(追記あり)
≪再掲載≫2016/10/18 たつみ演劇BOX於神戸新開地劇場
featuring 都若丸 ≪盟三五大切≫
ずいぶん前からわくわく楽しみにしていた、≪たつみ演劇BOX≫公演。
お芝居は≪盟三五大切≫ 。
無事、めでたく良席で拝見させていただきました。幸せ。
歌舞伎のお芝居ということで、入場時、解説したメモをいただきました。感謝です。
主役は赤穂義士のひとり、不破数右衛門。
実は若丸座長が去年、赤穂義士祭で演じられた、そのひとでした。
吉良邸討ち入りの際、もっとも活躍したひとり、と言われている人物。
歌舞伎を少しでもご存知の方にはよく知られた演目なのかもしれませんが、
内容のその凄惨さから演じられることはあまりないそうです。
今回、小泉たつみ&ダイヤ兄弟のお姉さま、素晴らしい脚本家でもあられる小龍さんの手によって、
小龍版≪盟三五大切≫が演じられました。
我らが座長、都若丸演じるのは、不破数右衛門から金を搾り取る芸者小万の夫、三五郎。
不破とともにもうひとりの悲劇の主人公となる、そのひとでした。
きのう、あらすじについてはブログで取り上げましたので、どうぞご高覧くださいませ。
お芝居についてはのちほど取り上げます。
時間がないので、まずは若ちゃんの舞踊ショーでの曲紹介。
始まる前から5曲も踊ってくれると聞いていたので、わくわくでした!
女形「時代」
たつみさんとの相舞踊「春夏秋冬屋形船」
ダイヤさんとの相舞踊「じれったい」
たち「山河」
ラスト舞踊「晴れ舞台」
1部が舞踊ショー、2部がお芝居だったのですが、しんみりと送り出しするのはさびしいから、と
若ちゃんが発案して、カーテンコールのあとに1曲、みんなで踊ってくれました。
若ちゃんたちが着替えている間、嵐山瞳太郎さんたちが場つなぎのダンス?!
当日、瞳太郎さんは何役もこなしたり、こういうつなぎをやったり小さな笑いを起こしたりの、
地味な大活躍。瞳太郎さん、すばらしいーーー、サフランみたいな高級な香辛料でしたよん!
アンコール、曲名、あたまからすっとびました。すみません。
のちほど、また追記させていただきます。では行ってきますっーーー!
ここまでに失礼がありましたら、お詫びしてひれ伏します。すみません。
アンコール曲、わかりましたっ。
Aさん、ありがとうございます。
BREAKERZ 「BAMBINO~バンビーノ~」PV
いやしかし、一部が舞踊ショーで、二部がお芝居と聞いたとき、
お芝居が凄惨な感じ(あらすじを読んで)だから、そのお芝居を先にすると、それが尾を引いて、
舞踊ショーで盛り上がれないだろうし、
反対に盛り上がっちゃったりすると、
あれだけ必死でやった芝居やのに、というような気持になるんじゃないかと思っていたのです。
だから、カーテンコールを終えたら、それで終わりと思ってました。
芝居の悲しくてせつなくて哀れな結末、の余韻をすこし削ってでも、
これだけたくさんのお客さんと、ひとつにならなきゃ帰れない、
帰したくないって、
これはあくまで私個人の推測ですけど、
若ちゃんが思ったんじゃないのかなあと思いました。
2階席も開放されたの、久しぶりに見ましたからね。前は、もちろん、都で!!!
たった1曲でもうれしかったなあ。
夜の部ではミックスジュースがあって、≪いのちのはな≫だったそうですよ。
若ちゃんの仕掛けと、たつみさんたちのリアクション、見たかったなあ(笑)
きっと、そう何度も再演があるとは思えないお芝居、
しかも、たつみさんが、三五郎の役は若ちゃんしかできない、とオファーしたらしいので、
ちょこっと印象的なところをば。
まず、お芝居の冒頭部分は、不破数右衛門の切腹から。
これ、相当インパクトありました。
赤穂浪士の討ち入り場面は最終最後あたりに持ってきていて、
幕開け部分は、この不破が破門になった浅野家に願い出て、無事、義士の列に加わり、
切腹を賜る、という武士としては誉れの場であるわけですけど、
不破にとってはそうではなかったと。
で、前日にお知らせしたあらすじにつながるわけです。
http://enmokudb.kabuki.ne.jp/repertoire/2018
この凄惨なお芝居がそのまま事実だったわけじゃないです。お話しはお話し。
歌舞伎には平知盛が幽霊になって義経を襲う、なんてとんでもないお芝居だってありますからね。
知盛さまがかわいそうすぎる^^
ちなみに実際、不破さんという方を検索すると、
http://www.ab.auone-net.jp/~tadeho48/akogisi/gisikojin/fuwakazuemon.html
お芝居では不破が偽名をつかった、薩摩源五兵衛(たつみさん)が惚れぬいた芸者(小龍さん)と
亭主三五郎(若丸座長)がとっても仲むつまじく、っていうか、いちゃいちゃで、
そのいちゃいちゃぶりもちょっと歌舞伎がかったりしてるのでおしゃれでありました。
小龍さんは色気があって、ちょっと都ではいないタイプの女優さん。
舞台の上に二階がしつらえられて、そこにふたりが登っていき、
窓辺で語らう場面があるんですけど、それがもう艶っぽいこと。
若ちゃん、小龍さんにドキドキしたそうです。無理もないですよー。
新開地に2階セットが現れるのを見たのは、龍馬の舞台以来です(私はDVDでのみ見たことあり)。
あの立体感ったら、なんてすばらしい。
普通、大衆演劇の舞台で、ここまでの設営やりますか?というのが、
二艘の舟もそうだったし、最後、三五郎がその中で腹を刀でつく樽そのものも素晴らしかったです。
前半部分がぱたりと前に倒れるようにできていて、そのなかで腹を赤く染めた三五郎(若ちゃん)が座ってる・・
お芝居での演技の力演もさることながら、素晴らしい設営、さすが新開地と思いました!
若ちゃんは重々しくならずに三五郎を、でも勘当されてしまっているものの、
父親が主君のために金策に走っているのを助けてやろうと、必死の思いである、
そのひたむきさもとてもよく伝わってきました。芸者に貶めた小万に対する愛情も。
五大切に、みずからの名前の三を書き入れる場面、艶っぽくて、チャンネルかえたくなりました(笑)
また気づいたことがあれば、追記します。失礼いたしました。
いつもご来館くださり、ご高覧くださいまして。ありがとうございます。
不手際がございましたら、お詫び申し上げます。
(追記)
ちなみに、去年、赤穂義士祭で若ちゃんが扮した不破数右衛門の写真、貼っておきます。
(公道でのイベント、舞踊でもないので写真OKとの判断から)
毎年、若ちゃんが主役で東映剣会の方々と公道を舞台に見立てて殺陣披露されるようです。
去年は初参加。観覧席上のほうから見ました。
マイクを使わず、若ちゃんがセリフを、声を張り上げてました。
内容として覚えているのは、≪討ち入りに未練がないように母上が自害なされた≫だったと思います。
ちがっていたらすみません。
殺陣の流れを一生懸命練習していた若ちゃんの姿が印象的でした。
こちらのブログはいつも正しく、忠実に舞台模様が描かれており好感を持って拝見しております。
自分が見た時も本当に詳しく偽りなく書いてあるのでウンウン!と思い返しながら楽しく読ませてもらいます。
これからも楽しみにしてますので宜しくお願いしますね。
すごかったですよね、18日の新開地は。
それと私も若丸座長ファンです。
詳しく書き込みして
頂きうれしいです。
樹さんのブログは
その場にいる雰囲気を
くださるのでワクワクできます。
毎日でも
若ちゃんとこに出勤してほしい
です(笑)(笑)
今回
一味ちがう若ちゃんに逢えると
ほんまに楽しみにしてました。
期待以上で
都若丸の凄さを感じました。
毎回ほんまに楽しみに
ブログしてます。
よろしくよろしく
お願いします🙇⤵
ありがとうございました。
おおきに!!
ブログみてます。
ほんまに朝から
すみません😢⤵⤵
コメントありがとうございます。
メモ取ったりもしてるのですが、
自分の文字がほぼ判別できないので(笑)
お粗末な記憶力に頼っています。
時には間違ってたり勘違いもあるかと思いますが、
広い心で、おおよその流れとして、
受け止めてくださるとありがたいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
こんにちは。
身に余る優しいお言葉、ありがとうございます。
長時間勤務でシフト制の仕事をしているので、
あらかじめひと月の休日が決まっていて、
都のイベントはなかなか行けません。
そして、曲名をよく知らないので、
ミックスジュースだけでもできるだけ書いて、
見にいけないときに若ちゃんに逢う気分になりたい、などと、
書き始めたものなんです。
だから、その場にいる雰囲気、などと言ってくださると、
私みたいに寂しい気持ちでいるひとの、
ほんのちょっとの楽しみになるかなとうれしくなります。
本当にありがとうございます。
私も毎日若ちゃんのところに出勤したいのですが、
働かないと行けないので仕事します(笑)
息子が、「何回岐阜まで行くつもり!」と吠えたら、
夫が「おかあさん、一生懸命働いてるねんからいいやんか」と
たしなめてくれました。
小姑のような息子と理解ある夫とに愛想尽かしされない程度に、
若ちゃんのところに行って、へたくそなレポをまた書きたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
ご丁寧に訂正もありがとうございました。