Lに捧げるちいさな図書館

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珪藻土マット交換

2021-01-03 | 日常メモ



珪藻土マット交換


健康被害の恐れがあるアスベストが含まれていた珪藻土(けいそうど)製バスマットの
自主回収を始めた家具大手ニトリが、手入れ用ヤスリを付けて販売していたとして、
削るとアスベストが飛散する可能性があるため
「削らず、使用をやめて」と呼びかけている。カインズも同様の自主回収を発表して、
使用中止を呼びかけている。
                    (朝日新聞より)

青天の霹靂?というか、びっくりした。
吸水性の高い珪藻土マットが、たまたま行ったニトリで安かったので、
買ってみたのは2か月前。
でも削れてアスベストが飛散するなんて状況のずっと手前で
自主回収があってよかった。

年末にニトリに返しに行ったら、
忙しいのに自主回収のコーナーと一角に設けていて、
銀行みたいに整理番号を受け取り、順番待ち。
外国人スタッフのSさんが丁寧に受け付けてくれた。
バスマットの大きさをその場で計測、
「大丈夫でした。この長さが65センチ以下なので該当しません」と言って、
メジャーで、目の前でもう一度測ってくれた。
測ったら、
65センチ以上あるやん!
漫画みたいな展開に息子と思わず、不謹慎ながらくすっと笑ってしまった、
本当は笑いごとじゃないんだけれど^^
Sさん、あわてて謝罪を繰り返した^^
安全な商品をお届けしますので、と言われたけれど、
家族が仕事で不在がちの我が家なので、
いったん返金してもらい、その場で安全な珪藻土マットを買い求めた。
息子が楽だから、とどうしても欲しいといい、あろうことか、
前よりでかいサイズを(笑)
時間がとられて、まあそれはしょうがないと思ったけれど、
返金されたなかに5円玉が8枚もあったぞ~、それ、腹立つやん^^
そのままニトリの違うレジで支払いに全部使う勇気ないし(笑)
それにしても年末に10名ちかい人員を割いて、たいへんだなあと思った。
発覚した以上は回収しないと、健康被害が起こったら、
賠償責任はとてつもなく巨額になるかもしれないんだろうなあ。
それにしても、当該製品かどうか、HPで調べても、わからないと、
インタビューで答えているお客さんがいた。
(うちはニトリで調べてもらえばいいんだから、とHP開きもせず←怠惰)
マットの裏表を見ても製造番号とかが入ってるわけでもないし、
ニトリの会員カード、どこに行ったかわからないので使わずに買ったものだし(汗)、
なにか事が起こると、対応もたいへんなものになるなあと実感した。
他人事と思わずに、不特定多数のひとに迷惑をかけるようなことをしないように、
気を付けないとなあと思った。

ちなみに珪藻土マットは猫が好むらしい。
ひんやりして気持ちがいいのかな。
猫にも健康被害が出ませんように、と願う。



アスベストをちょっとだけ調べてみた。
アスベスト(石綿)は、ヒトの髪の毛の直径(40μm~100μm※1)よりも非常に細く
(クリソタイル(白石綿)の直径0.02-0.08μm、クロシドライト(青石綿)0.04-0.15μm、
アモサイト(茶石綿)0.06-0.35μm)、肉眼では見ることができない極めて細い繊維からなっています。
そのため、飛散すると空気中に浮遊しやすく、吸入されてヒトの肺胞に沈着しやすい特徴があります。
吸い込んだ石綿の一部は異物として痰の中に混ざり体外へ排出されます。
しかし、石綿繊維は丈夫で変化しにくい性質のため、肺の組織内に長く滞留することになります。
この体内に滞留した石綿が要因となって、肺の線維化やがんの一種である肺がん、
悪性中皮腫などの病気を引き起こすことがあります(※2)。

石綿繊維は細くて長いものほど有害性が高くなるといわれています。
肺内に滞留した石綿繊維を白血球の一種であるマクロファージが排除しようとしますが、
長い繊維は排除されにくく体内に長く滞留するためと考えられています。

石綿による健康被害と言われている中皮腫の患者は年々増えつづけています。
厚生労働省の人口動態統計によると、1960年代の石綿輸入量の増加した時期に潜伏期間(平均約40年)を
加えた時期にあたる最近において急増してきています。
2017年に中皮腫で死亡された方は1,555名で、1995年の3倍以上になっています。

                 (独立行政法人 環境再生保全機構 HPより)


かつて問題になった時期より中皮腫の患者が増えていると知ってびっくりした。
珪藻土マットに限らず、取り換え必要なものはほかにはないんだろうか。
莫大な費用がかかったり、そこだけを取り換えることが不可能といった建築ぶつはないんだろうか。
建築のことは全然わからないけれども、トンネル内部とか大丈夫なのかなあ。


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