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堺雅人りん♪、微笑みのなかに悲しみを秘める演技・・松みたい。

2008-07-25 | 堺雅人りん♪あんど恋愛新党

L図書では「やさぐれぱんだ」のビデオ紹介時から
堺雅人りん♪は別格扱いの「きになったへんてこりん」だったのですが、
なんでこんなに気になるのか(へんてこりんだから?)
違う、違う、不思議だったんです。
★★★昨日までの総アクセス数、1,432,887。
ご訪問ありがとうございます。最近は中国のみならず、
台湾からもお客様が!!うれぴい。台湾ではDMCは11月公開だって!!


堺雅人りん♪、
微笑みのなかに悲しみを秘める演技
   ・・・松みたい。



 テレビに映画に、旬の俳優、堺雅人(34)が
“微笑み旋風”を巻き起こしている。
NHK大河ドラマ「篤姫」で演じた“うつけ”の将軍・家定では
評価が一段と高まった。

 「家定のハイテンションな演技もヘタな人が演じれば下品なだけ。
育ちの良さをちゃんと出せるあたりタダモノじゃない」と語るのは
映画評論家の折田千鶴子さん。“幕末モノは当たらない”とされた
大河ドラマのジンクスを覆して中盤まで高視聴率をキープし続けたのは
堺が演じた家定人気が大きな要因といわれる。

 家定が「うるさい、うるさいうるさいうるさーい!」と側近に
当たり散らす様も板についた。この世を去った13日放送分では、
視聴率は26.2%(ビデオリサーチ調べ)とスタート以来で
最高の数字を叩き出している。「『もっと家定を見たかった』
『回想シーンでいいから、また登場させてほしい』というご意見を
いただいています」とはNHK広報。とくに主婦層の支持は絶大だ。

 人気の秘密は、ヨンさまのごとく、いつも柔らかい微笑みをたたえた
顔立ちに涼しい目、映画ライターの多賀谷浩子さんは「取材で会うたびに、
こちらをすーっと通り抜けていくような、透明で強い視線を感じる」と話す。
折田さんも「理路整然とした話をしていたかと思うと突然、ボケてフワッと
笑う。はぐらかされているんだけど納得してしまう」とゾッコン。

 「微笑みながら悲しさを内面に、にじませる演技をさせたら当代一」
(舞台スタッフ)の声も。

 宮崎県出身。早大在学中に劇団「東京オレンジ」旗揚げメンバーとなり
「小劇場のプリンス」と呼ばれ注目を浴びる。テレビ、映画に進出。
「くせ者役が多く、行定勲監督のデビュー作『ひまわり』で
メーキャップアーティスト、篠原哲雄監督の『張り込み』では団地妻と
肉体関係を持つ会社員だった。性格俳優で伸びると思った」と
当時を知る映画関係者が明かす。

 知名度アップに大きく貢献したのが、同じ舞台畑の三谷幸喜(47)が
脚本を務めた2004年の大河「新選組!」。副長の山南敬助として登場。
歴史的にスポットが当たる機会の少ない役柄を好演。マニアックな人気に
視聴率は伸びなかったものの、山南の死を嘆く投書が殺到し、
「篤姫」でリベンジを果たした格好だ。

 公開中の映画「クライマーズ・ハイ」では地元紙の冷静な県警キャップ・
佐山記者役で新境地を開いた。

 「知り合いの新聞記者や上毛新聞OBからも熱心に話を聞いて
原田眞人監督に報告していた。佐山が小銭をポケットにジャラジャラさせて
いるのは、堺さんの話を聞いて監督が採用したから」(映画スタッフ)

 さらに堺が主演する最新作「ジャージの二人」の宣伝担当者が
エピソードを紹介する。撮影時、堺の父親役を演じた鮎川誠(60)が
せりふを覚えようと苦闘している時だ。

 「隣に堺さんがすっと来て、鮎川さんとせりふ合わせを始めた。
鮎川さんは『よく出来た俺の息子だ!』と感激していた」

 男のハートもガッチリ。ただ者じゃない。
                      (ZAKZAK)
私だけじゃないんですよ、
松山ケンイチファンのなかには
堺雅人りん♪を好きな人がとても多い。
なんでかなあ、なんて
思うておりましたがな。
でもって、この記事を読んで激しくヘドバン!!

>・・・理路整然とした話をしていたかと思うと突然、
ボケてフワッと笑う。はぐらかされているんだけど
納得してしまう

>「微笑みながら悲しさを内面に、にじませる演技をさせたら当代一」
(舞台スタッフ)の声も。


松山くんの素顔じゃないか!

松山くんのLの演技(微笑みながら悲しさを内面に・・)じゃないか!

むろん、松山ケンイチサイドにしっかり立ってしまう私としては、
そりゃあ、松のほうが男前とか超人とか・・うっぷ、
お口を手でしっかりとおさえなくては(笑)

ああああー、
そうなのか!
松山ケンイチ王子と堺雅人りん♪党首は
従兄弟同士くらい似てたんだ!
ナイーブで、
儚い役が似合ってて、

家定の「うるさい、うるさいうるさいうるさーい!」は
クラウザーさんの
「ファッ○ファッ○ファッ○ファッ○ファッ○ファッ○ー!」に
似てるのだ(似てないか、似てるって多分・・笑)

いやあね、松が現場で監督さんとたくさん話をするだとか
(「カムイ外伝」は恐ろしくて近寄れないのだろうか?ううう)
アドリブ入れるとかってのも、堺雅人りん♪のエピソードを読んで
わあ、小銭かあって、嬉しくなりましたよ。
お菓子を選ぶL役の松山くんの横顔とだぶりましたからね。

なんか、堺雅人りん♪を安心して好きでいられる(笑)ような、
そんな気になってきません?

あ、それから、個人的に思うこと。
ふたりとも昭和テイストがするんですよね。
懐かしいんだけど、懐かしいだけで終わらせちゃいけない、
にんげんとしての崇高さ。
堺雅人りん♪は松ほどに熱く語らないだろうけど、
きっと、ゆるがせにしない人だと思う、ものごとの道理ってものを。




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10 コメント

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Unknown (陽良)
2008-07-25 15:49:20
私も山南敬助で堺雅人りんに注目した1人です。
新撰組でラブコール再放送があったように、篤姫でも同じような現象が?
すごいです~堺雅人りん♪

そんな堺雅人りんと松山くんに通じるところがあるなんて!
なるほど~って頷いてしまいました。
私も安心して見ていようと思います(笑)
ちなみに堺雅人りんは、北海道新聞のCMに出演しているんですよー
(今さらですが…)
ちょっとだけ優越感に浸って見ています(笑)
返信する
陽良さんへ ()
2008-07-25 22:53:06
こんばんは。
新撰組と聞くと、前のめりになります。
放送終了後、座談会がありましたよね。
山本耕史くんが「局長を補佐し、みんなを
引っ張ってゆくのがたいへんだった」
みたいなことを言ってたような。
山本くんの演じた土方、かっこよかったです。
山南さんと一番対立するから複雑だったけど。
竜也くん(総司)に追いつかれたときの、
堺雅人りん(山南さん)の淋しそうな顔が
忘れられません(涙)
でもね、私が一番感動したのは
伊東甲子太郎と近藤勇のあいだで揺れる、
原田佐之助さんでした。勘三郎さんの息子さんでしたよね。
死んでゆくところで号泣しましたよ。
陽良さん、あの新撰組は最高でしたね、
ほんとに寄せ集めの青年が武士を夢見て
京都に上った感じがありありで。
井上源之助さんが亡霊になって帰ってくるところもせつなくて、
古畑さんで「向島」クンを見たときは、
わけもなくありがとう!ってうるうるしました。
うう、新撰組を語りだすととまりませんよ。
あのテーマ曲もよかったですよね、
鈴木京香さんも美しかったなあ。
堺雅人りん♪、松と似ていますが、
相撲をとったら松に巻けるでしょう
いくら知識が豊富でも体力が重要なのですよ、堺雅人りん。
なんて偉そうにいってみる。
陽良さん、これからも新撰組を語りましょうぞ・
って、語ってるのは私だけ(笑)
返信する
Unknown ()
2008-07-25 22:53:50
追伸、

堺雅人りん♪のCMは羨ましいです(笑)
返信する
Unknown (うらら)
2008-07-26 00:25:17
樹さん、こんばんは~☆
堺雅人さん、私も今(松の次に)気になる俳優さんです~!
そして私の母ものめりこみ中(笑)
家定様は素敵でしたものね~。
堺さんって笑った目元がとても印象的ですど、
「クライマーズ・ハイ」の佐山では松山くんに負けず劣らず、とても鋭い目をされてました。
目力のある俳優さんなんだと、実はこの時初めて感じました。

樹さんのご指摘通り、堺さんと松山くんってどことなく似てますね(笑)
このふたりの共演もぜひ見てみたいです♪
返信する
Unknown (陽良)
2008-07-26 00:36:24
こんばんわ☆
樹さんも新撰組好きなんですか~きゃっきゃっしちゃいます(笑)

新撰組、私は山本さんの土方歳三が大好きでした。
ドラマの影響をもろに受けて、突然函館に旅立ってみたりしました。
みんなが力いっぱい生き抜いた姿に心打たれたドラマでしたね。
(ドラマと言えど事実でもありますが…)
主題歌も良かったですよね~
やばい、見たくなってきました。
残念ながらうちには土方歳三最期の一日しか映像がないのですが…また見ちゃおう(笑)
返信する
うららさんへ ()
2008-07-26 07:24:14
おはようございます。
うららさんはお休みだっけ?
うちの会社、ややこしくって、
今週は月曜がお休みだったので、
今日は夜までお仕事。
そうでない週は半ドン。夜までの土曜はこたえる(笑)梅田に寄れない←不良主婦(笑)

いやあ、うららさんちでも堺雅人りん♪ブームなのですか?
大好きなんですよ、儚い感じで、でも頭がよくて芯が強い人。
でもって、背中をばーーんってパーで叩きたくなる(笑)

「クライマーズハイ」観たい。
給料日前になってしもうた(月末なの)のに、ダンナサンが今日行こうとまぬけたことを
言いました。
(休みだと勘違いされてる。何年、私の勤務体制につきあってるんだ、きみは)
佐山の鋭い目を見たいです、小銭ちゃらちゃらの音も聞きたいな。
なのにそれより「アフタースクール」を
も一度観たいと思う自分がおります。
堺雅人りんの最初の表情、常盤さんにむけてのね。
あそこを押さえとかないと、って思うのです。
洋ちゃんにはまってましたから(笑)
いやあ、当分ブームは続きそうですね、
お父さんもひきずりこんでくださいね(笑)
返信する
陽良さんへ ()
2008-07-26 07:33:57
おはようございます。

まず訂正・井上さんは井上源八だったと思います。
わあ、握手ですよ。山南さん好きでしたが、
土方大好きでした、山本くんの。

ずーーっと昔、「京都維新之会・新撰組」
なんて、おじさま主宰の会にちょこっと入って、
「新人物往来社」による、新撰組縁の地ツアーに参加したことあります(すごい過去!!)
超マニアックなところ、雑誌社ならではの
調査で、特別に見せてもらったり、
おいしい思いもしました。

あの新撰組は視聴率とれなかったかもしれないけど、
本当に自分らで組織を創りあげてゆき、
崩壊してゆくさまがよく出てたと思うし、
リアルに土方さんがあんな位置だったんだろうなと思えました。
近藤さんは浪花節のひとでしたもんね(と、知り合いみたいに言ってみる・笑)
オダジョーとか、谷原章介さんとか、
そうそうたるメンバーでしたね。
陽良さん、土方さんの最期の1日、
なんかLの23日を思い出すじゃないか(涙)
味わってくださいね。
山本くんはいい役者さんですよね!!
最後にも一回握手(笑)
返信する
Unknown ()
2008-07-26 07:36:10
追伸、

読み返してみたら、
握手、一回だけだった
じゃあ、ハグですわい(笑)
返信する
Unknown (今、跳ねる)
2008-07-27 18:41:32
なるほど…と読みながらうなずいていました。
松山さんのほうが男前、超人…これにも
うんうんと 笑

堺さんは悲しさみたいなものと同時に
どこか何かを諦めた空気が
感じられて味わい深い役者さんだと思うのですが、
新選組、山南さんは33話で亡くなるにも
関わらず、30話からもうずっと涙が止まらなくてたまりませんでした。
水面にうつった自分の顔を覗きこんで
石をぽんっと弾き飛ばしたときの
寂しそうな顔は特に印象に残っています。

松山さんは 私は一目ぼれで
最初のLのシーンから風がふく衝撃と
いくら人と対話していても
やはり孤独であることに変わりは無い
哀愁みたいなものも感じられて、そうゆう部分ににかれていったのだと思います。

クールに演じても微笑んでいても
その奥にある孤独が感じられる役者さんに
にかれてしまいます。

そして新選組傑作ですよね。私は心意気が感じられるものが大好きなのですが
どんぴしゃにつかれて、
三谷幸喜さんぶれないな…と毎回ワクワクしながら見ていました。
三谷さんが出されている本の中で
新選組にふれられているのですが 香取さん演じる近藤勇が最後、処刑される際に発する
言葉やしぐさは、台本書きにせず
香取さんに任せていたそうですが
最後のシーン、近藤さんは笑顔になって「トシ…」
とつぶやいたことに
三谷さんは驚かれたようです。(もしご存知でしたらすいません)
死に際は一般的だと悲しげに終わるものですし
近藤さんだったら覚悟を決めて
表情は変わらずに迎えそうな雰囲気がしますが
笑顔になったその顔は
昔武士になることを土方さんとワクワクしながら話していた
純粋な顔で、とても引き込まれました。

そして後に「トシ…」のあとは何だったの?
と香取さんに尋ねてみると
「次は何をしようか」
だったそうなんです。
それを聞いて
涙がでてしまいました。
役者さんっていいな、と最近よく
感じます。^^
返信する
今、跳ねるさんへ ()
2008-07-27 23:26:06
こんばんは。

とっても感慨深いお話を聞かせてくださって、ありがとうございます。
新撰組のこと、相当忘れてました。
伊東さんのところへ走ったのは藤堂平助でしたね。原田さんじゃなくて。

ああ、わかります、
私も山南さんが亡くなるの、わかっているから、
辛くて観る勇気を振り絞るのがたいへんでした。
ああ、このひとをなくしてしまったらだめだと、
動かしがたい歴史を動かしたくて、沖田総司を憎みましたよ。

>どこか何かを諦めた空気が

よくわかります。そうですよね、
「アフタースクール」の冒頭も、
そういう顔をなさってて、すっかり騙されてしまいましたもん(笑)
ですから、ちらりと某所で見た恋愛新党での党首ぶりには
びっくりしました。堂々としすぎ(笑)
近藤さんの処刑の場面、そんなことがあったのですか?
知りませんでした。
あの番組は大好きで、オダジョーの斉藤一とか、
八嶋さんの武田観流斉とか、人間の奥深いところや悲哀が
とても共感のできるものでしたよね。
小日向さんも義理のお兄さん役でしたっけ、
出ていらして、
世間の評判など関係なく、楽しみにしていました。
役者さんとして香取くんにはそれほどの期待もしてはいなかったのですが、
認識をあらたにしました。
青春群像劇として、命を賭してやりたかったのは何だったのか?
簡単には口にできないですね。
壬生の屯所での隊士たちの姿、忘れられそうにありません。
映画にして永久に残したいですね。

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