剣戟はる駒座 於 高槻千鳥劇場 2015/8/12
はる駒座は意気さかん、試行錯誤中?!
遅ればせながら、って遅すぎるやろという、はる駒座観劇なのでありました^^
まずは画像を貼りますねー。アトランダムですみません。
副座長・しぶきくん(漢字難しいのでごめんなさい)
蛍の虫かごを持った竜さん(総座長)
座長・らいちょうくん
ラストショーで忠臣蔵外伝、竜さんはこのいでたちで送り出し!
キュートならいちょうくんの女形。
この日はオープニングショーがなくて、お芝居2本立てでした。
「飢狼の掟」と「静岡土産」。
ラストショーは忠臣蔵外伝「赤垣源蔵」←しぶきくんが主役。
お芝居を2本も見せてくれるなんて、贅沢だなあと思いました。
毛色がまったく違うもので、
「飢狼の掟」は追っ手から逃れる強盗3人組の生き様を描いたもの。
短い話ではありましたけど、
仲間を手にかけるな、と諭した棟梁格の男が、
月日がたつとその仲間を殺そうとして、
かつて自分が諭した一匹狼のような心根の若い仲間に殺されるという。
棟梁格の男を総帥の勝龍二さんが演じておられ、
一匹狼をらいちょう座長、
かたぎになったのに棟梁格の男に殺されかける男を竜総座長が演じておられました。
緊張感のある流れのお話で、
もう少しふくらみのある話で観たかったなあと、わがままに思いました。
もうひとつのお話はコメディ。
現代劇で、かさを借りにきた人間にどうやって断るか、などという話しからのお話。
若丸劇団では「大工の一日」という外題で演じられているもので(若ちゃんがかわいい)、
これもアレンジの仕方で話の流れが変わるんだなあと楽しく観させていただきました。
なんと総座長の竜さん(ファンのみなさまは、ハンチョで竜さまと言う!)、
はげ頭のおっちゃん。ステテコ姿。竜さんのこんな姿、ありなんですね(確認:笑)
この日は舞踊ショーが記憶に残らないくらい、
お芝居2本が強烈でした。
昔は5本立てというのもあったそうですよ。
もちろん、前説もありました。
以前は副座長の隼さんがしぶきくんと大活躍されていたので、
はる駒座、大丈夫かなあ?などといらぬ心配をしていたのですけど、
津路桜日(つじおうが)くんが、しぶきくんの相方をつとめて笑いをとってました。
お芝居ではやっぱり隼さんが抜けた穴は大きいと思うのですけど、
(お話を進めるストーリーテラー的役どころでしたからね)、
でも、その分、総座長の竜さんの見せ場がたっぷりで、
家族一丸となって頑張っているんだなあという印象。
そしてそれが空回りせず、楽しさ倍増になっているのですから、あっぱれです!
客席には若いお客さんも多くて、
さすがらいちょう&しぶき兄弟の人気!と思いました。
また、初見のお客さんも引き込む努力が素晴らしいです。
息子と一緒に見に行ったのですが、
この後、息子は15日、東京住みの友達を連れて行って、
しぶきくんに「おお、東京から」と喜んでもらったと、にやついてました(笑)
客席と一緒に歌う場面もあって、いじってもらったそうです(笑)
若い座長たちが頑張ってるはる駒座が大好きで、息子は今後も応援したいそう。
いろいろ創意工夫しながら、ファンサービスにつとめるはる駒座、素敵でした!
らいちょうくんから「また来てくださいね」とお言葉いただいたので、また行きますとも!(単純:笑)