里芋

今日は暖かかったのでバイクで紅葉見物と温泉に。向かったのは岐阜県関市の板取川沿い。桜と紅葉のいいスポットがあるのだ。写真は大量に撮っているのでその内にアップします。

で、その途中のとある産直市で里芋を１００円で購入。１キロぐらいあるかな。
帰宅後に早速、煮物作り。里芋の皮はたわしでこすって剥くのだ。包丁とかで剥くと剥きすぎて風味が弱くなる。多少の皮が残っても気にしない。あと料理本とかで下ごしらえでぬめりを取るように指南しているのもあるが、煮物にするなら取らないほうが旨い。
かつお出汁をとったら皮を剥いて水洗いした里芋を投入、出汁はひたひたになるようたっぷりと。その上に昆布を乗せて砂糖を少し。火にかけて沸騰してきたら火を極弱火にして醤油を適量、酒少々。味付けは薄くする。後は昆布を取り出さずにそのまま落し蓋をして、芋が柔らかくなるまで火にかければ出来上がり。
今日のは上出来でした。濃厚な出汁の風味に里芋自体の風味と甘みが合わさってもうタマラン。堪能です。この旨さは真空パックの里芋水煮では出せない。

その煮物と、馬肉の燻製を肴にとっておきの滋賀の地酒、喜楽長大吟醸十年長期低温熟成酒天保正一を呑む。

くぁ、タマランねえ。旨い。
今はほど良く酒もまわってよい気分です。先週から仕事が多忙期に突入して気の休まる暇もないので、こうして晩酌する時間ぐらいは仕事も忘れて満喫している次第です。


さて煮物はまだあと２回分は残っているので、一晩寝かせてじっくり味のしみこんだ里芋を肴に明日も晩酌をするのだ。