Lに捧げるちいさな図書館

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胃腸炎ひどく、平常なる日々に感謝す。の巻でしたっ。

2024-01-20 | 日常メモ



胃腸炎ひどく、平常なる日々に感謝す。
       の巻でしたっ。

14日の午前7時すぎなのでありました。
吐気やば。
と思ってトイレへ。

嘔吐&下痢でした。
それがね、1度ならいいんですよ。
1時間に1度くらい、
夕方まで、10回以上、
マーライオンと化す嘔吐地獄と闘っておりました。

翌日は早朝からの勤務だったので、
無理かもしれん、と思いつつ、
救急外来へ。

コロナ禍を通じて、
内科には行ったことがなかったんですけど、
ここで初めて、防護服みたいな様態の看護師さんに、
問診を受けました。

看護師さん、優しく、
当直の若い先生優しく、診察してくださいましたけど、
私が恐れていた病名ではなく、
「胃腸炎、ですね」
で、で、
ノロウイルスとどう違うんですか?と
率直な疑問を口にしましたら、
「基本、同じですよ」

てかてか、この胃腸炎とノロウイルスの症状が同じってか。
天下のノロウイルスって、激烈すぎるイメージがあったけど、
今私が苦しんでる程度ってことは、
私、天下のノロウイルスの呪いを受けてると同じじゃないすか。
などと、思ったです。
(先生にマーライオン発言したことを若干悔いつつ^^)

「点滴してもらったらよかったのに」と
付き添いの夫は優しく言ってくれたけど、
なん十分も時間かけるの申し訳なかったし←、
一挙に回復できる気がしなかったので、遠慮しました。

救急外来、というのに、
つよい薬を処方してくださったわけではなかったのか、
その後二日欠勤したあと、下痢がぶり返し、
近所の内科を10年ぶりくらいに受診しようとすると、
よもやの休診!

コロナウイルスのワクチンでのみお世話になった、
おじい様先生のところを思い出して受診。
超強力な下痢止め(のちに判明)を戴いたのでありますが、
発熱外来っぽい扱いをされていたのに、
初動36.7度の発熱、というと、
それだけで解除、とたんに普通の診察になりました。
コロナって、熱が出る出ない、だけで判別しちゃっていいのか、すでに?
と思ったんですけども。

そうこうしているうちに症状が治まり、
めでたく、仕事にも復帰できました。
ありがたや。ありがたや。
そして、あのマーライオンの苦しみ、忘れまじ、でございます。
結局ね、
年末年始の疲れが蓄積、免疫低下してたところに、
かつおのたたきを食べて、その生ものの持つ雑菌が、
胃腸に悪さをしたのだろうという、
若い先生の診断を、脳内で反芻するのでありましたが、

もし、私のこの状態が地震下で起きていたら
どうなっていただろうと思ったのでした。
私、マーライオン状態の時、苦しくて苦しくて、
ほぼ、トイレを両手で抱いてましたもん。
そしてトイレに感謝してましたもん。
地震の被災地にあらば、
救急外来に連れて行ってもらえなかっただろうし、
若い先生や看護師さんは丁寧に問診なんてできるわけもなく、
近所の内科や、内科休診なら別の先生のところ、なんて
簡単にチャリで移動できなかったでしょう。

最悪な嘔吐下痢だったんですけど、
自分が今、それでも平常モードの暮らしの中で、
その中にいるからこそ、
余裕のあるひとたちに優しくしてもらってるんだと
本当にこころから感謝したのでした。
むろん、地震のあと、ひどい状況で暮らされている方々と地域は
お互いを慈しみ、労わり、勇気づけられていらっしゃることは
わかっているので、誤解されたくはないけれど、
私にとって地獄だったあの一日、
平常な自宅でなかったら、トイレにも閉じこもれず、
コロナやインフルエンザを罹患して、最悪、死んでいたかもしれない、
そう思うと、
年初に、平常であることと、余裕をもって接してくださる方々と環境に
感謝しなければならないとこころから思ったのでした。


ちなみに、内科休診の理由ですが。
先生がお亡くなりになったのだそうです。
私より20ちかく若かったと思う先生なのに。
それでバタバタしていたそうです。
休診の扉の前でスタッフの方々が行き来しておられて、
何ぞやと思ったんですけど、
受診できるところをすぐに探さなければならなかったので。
(息子がどこかで聞いてきてくれたようです)

すごくショックを受けたんですけども、

当たり前と思っている自分の健康と、環境と、
周囲のひとたちが、
実はみんな、奇跡のような瞬間瞬間を重ねているのかもしれない、
などと思ったのでした。

元旦から大地震があり、
被災地にずっとこころを痛める日々です。
ライフラインがまずは整い、
復興の加速度が増しますように。
避難されている方々がより良き環境に恵まれますように。


この1年、この先を恐れるまえに、
1日1日を感謝して、
他人に優しくして暮らしていこうと思います。
みなさまもどうぞ、1日1日、お元気で。



希望を忘れず!




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