入れ墨には著作権あり。
彫物師の手による入れ墨が著作物にあたるかどうかが争われた訴訟の判決で、東京地裁(岡本岳裁判長)は29日、「作者の思想、感情が創作的に表現されており、著作物だといえる」との判断を示した。その上で、入れ墨の写真を無断で掲載した本の著者と発行元の「本の泉社」(東京)に計48万円の損害賠償を命じた。
原告代理人の弁護士によると、入れ墨が著作物として認められたのは異例。
訴えていたのは、東京都の彫物師木村洋勝さん(49)。2001年に千葉県内の男性に依頼され、写真をもとに十一面観音立像の入れ墨を左太ももに彫った。07年にこの男性が本を執筆した際、表紙カバーに入れ墨の写真を使ったため、「著作者の権利を侵害された」と主張していた。
出版社側は「入れ墨は写真の単なるまねに過ぎない」と主張したが、判決は「構図の取り方や仏像の表情に創意工夫があり、技法を凝らしている」と認めた。その上で、掲載にあたり木村さんの名前を表示せず、写真をセピア色に変えたことが権利侵害にあたると判断した。
(朝日新聞)
入れ墨にも著作権?とびっくりしたので取り上げました。
そういえば、
どこかで刺青があるひとは海水浴場に入れないと
いうのがありましたね。
須磨海岸だったっけなあ。
表現の自由、は約束されるべきだろうけれど、
私はやっぱりお日様の下でそういうのは見たくないなあ。
入れ墨ってメイキングからして恐ろしいんですもの。
子どもが指さしたりしたら親はびびりまくりですよねー。
関わらないのが一番だよ^^