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『少年は残酷な弓を射る』の美青年エズラ・ミラー、ショパール新人賞を受賞

2012-05-24 | 気になる表現者



『少年は残酷な弓を射る』の
   美青年エズラ・ミラー、
     ショパール新人賞を受賞


現地時間18日、カンヌ国際映画祭の公式スポンサーである高級宝飾ブランド・ショパールが主催するショパール授賞式パーティーがホテル・マルチネスの最上テラスで豪華に開催され、『少年は残酷な弓を射る』のエズラ・ミラーと『ファミリー・ツリー』のシェイリーン・ウッドリーが、映画界で最も活躍が期待される若手俳優としてショパール新人賞を受賞した。その他、先週末にかけて連日ビーチ沿いや高級ホテルでパーティーやレセプションが開かれ、世界の映画人に向けてのアピール合戦が繰り広げられていた。

 ショパール主催のパーティーには、仏女優のマリオン・コティヤール、去年の東京国際映画祭の審査員として来日していた中国女優ファン・ビンビン、チャールズ・チャップリンの孫娘で女優のドロレス・チャップリンら、そうそうたる映画セレブたちが訪れ、優雅に開催された。授賞式では、今世界中の音楽界から最も注目されているポップディーバ、ラナ・デル・レイが海上から打ち上げられる花火をバックに5曲を披露。彼女の登場で会場は大いに盛り上がった。

 例年、カンヌ国際映画祭期間中は、近辺のホテルや貸し切り船内、レストランなどで、さまざまなパーティーが繰り広げられており、世界から集まる映画セレブたちがパーティーをハシゴすることでも有名。今年はショーン・ペンが、このショパール授賞式をはじめ、「ハイチ:カーニバル・イン・カンヌ」というチャリティー・パーティーに出席するなど、積極的にメディアに露出していた。

 なお、今回新人賞を受賞したエズラ・ミラーは、『少年は残酷な弓を射る』でティルダ・スウィントンと親子役で共演している。スティーヴン・ソダーバーグが製作総指揮を務めた同作は、去年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを逃したものの、批評家からは高い評価を受けており、映画人たちの間に強い印象を残している。今回のカンヌでは、長髪にパンキッシュなスタイルでパーティーシーンに登場。危なげな少年のイメージを持つ彼は、2年連続のカンヌ参加で着実に知名度を上げている。(記者:高松美由紀)

映画『少年は残酷な弓を射る』は6月30日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開

チェック:イギリスの女性作家に贈られる文学賞として著名なオレンジ賞に輝く、ライオネル・シュライバーの小説を映画化した家族ドラマ。息子がとある事件を起こしたことを機に、それまでの彼と自身の向き合い方を見つめ直し、悩み抜く母親の姿を静謐(せいひつ)かつ重厚に映し出す。『フィクサー』のティルダ・スウィントンが、苦悩する母親にふんするだけでなく、製作総指揮も担当。メガホンを取るのは『モーヴァン』で注目を集めた、リン・ラムジー。衝撃的展開と殺伐としたムードに圧倒されるだけでなく、親と子の関係についても深く考えさせられる。

ストーリー:自由を重んじ、それを満喫しながら生きてきた作家のエヴァ(ティルダ・スウィントン)は、妊娠を機にそのキャリアを投げ打たざるを得なくなる。それゆえに生まれてきた息子ケヴィン(エズラ・ミラー)との間にはどこか溝のようなものができてしまい、彼自身もエヴァに決して心を開こうとはしなかった。やがて、美少年へと成長したケヴィンだったが、不穏な言動を繰り返した果てに、エヴァの人生そのものを破壊してしまう恐ろしい事件を引き起こす。
                                      [シネマトゥデイ映画ニュース]



新作映画にはとんと疎いんですけど、
なんか面白いのないかなーって、
シネツデ検索したら、
カンヌで賞をとった俳優さんに目が行って、
撮影終わってオフな感じだけど、
映画の中では殺気立ってそうだなと予感、
調べてみて、大正解でした←どや顔不要^^

「オーメン」系の雰囲気(ただし宗教なしホラー抜き)って感じですが、
本質的には母子の間の愛情についての映画なんですね。
生まれる前から(胎内から)
子どもは母親をちゃんと見ている、感じている、っていう感じなんでしょうか。
でも、相当怖そうです。
母親って、ここまで追い詰められる必要があるのか、って思うくらいですよ。
ですよね。いつまでたっても、母親は母親なんだ(ためいき)

このエズラ・ミラーさん、
メヂカラはんぱないですね。
映画の中で美しいこと。

でもって、音楽があの、レディオヘッドの、しおにー!!!こと、
ジョニー・グリーンウッドさんではないですか!
「ノルウェイの森」(いま、「もり」と入力したら盛とでた:笑)で
松山さんがお世話になったんだったーーー!
いや、ピアノが実に美しい。
ギタリストさんですけど、バイオリンとかは使わないのかな←どうでもいい疑問。

映像も怖いけど、美しいです、ひきこまれます。
これは時間を作って観に行かないと^^

予告編、堪能してください。 母はしんどい生き物だ^^





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2 コメント

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Unknown (sana(skyfish改め))
2012-05-25 16:53:44
こんにちは
長らく映画を観ていなかったので、今浦島状態です。
思えば、子育ての20年間は、個人的カルチャーの失われた20年です。
でも、決してネガティブな意味じゃなく、子供の人生を生きた20年は、私だけの20年でもあります。
子育てに勝る能力も社会的要請もなく、母に専心できる境遇にあったことは
幸いなことだったのかな。
この映画の紹介を読みながら思いました。
是非、観てみたいです。ありがとうございました。
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sanaさんへ ()
2012-05-30 10:35:08
こんにちは。

そうです、子育ては幸いなことです。
その渦中はしんどいし、他人が羨ましくも思えたけれど、
豊かな時間であったと思います、
自分が情操を育むための。

人生はいつからでもスタートが切れるんだと思うのです。
趣味もそうだし、なにかの仕事も、運動も、取り組みも・・
たぶんそれを阻害するのは自分のなかの臆病とあらかじめの逃げ、なのかな。

だからこれからお互い、いろいろ楽しみましょう。
何かをやりましょう。

こういう映画はきついですが、
今の家族をみつめるために、いい題材かもしれません。と思うことに(笑)
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