Lに捧げるちいさな図書館

≪ L ≫至上主義の図書館へようこそ。司書は趣味嗜好のまま、気の向くまま、あちこちへと流浪しますゆえー♪

オダギリジョー、役作りの手法は理系《11日21時~》

2010-10-11 | 気になる表現者


役作りの手法は理系 
「塀の中の中学校」
    オダギリジョー


 「塀の中の中学校」(TBS系、11日夜9時)で演じたのは、刑務所内に設置された受刑者が通う中学校の教員。罪を犯した人たちに教育を施す意味を自問自答しながら、彼らと徐々に心を通わせていく。実在の学校をモデルにしたドラマだ。

 税金を投じているだけに、そうした施策の是非は、意見が分かれるところでもある。作品を通じて、どのように問題提起をするかという点に気をつかったという。

 「自分が極端な答えを出してしまうのは良くないが、あいまいにしておくのもおかしい。見た人に考えてもらうのが一番大切だと思う」

 役作りの手法について話が及ぶと、「僕は文系ではなく、理系なんです」という言葉が飛び出した。

 「演技をする際は、まず役を様々な角度から分析します。答えの導き出し方が数学的になってしまうんですよ」

 分析を綿密にするだけに、頭に浮かぶ「方程式」は単純ではないようだ。

 「安易に答えを渡すだけの作品にはしたくない。作る側として、そうならないようにどうしたら良いかを考えるのが好きですね」

 今後の目標を尋ねると、「面白い人生を歩むこと」という答えが返ってきた。

 「大げさに言うと、1分1秒の間にも何かを感じていたい。例えば、1杯の紅茶がおいしいと感じることでもいい。物事に対して、もっと繊細になって生きていきたい」

 落ち着いた語り口だが、胸のうちに秘められた、熱い心に触れた気がした。
                                                               (朝日新聞)



役作りに理系、文系があるというの、
オダジョーの言葉で知りました(笑)
でも分析、というのはそうかもしれないですね。
主観のはいりようがないですし、
理系で考えられるというのは素敵だなあと思います。
答えを出して納得して演技に入られるんですね。
現場に素の自分を置くタイプではないってことでしょうか。

朝日新聞が取り上げていることだなあと妙に感心したのは、

>税金を投じているだけに、そうした施策の是非は、意見が分かれるところでもある。

なるほどです、ドラマをドラマだけのものにしていない。
出演者も身がひきしまる感があるでしょうね、
問題提起の側面もあるのでしょうから。

お時間おありの方はぜひ、ご覧になっていただきたいドラマです。
録画予約もお忘れなく!!←自分に言ってます(笑)





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ミムラ、発展的別離を経て離... | トップ | 小栗旬、松ケン、ぴったんこ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。