人間に近い外観と
動作性能を備えたロボット!
ロボット映像ありの記事はここ
独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】
(以下「産総研」という)知能システム研究部門【研究部門長 平井 成興】
ヒューマノイド研究グループ 梶田 秀司 研究グループ長らは、
人間に近い外観・形態を持ち、人間に極めて近い歩行や動作ができ、
音声認識などを用いて人間とインタラクションできる
ヒューマノイドロボット(サイバネティックヒューマン、
以下「HRP-4C」という)を開発した。
ポイント
リアルな頭部と日本人青年女性の平均体型を持つ人間型ロボットを開発
人間に近い動作や音声認識にもとづく応答を実現
エンターテインメント分野や人間シミュレーターとして機器評価への応用に期待
経済産業省は、ロボット技術の高度化を通じた生産性と生活の質の向上を
目的として、ロボット・新機械イノベーションプログラムを推進している。
2007年7月には、次世代ロボット安全性確保ガイドラインをとりまとめ、
現在もロボット産業政策研究会を実施し、生活支援ロボット等の実用化に
向けた取り組みをしている。
ヒューマノイドロボットは、次世代ロボットの最終形態の一つとして期待され、
民間企業での取り組みも含め精力的に研究開発が行われているが、
これまでに実現した応用は研究開発用のプラットフォーム、ホビー等に
限定され、市場規模も年間10~20億円にとどまっている。
次世代ロボットの中でも、特に二足歩行するヒューマノイドロボットの
産業化は容易ではない。産業化を阻む主な理由として、(1)歩行するだけでは
商品価値が乏しいこと、(2)単価が高いこと、(3)転倒すると大きく破損する
こと、の3点が挙げられる。
二足歩行ヒューマノイドロボットの産業化のための方策の一つのとして、
人間に極めて近い動作が可能であれば、展示会やファッションショー等の
エンターテインメント分野への応用が考えられる。
(産総研プレスリリース)
158センチ、43キロなんだそうです、ロボット。
顔がなければ機械、でも顔があることで圧倒的な存在感。
何なんでしょうね、これって・・!?
映画≪ターミネーター≫を思い出しますね。
顔がべろんとはがれたあとの、
赤い眼球が怖かった。
ロボットの話題にはだれもが興味をひかれますね。
なぜなんでしょう。
ロボットの動きや役割を通じて、
人間の本来の姿に想いが至るからでしょうか。
ちょうど、病気になったときにはじめて、
自らの肉体に想いを馳せるように・・。
どれだけ完璧に人間に近づけても、
倒れると大きなダメージ、破損ということに、
人間とロボットとの大きなヘダタリを感じました。
なんだか安心する思いでした、
そして、お披露目されるのがファッション関係の
イベントであるということも・・。
ターミネーターとか、
≪ブレードランナー≫で、
その悲観的な未来に、
すでに接してしまったからかも
しれませんね。
貧血の具合はいかがですか?
お休みの間でよかったですけど、
くれぐれもお大事になさってくださいね。
ロボットですが、「ロボコン」ってご存知ですか?
高専の学生たちがロボット開発で競い合うコンテストなのですが、
見ているととっても面白いですよ。
小栗旬くん出演「ロボコン」、コンテストにかける
彼らの頑張りがとっても素敵です。
学を究めると楽(がく)になり、
楽を究めると学になると聞いたことがあります。
まさに学を究めて樂、ですよね。
なかなか相当のスパンというものは期待できない時代ですが、
百年の計とは言わないまでも、
刹那的に対費用効果を求めず、
じっくりと科学分野に取り組んでもらいたいものですね。
>良いものができそうな気がします。
今必要なのは研究にたいしての、自負あるいは誇りのような気がします。
外国人から、「日本は、大して
今すぐ利益に結びつかない
ロボットを遊びの為に
開発しているのがスゴイと思う。」
と言われたことがあります。
利益に結びつかないと
誰も大金を出してやらない、
けど、日本は楽しそうに(?)
ロボット研究をしている、その余裕が
羨ましい、とのこと。
まあ、そう見えるのかな~と
そのときは思いましたが。
お金にならないからしない、というのは
合理的で現実的ですが、遊び心が
なくなったらむなしくなるだけなので、
こういう研究を遊び心満載で
やっている人たちがいて、それに対して、
出資している人や企業がいる、
というほうが健康的で、そのほうが
良いものができそうな気がします。