桂場さんのお芋はあまり甘くなさそうだ^^
≪虎に翼≫土曜日のまとめを観てから、各回、おさらいして見ております。
優三さんの泣き笑いの(出征の)顔が何度も出てきました(まとめて見た^^)
お兄さんの直道さんの死亡告知から見て、怒涛の展開でありましたね。
戦中戦後の回になるーーとわかってたから、しんどいぞと身構えていたけど、
そういう局面だからこそ、病気にかかってるらしいお父さんが、
まるで怠けてるみたいな、軽い扱いしか受けてないのが、え?だいじょぶ?
って感じだったし、
お父さんが優三さんの戦病死の告知を隠してて、ばれちゃう段、
お父さんが体調急変で苦しんでるのに責められてるとこ、なんか
ちょっとくすっと笑っちゃう、なんなんでしょう、
本人たち(ドラマの中の)は大真面目なんだろうけど、
傍から見てると、「ちょ、ちょ待てよ」と顔に縦線入るような、ちびまる子ちゃん的展開。
お父さんが今わの際のように大懺悔大会始めちゃう展開、
これ、よほどの腕前の脚本家さんでないと、ドラマを破綻させちゃいますよね。
ところが、まるでコントのような展開でありつつ、お父さんっ!と寄り添わせつつ、
みんなが≪すわ、今、お父さんが!≫という瞬間に、
お母さんには「まだよ」と言わせちゃうんだもんなあ。すごすぎる。
そして爆笑してしまったのは全視聴者の何%にあたることか(ぷぷぷ)
そんななかで、花江さんの悲嘆の発露には、涙しました。もらい泣きしちゃう。
コメディのような展開のなかでもしっかり、リアルな感情を共有させるという、
やっぱり脚本家の吉田さん天才!
そしてそして、うつろな寅子、伊藤沙莉ちゃんの名演には寄り添いましたね。
初回につながる、日本国憲法が紙面にでかでかと載ってる古新聞紙を読んで、
再起の一歩を踏み出す寅子ですけど、
憲法が勇気を与えるっていうのは、よかったですよね。
寅子の姿にじいんときましたよね。
≪虎に翼≫って、鬼に金棒という意味らしいですけど、
寅子に法律、って意味なんですね←いまさら
職を求めて行った先に現れる桂場さん、
お芋の皮を鼻にくっつけて、
頼安(沢村一樹)さんにとってもらうまで気づかず、
塩対応されてましたけど、
やっぱりそういうのも、コメディ入ってて笑っちゃいましたね。
公式インスタでこの場面のビハインドが上がってて、
松山さんが笑ってたと記事で読んで、あわてて観に行きました。
伊藤沙莉ちゃんのあけっぴろげな笑顔!
松山さんの恥ずかしそうな、弱ったような、笑顔~!
にやにやにやにや。しちゃいますね。
沢村一樹さんって、≪うさんくさい≫人をやらせたら、
右に出る人いないわあ(( ´艸`)
にやにやして観てられる場面がつづいた後
寅子がどんなふうにそこで回答するのか、
と試されるような場面がつづいて、
ドキドキしますね。
保守的なひとたちにむけて、
自由闊達なひとたちにむけて、
寅子がもごもごしちゃう姿にこっちまでうろたえてしまうし、
そんな寅子が今後どうなっていくのか、
司法にまつわる展開とダブルで興味津々です。
桂場さんとはこういう関係性で行くのかなあ?
花岡さんが出てきたけど、気になるなあ。
そしてそして、ビーファーストのRYOKIくんが、
めっちゃ出来た弟役を演じてるけど、
ぐれないでね、このまままじめな社会人になってね、と
祈るのであります。