アマゾンに140億円追徴 国税局

私たちがよく利用するアマゾン。追徴課税処分を受けたそうです。
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楽しいニュース満載の週末でしたが、今週は何があるかな、ドキドキ。

アマゾンに140億円追徴　国税局


　インターネット小売り最大手の米アマゾン・ドット・コムの関連会社が、
日本での事業を巡り東京国税局から2005年12月期までの３年間で計140億円程度の
追徴課税処分を受けていたことが５日、分かった。アマゾン側は処分を不服とし、
現在、日米の税務当局間で協議中だ。

　アマゾンの08年年次報告などによると、同社の関連会社は03～05年の所得に
対し、日本の税務当局から加算税や延滞税を含め計約１億1900万ドル
（05年末時点で約140億円）を課税された。　　　　　　[日本経済新聞]



びっくりしますよね、
わずか３年の所得に対してですよ、
追徴課税が１４０億円、
これは売上高ではないのですからね、
どれだけの売り上げがあったのかと
思われます。

他の記事で読んだのですが、
もうしわけない、今探しきれなくて。
要するに、アマゾンとしては
アメリカで業務を一括して行っており、
日本では経済活動をしていない、
アメリカで納税している・・という
理屈らしいのですが、
日本の国税局はさる場所で、
ＰＣ端末やその他の機器を発見したとか、
販売拠点が日本にあると認定した・・
らしいのです。（あやふやでごめんなさい）
でもって、こういう商取引は増えているそうです。
税率の低い国で納税しようとするからですって。

いや、別にアマゾンには日ごろからとても
お世話になっているので、
怒りをぶつけようとかそういうことではなく、
インターネットを介して、とても活発な
商取引が行われていた実態について、
想像すらしたことがなかったこと、
そして、商法の決まりごとをうまく取り扱えば、
何年もの間、課税を好きな国でできるんだ・・
などということを、
ある種の感慨をもって眺めたわけですよ、記事を。

あまりに知らないんだなあって。
いろいろあるんでしょうね、アマゾンに限らず、
私たちが気付かずに流れて行ってること。

それにしても、
私たちが払った代金の一部が税金として
アメリカに納められているって、
どう考えても納得がいかないですよね。

あの、アマゾンの抗告がきっとあるんで、
ない頭を痛めながら、
そのことを考えさせてもらいたいなと
思っておりますーー。

（追記）

関係者によると、セールス社は日本国内でインターネットを通じて
書籍やＣＤを販売する際、「アマゾンジャパン」（東京都渋谷区）と
「アマゾンジャパン・ロジスティクス」（千葉県市川市）に商品の
発送業務などを委託。セールス社は支店などの恒久的施設を
日本国内に持たないため、日米租税条約に基づき日本に納税する必要がないと
判断し、申告しなかった。しかし、国税局はアマゾン側の営業実態が
日本国内にあり、数百億円の所得を申告すべきだったと認定したとみられる。

　アマゾン・ドット・コムは０８年度の年次報告書で課税処分を受け、
現在、日本の国税当局と協議していることを公表している。
アマゾン社は９５年設立。日本語サイトは００年に開設された。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（毎日新聞）