プラスアクト2007年1月発売号、
松山さんの言葉をひろってあります。
(2007/1/20付記事)
≪神童≫ワオについて、
雰囲気だけでも感じてください
神童については06年に演った映画の中で、
一番計算がなかったような気がします。
自分のなかで考えたことはあるんですけど、・・・
ワオとうたはことばでは通じ合わないけれど、
音楽を通して通じ合っている関係なんです。
それって、感覚の問題じゃないですか。
感覚同士のぶつかり合いで、絆が出来上がってゆく。
ぼくはそれが演りたかったんです。
自分とワオの感覚、音楽とワオと自分自身、
音楽とワオと自分とうたと成海さん・・・、
と全部そういう感覚で繋げたかった。
感覚を大事にやってました。
芝居をするときってどうしても感情的に嘘だったり、
計算したり表情を作ったりとかするものですけど、
今回はそういうのがなかった。
それ以上でもないし、それ以下でもないというか。
なにも大げさにしないで、本当にそのままだった。