界を作るには勉強し尽くさなきゃならん、それこそ図書館を舐め尽くすくらいの。…とノルシュテインさんが云う。
>それは私がしなきゃなんない事でも有ります。
 ユーリー・ノルシュテインについてはこちら

推奨手順

2005年04月21日 | 森下くるみさん
 アダルトビデオの検索サイトからトラックバックを頂いた。早いなあ。どなたか担当者がいるのだろうか。ポリシー(「初コメント・初トラックバック」参照)に則って削除はしない。
 さて、賢明な貴方はお気づきだろうが、くるみさんの出演作を購入される際は、ブックマークの「森下くるみの部屋」からドグマのサイトに入って頂きたい。貴方は作品を安く購入でき、ドグマは直販出来るため利益が上がり、WINWINシチュエーションとなる。
 蛇足だが、くるみさんのドグマ以外の出演作他を広く検索したい方はこの限りではない。

「SMスナイパー」5月号に

2005年04月17日 | 森下くるみさん
 森下くるみさんのインタビュー記事が載っていると、ご本人のウェブ日記に書いてあったので、書店で立ち読みした。
 これが聞き手と見事にかみ合っていない。一応、読者からの質問にくるみさんが答える体裁をとっているのだが、どうやら聞き手が彼女についてあまり関心を持っていないようで、陳腐な煽り言葉を一切口にしない彼女を持て余してしまっている。
 きちんと向き合えば、彼女は「惜しみなく与える」人だと思うのだが。
 この記事だけを読みたかったので、読み終わって、さっさと書店を出ようとしたところ、レジの女性に「立ち読みかよ。」と言われ、睨まれてしまった。かなり高齢のお婆さんだったので余計に怖かった。
 

ステロイド不使用のエロ ~森下くるみさんへの片想い

2005年04月09日 | 森下くるみさん
 きっかけはここでは書かないが、芸能人関係に興味のない私が、恋に落ちてしまった。片想いのお相手はドグマの看板女優、森下くるみさんです。
 こんな素敵な女性がいるなら、日本も捨てたものではないとさえ思えてくる。
 彼女はウェブに日記を掲載しているので作品と併せて是非読んでみて欲しい。若い女性らしい溌剌さと、内省的な部分がバランスされた、淡々とした良い文章を書いている。(TOHJIRO監督のやたら熱い日記との落差が可笑しい。)
 サイズ的に取り立てて凄いわけでもなく、セックスマシーンタイプでもない彼女の人気が高いのは、そうした内面がセックスに滲み出ているからだと思う。「受けの芝居」が出来るのはコミュニケーション能力が高い証拠。だからドラマ部分も観ているほうに気恥ずかしさを感じさせない。
 ところで、ドグマは女優さんをとても大切にするレーベルなのではないだろうか。(作品内で陵辱するのはそういう表現なのだから当然のことだ。)
 ついでに。AVメーカーのサイトをいくつか覗いてみたが、ドグマのサンプルムービーは他を圧して長い。男子はサンプルだけで抜いてしまい、購入に至らないのではないかと、余計な心配をしてしまう。価格も安い。
 皆さん、くるみさんとオトコTOHJIRO監督を応援してやって下さい。(他のスタッフ、女優さんもね。)メーカーが元気だと女優さんも育つでしょうから。