20170218 都若丸劇団於南あわじロイヤルホテル昼の部≪春雨傘≫ひかるさんの按摩がうけた＾＾

やっとやっと行ってきました、淡路島。家族旅行を兼ねて、うちの男子２名と。
前日の若丸座長ゲスト出演に続いて、３日逢える！の幸せ。
でもあっという間に過ぎて淋しくなりました。
若ちゃんの「３月はすぐやで」を呪文のようにとなえて、耐えてみせるっ（笑）
ミックスジュース、追記しました。

20170218 都若丸劇団於南あわじロイヤルホテル
　　　　　昼の部≪春雨傘≫ひかるさんの按摩がうけた＾＾


早朝に家を出て、渋滞回避が夫の常。淡路島には早くについて、PAオアシスでゆったりと朝食をとり、
淡路島では今が見ごろの水仙を見に行きました。
淡路島って平らな土地のイメージがあったけど、ちがうのね。あんなに高低差があるのね。
去年行ったときは感じなかったけど、今回はガチに感じました。
崖があるかと思うと、沖に沼島かなあ、島影が見える海岸を走ったもんね。
本当に風光明媚だし、息子が調べたところによると、自給率１００パーセントを超えるらしい！
すごいね、淡路島！　仕事があったら移住したいと思ったけど、若ちゃん観るなら常に遠征になるのも困るか（笑）

水仙って崖に咲く花なのかわからないけど、坂道を転げるように下りたところに水仙の名所がありました。
でも、ここ、めっちゃ怪しげなとこで（笑）、１８歳未満おことわりのショップが併設されてたり、
倉庫みたいなだだっ広い場所に朽ち果てかけてるような商品が値引きして売られてたりして、
商品買ったら、おじいさんが広告の裏に買ったものを鉛筆書きして、暗算して、会計してくれました（笑）
なんかなんか昭和初期？な感じで、楽しかったです。
「たくさん買うてくれてありがとう」とお礼言っていただきました。お客さん、もっと来るといいな、
でもあの、アダルトショップは早晩やめたほうがいい（笑）
時間つぶしすぎて、道の駅で、淡路島バーガー食べるひまもなく、ロイヤルホテルでパスタ食べましたが、
カルボナーラは控えたほうがいいと思います、ちょっとね、あのね、お味がね・・・（笑）



お芝居「春雨傘」

若ちゃん、声がよく出て通ってて、ほっとしました。
ご隠居の声って、張り上げるじゃないですか、出てきてすぐから。
だから、若ちゃんの声の調子が悪い時、このお芝居はかわいそうになるのです。
声がよく通って、よかったーとうれしくなりました。
土日はやっぱりどこの劇団も多くのお客さんに観てほしいものを用意してくださるのだと思います。
劇団のいろんな座員さんのファンが見えるわけだから、２人芝居のような作品ではなくて、
多くの座員さんが出られるもの、そして劇場ではなくてセンターのようなところで一幕ものにして、
時間のロスを最小限にされるんだろうなあと思います。
うちの男子、めったに見にこないのに春雨傘に当たる率が高いため、
「知らないお芝居観たかった」と不平を言いました。１０年早いわ、てめえら（笑）

御寮さんを演じるはひかるさん。ご隠居に教わった按摩をするところ、笑いがどっかんどっかん。
「あんたのほうが受けてるやないの。くやしい！」と若ちゃん（笑）
息子・こうたろうさん役の舞斗くんが若ちゃんにいじられるのもお決まりの流れで、楽しかったです（笑）
最後のご隠居のメイクがいつもより念入りで、若ちゃんの見目麗しい面影がすさまじく破壊されていた（笑）
化粧のもつ威力を、違う側面から見た思いでした、あらためて（笑）
キャプテン（番頭さん）が御寮さんの父親（剛さん）を「お父さんお父さんと呼びすぎ！」って、
剛さんがぼやいてました（笑）実の父子の逆転、ってお芝居でしかできないから、キャプテン楽しいんだろうな（笑）




18日昼の部セトリ


<男の舟歌>紗助くん、星矢さん、舞斗くん、英樹さん

<みれん酒>ゆきかちゃん

<愛の讃歌>若丸座長

<君じゃない誰かなんて>星矢さん

<浮世絵の街> 群舞

<面影渡り鳥>あきらさん

<北のえぞ番屋>雅輝くん

<でくのぼう>京香ちゃん、ゆきかちゃん、晴香ちゃん

<花束のかわりにメロディーを>舞斗くん

<春の奥津軽>若丸座長




ミックスジュース
雅輝くん
雅輝くん「楽しんでますか？」
客「さっきまでは楽しかった」
曲 「夏にキスしていいですか？」



「深川がたくり橋」剛さん


「Baby Ｉlove U」若丸座長


聴いたら、それだけで思い出して、泣きそうになる曲のひとつ。
若ちゃんが優しすぎて、色っぽくて、袴踊りの雄々しさとはちがって、
やっぱり、誰よりも誰よりも素敵だ、とため息がでる１曲ですよね、うう。

「Keiko」キャプテン


ラスト舞踊「百花繚乱」

若ちゃん、お好み焼き、焼いて食べてました、ラスト舞踊のなかで。
前に観たのが初めてで、今回は、いつ？いつ？と心待ちにしちゃいました（笑）
この曲も聴くと、そして、都の素晴らしい群舞を思い出すと、泣いてしまう１曲。
そういう曲が続いて見れて幸せなのでした。
都の群舞の素晴らしさは、前にも言ったと思うけど、外国のジャパンウイークなどで、
紹介されてしかるべきレベルだと思います。



アンコール「飲み過ぎんなよ」

この日は数人しか立ち上がらず、ひとり座り、また座り、で私だけになってしまって、力尽きて座った（泣）
「飲みすぎんなよ」を座って聴くって、♪ありえな～い♪
若ちゃんが立て！立て！ってロッカーみたいに煽ってほしかったけど、
ご高齢率がよそより高い（と思う）から、煽れないか（笑）
送り出しの時に、「土地柄？　公開処刑やったー」と言ったら、若ちゃんが笑って「立ってたなあ」と。
見殺しか～い（笑）

ミックスジュースはまたあとで。すみません。ここまでで間違いがあったら許してください。すみません。



（ミックスジュース）

若ちゃん「大阪へ行ったり来たりで疲れました。
１４日は夜、舞踊ショーだけ出て、１５日帰ってきて、１６日夜大阪に行って、１７日は一日大阪。
どっと疲れました。車の中ではぐっすり。
でもね、良い疲れでしたよ。大阪、揺らしてきた！
よその劇団、いいですね。頑張ってる。元気もらって千穐楽まで突っ走ります！」

若ちゃん「今日は夜にね、シャッフル祭りをやろうかなって思います。
昼の部もね、バスの時間などあって、縛りがあるから、申し訳ないので、何かやろうと考えてます。
少しでも多く楽しんでもらえるようにと思ってるからね」

若ちゃん「奥行きと幅、あと１メートル出たらいいんやけどね」

若ちゃん「若ちゃんとこから入場料があがった。去年と内容、大差ないのに、
なんであげるんや、とか、僕んとこに言われたりするんですけど、ギャラはあがってないからね。
お客さんの誤解ですよ。金に走って上げると言われるのがくやしい。
下げて、と言ってOKしてもらえるとこないしね（笑）」

若ちゃん「出稼ぎばっかりして！とも言われるけど、ノーギャラよ。助け合い。
ほうぼうから声かかるからね。人気者ってたいへん（笑）」（大拍手！）

若ちゃん「最近はね、書き込んだりするところが増えてきてるじゃないですか。
悪口書けるとことか。無責任に言いたいこと書いて。住所名前書いて、本人が特定できるようにして、
それから書くようになってほしいわ。
大衆演劇というのは、ひととひととをつなぐ場所。それをね、切に思いますよ！」


若ちゃんが選んだのは≪オランジーナ≫（炭酸だいじょぶですかい？＾＾）


若ちゃん「僕がいない間もね、座員さんたち頑張ってたよ、という話を聞くとうれしくてね。
なんか、ゆきかが大暴走したらしいけど」（笑）


センターは雅輝くんに決まりました。


若ちゃん「行ってみて、よその劇団がわかるじゃないですか。いいですよね、みんな頑張ってる。
僕ねえ、映画とか見に行っても寝てしまうんですよ。舞台とかも。不思議とね、寝てしまう。
すごいなあ、と思っても３０分経ったら、寝てしまってるんですよ。
自分が出てないのがつまらなくなってくるのかなあって思います。
一回ね、寝てしまって、途中、前の座席蹴り上げて目がさめたことがありました。
鳴ってない携帯を耳に当てて、電話かかってきたふりして外に出た（大爆笑）」


若ちゃん「・・・２日目、すごかった。指定席、半分も座ってない。
暗がりやから、後ろの方、どうなってるかわからないんですよ。
で、歩いて行って、誰もおれへん。で来るっと回って帰ってきた」（笑）

若ちゃん「今月、寒波がすごいでしょ。風ね、すっごいきついねん。
崖とか結構あるからね。おっかさんしか崖から帰って来れませんから（春雨傘だったので）」（爆笑）

若ちゃん「帰ってくるときもたいへんやったわ」

雅輝くん「たいへんでしたよね」

若ちゃん「何ゆうてんねん、お前。運転してたのはひかるやないか。ハンバーグ、俺のも食べてたくせに」

雅輝くん「免許ないけど、運転していいんですか」

若ちゃん「あかんに決まってるやろ！　岡山２か月やから、免許取りに行くってゆうといて、
起きれんて、どういうことなんや」

若ちゃん「昨日も俺が起こしたやろ」

雅輝くん「あれは、もう起きてたんですけど、目を開く寸前だったんです、目を開けるまで３０秒かかるんです」

若ちゃん「知らんわ、そんなシステム！」（爆笑）


で。ここから、雅輝くんが掛け声を決める段になったんですけど、
例によって、あわあわな展開になったので、
私が、指定席最後尾から「まちゃきー、がんばれ！」って声かけたら、
若ちゃん「すぐそうやってかばうやろ！」と、こっち向いて、まさかのイジリ＾＾
「若ちゃんもまちゃきも可愛いよー」と言い返したら、
若ちゃん「まちゃき、って堺まちゃあきかっ」ひえええええ。
星矢さん「可愛いだけではやっていかれまへんねん」（爆笑）
おおお、星矢さんまで参戦、まるで呉服座千穐楽の海老天以来＾＾　
っていうか、私、いじられて喜ぶ芸人ちゃうしい！　でしたっ。


結局、劇団側「楽しんでますかー？」
客側「さっきまでは楽しかったー！」になりました。
曲「夏にキスしていいですか」

ミックスジュースで、まちゃきが全部飲み干せないまさかの展開！

若ちゃん「はい、雅輝回収！　どうしてん？」
雅輝くん「あの、レモンティ苦手で」（午後の紅茶５００ミリリットル）
若ちゃん「そしたら、選ぶなや！」（大爆笑）

みんながはけたあと、若ちゃん「２２歳、若いですね。いいですね。何がいいかわからないけど」（爆笑）




ミックスジュース明けは剛さん。≪深川がたくり橋≫
若ちゃんが幕内の剛さんの手を握って、きゃー（笑）な瞬間ではありました＾＾
送り出しで、若ちゃんに前日ゲストのお芝居の感想を伝えました。
昨日のお芝居がじわじわくると。
すごくよかったんです。若ちゃん。どういう役かというの、ネットであらすじを見つけたので、
ご存じない方は下記からどうぞ。
http://www.shochiku.co.jp/shinpa/works/hanayagi10/07.html

観なくてもわかりますよね、若ちゃんの名演！＾＾
よかったんですよー。
数すくない笑いの場面があったりもして。
若ちゃん演じる鶴次郎がふて寝して、酒飲んでる場面で、
１９歳の女形・健次郎くんが芸者姿で、お布団にもぐろうとするのを
鶴次郎（若ちゃん）が「（布団を）縫い付けてやる」なんていうのがあったりで。
女優さんも別の場面で若ちゃんにまとわりついてたなあ＾＾

劇団都さんは≪新派≫のお芝居、見ごたえがあって素晴らしいんですけど、
天才役者の若ちゃんが入ると、さらにさらに、厚みがでてよかったですよ。

都若丸劇団では（こう書かないと区別がつきにくい：笑）、
動きのない会話劇の新派のお芝居はあえてやってこなかったようです。
若ちゃんがゲストで行くときには楽しみですねーー。