この人が福山龍馬を斬る男。
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福山龍馬の暗殺犯が分かった。ＮＨＫ大河ドラマ「龍馬伝」（日曜後８・００）の最終回（１１月２８日）で、福山雅治（４１）が演じる坂本龍馬を暗殺する“下手人”は、歌舞伎俳優の市川亀治郎（３４）らと判明した。
龍馬暗殺犯は今も謎とされているが、龍馬伝では反幕府勢力を取り締まった「京都見廻組」の今井信郎、佐々木只三郎、渡辺篤が実行犯という説を採用。３人が京都・近江屋の２階に突入し、龍馬と中岡慎太郎（上川隆也＝４５）を斬殺する。
亀治郎は３人の中心的な役割を果たし維新後、暗殺を自白した今井役。ロックバンド「ＢＬＡＮＫＥＹ ＪＥＴ ＣＩＴＹ」などでドラマーとして活躍した俳優の中村達也（４５）が佐々木役、シンガー・ソングライターのＳＩＯＮ（５０）が渡辺役を務める。このキャスティングをめぐっては「福山龍馬を斬りたい」という売り込みがＮＨＫに多く寄せられていた。
亀治郎は０７年の「風林火山」で武田信玄を演じて以来の大河出演。「まさか自分が話をいただけるとは。あこがれのマシャ兄（福山の愛称）とご一緒できたことも大変うれしく、誇りに思っています。なにしろマシャ兄のラジオ番組のヘビーリスナーでしたから」と敵役の福山の大ファンであることを告白。いとこの香川照之（４４）との初共演も実現し「忘れられない大切な作品となりました」と話している。
暗殺シーンは今月８日に撮影。鈴木圭チーフプロデューサーは「今井信郎を、善悪を超えた存在、“誇り高きラストサムライ”として描きます。亀治郎さんは、滅んでいく武士の悲しみと品格を見事に体現してくれました」と熱演を絶賛した。
◆市川 亀治郎（いちかわ・かめじろう）本名・喜熨斗孝彦（きのし・たかひこ）。１９７５年（昭５０）１１月２６日、東京都出身の３４歳。父は市川段四郎。伯父は香川照之の父、市川猿之助。屋号は沢潟（おもだか）屋。８３年、歌舞伎座で二代目市川亀治郎を名乗り初舞台。０８年には三谷幸喜監督の映画「ザ・マジックアワー」に出演。
（スポニチ/livedoorニュース）
春に堺雅人りん♪が龍馬暗殺のなぞをさぐる番組に出て、
いろいろ犯行の手口を再現したり、犯人の絞込みを試みたりしたではないですか。
結局、薄暗がりで、犯行が３分程度でしたっけ、短い時間に行われたこと、
天井がとても低い傾斜になっていて、龍馬が刀を振りかざして応戦できなかったこと、
犯人の可能性がある人間あるいは集団は１０を超える？！・・みたいな結論だったように
思うのですが、今回は「京都見廻組」説を採用したわけなんですね。
嫌われ者の「新撰組」は結局、本命のヒールにはなりえなかったという（ならんでいいけど：汗）
番組がどんどんその日に近づいて盛り上がるのではなくて、
龍馬がそういう、いわばやばい状況に近づいてゆくのを観たくないというのか、
視聴率はかつてのようにはふるわないそうですが、どんどん感動的になってゆくのに、
もったいないなあと思います。
先日の龍馬伝では龍馬が作った憲法草案（みたいなもの）に感激して涙がとまらなかったんですよ。
あのドラマ、中学生くらいになったら、朝読書みたいに全員の必須にすればいいのになあと思います。
現代史をきちんとドラマ化したのは知らないのですが、あれは幕末～明治になるまでを、
多くの若者の志とともに本当に素晴らしく描いていますよね。
で、視聴率に現れる、《しんどいものはスルー》的逃避はなしで、最後まで見届けてほしいなあ。
それぞれ大きなエピソードのときの俳優さんたちの熱演、名演は列挙にいとまがないですが、
今回は最大の見せ場でしょう。
怖いけれど、じっくりと立ち会いたい、そんな気がします。
でもまだまだ先であってほしいのに・・・・涙
