都若丸劇団（新開地劇場）2015/10/11 《花散る方へ》 昼の部だけで３００人！

思い出したままに書くので、流れ無視ですみません＾＾



都若丸劇団（新開地劇場）2015/10/11　
《花散る方へ》　昼の部だけで３００人！


家族デーにするつもりだったのに、

朝、ゆっくり起きたら、夫が「行ってもいいよ」と、

前日まで絶対行かない雰囲気だったのに、まさかの観劇ムード！

気が変わらぬうちに出かけましたよ。７時に起きて８時に出かけるというね、がんばりました（笑）

若友のＭさんとＹさんが、なんとかして席を確保してあげたい、と着くまでにＬＩＮＥで申し出てくださったりで、

もうそれだけで、一日の幸せの個数が増えた気がしましたね。Ｍさん、Ｙさん、ありがとう！


整理券が出た後だったので、私は列に並び、夫は周囲をお散歩。

一緒にいたまわりの方々は、「いいねえ、だんなさんが一緒に見てくれるなんて」と口々に言われるので、

「あきらめちゃだめです。ずっと拒否されてて、今朝、突然行くって言ったんですから」と、

エールおくっときました（笑）

世の中の男性は妻の大衆演劇観劇に同行する、あるいは認めてあげるだけで、妻からの好感度ＵＰなのにね、

好感度あげてどうする、って指摘はしなくていいですが（笑）


今日のお芝居は《花散る方へ》

若丸座長２９歳の時の誕生日公演の演目だそうです。

（お芝居のすじや感想は飛んでしまうかもしれません。あらかじめご了承ください）

この演目、それまでの誕生日公演では喜劇が多かったので、ちょっと違うものを、と若ちゃんが思ったそうです。

書くのがたいへんで、３回は書き直しになったそう。

２回目、ほぼ書きあがっていたときに、葵好太郎座長と里見要次郎座長が誕生日公演の芝居に出させて、と言ってくださり、

「出てもらう役がないやん」ってことで、また一から書き直しになったそうですよ。

葵好太郎座長の役は今回、東映の谷口さん（ほぼ若丸劇団の座員ですがな、いまじゃあ＾＾）がやられて、

里見要次郎座長の役は剛副座長がされました。

そして、もうひとつ言うなら、芸者の置屋の女将は今回ゆかりさんが演じておられたのですけど、

前は月宮弘子先生（座長のお母様）が演じておられて、キャプテンとの夫婦芝居だったんですね！

木戸口で月宮先生にお話をうかがったら、木戸口でお客様をお迎えする人間がいないので、とのこと。

すごく薄着なさっていたので、「大丈夫ですか。お寒くないですか？」と聞いたら、

「暑がりなんですよ」とのこと。「油断なさらないでくださいね」と言ったら、

「よく言われるんですよ。ころっと逝っちゃったりしてね」とか。←ちょ、ちょっと待ってください、月宮先生。

「きのう、舞台へ様子を見に行ったら、１時過ぎでもまだ稽古の真っ最中でした」とも言われてました。

連日の大熱演、送り出しのあとに、《普通の日曜日》にこんなに大きなお芝居をやるために、

寝る時間も削ってお稽古されてたんだなあと、ちょっと考えたら解ることだけど、

お母様である月宮先生が、わが子を心配して言われることばで、はっと気づくのですよ、私みたいな鈍感ファンは。

あえて、いつまで稽古した、とか言わない座長、かっこよすぎます。


東映から客演のみなさまが総勢１０名ちかくいらしたのではないでしょうか。

ミックスジュースのとき、お客様からのジュースだけではたりないと、

千秋楽でいつも手作り旗で会場全体を盛り上げてくださる男性（若ちゃんはお父さんと呼んでいる＾＾）が、

あわててジュースを差し入れ。やっと全員に行き渡るのでありました。

あ、劇団のブログにもうあがっていると思うのですけど（まだ見に行ってません）、


１５日、２６日、若丸祭り決定！


舞台上でひかるさんと顔を合わせて、「いつやろか」・・

「今、決定しました。その日しかないもんな」と若ちゃん。

ふへん、私は１４日、２７日行く予定なんですよお、なんとかならんのですかっ。

といいつつ、ハロウィンと若丸祭り、ダブルで決行って無理ですもんね（笑）

ハロウィンどうしよう、トトロの着ぐるみでも着ようか、あ、着なくてもトトロ体型（笑）

今月、１５周年特別月間？でいろんな催ししてくれてるのに、

それでも若丸祭りを省く選択肢のない若ちゃんがかっこよすぎるやろ！「いよっ、日本一！」（ご唱和ください＾＾）


ミックスジュースで印象的だったお話。

劇団員すべてが一月、寝泊りするのはたいへんだそう。

みんながいられる楽屋は少ないそうで、いまでいっぱいいっぱいだそうです。

若ちゃん「誰を間引こうかなあと」（笑）

雅輝くん「あ、今、一番に僕を見たでしょ」

若ちゃん「いやいや、そんなことないって。・・・雅輝がやめることになりました」（大爆笑）

若ちゃん「でな、みんながな、淋しいねえ、雅輝くんやめて大変やね、がんばっていうねん」

若ちゃん「でも、若ちゃんいるからいいかって」（大爆笑）

みんなで寝泊りできるところは、淡路島と明生座くらいなんだそうですよ。

あの明生座の上、そのまま、百畳敷きの広間になっているんですって。びっくりですね。

呉服座でも（もし東映の助演の方をふくめたら）一緒にいるのは不可能だろうと。

今月もキャプテンとお母様にアパートを借りたので、台所事情は大変なのだと若ちゃん。



若ちゃんの女形が可愛かった曲を貼りつつ、また続きは後ほど＾＾

Yuna Ito - Endless Story



記憶違い、誤りがあったら、すみません。お許しください。


（追記）

今回のお芝居、することになった発端は、なんと谷口さんにあり！

岡山の若ちゃん宅に谷口さんが遊びに行かれて、

そのとき、一緒に《花散る方へ》を見たのだそうです。

そしたら、谷口さんがこの役をやりたいな・・と言い出したとか。


思い出した、脚本を書いていたら、このページ数だとどれくらいの時間になるか、というのが

わかるのだそうで。

削ったり増やしたり、がたいへんだったようです。