角川文庫L図書賛同企画第4弾
≪パズル≫(れいちぇる)
(選んだ本)
「パズル」(山田悠介/やまだ ゆうすけ)
(選んだ理由)
帯と栞で(笑)
ってそれは置いといて。
じっくり読むというよりは、サクっと読めそうなもので、
しかも謎解きみたいなお話を読みたくて。
また、作者は映画化された「親指さがし」の原作者だということ
(松がらみ♪)そして私より2つ年下(だいたい同世代!?)
ということで興味がわき、手にとりました。
(感想)
まずは物語の概要ですが・・・裏表紙より
「超有名進学校の、さらにエリート中のエリートだけが
選りすぐられたクラスが、正体不明の武装集団に占拠された。
人質とされた性格最悪の担任教師を救うには、
広大な校舎の各所に隠された2000ものピースを探し出し、
パズルを完成させるしかない。
タイムリミットは48時間。狂気のパズルは果たして完成
するのか?武装集団の目的とは?」
さすがに若い世代に支持を得た作者だけあって、読み易いです。
予想以上の読み易さに、正直ちょっと物足りないかんじでした。
主人公の湯浅くんは、エリートクラスのトップの成績であり
担任のお気に入りなんですが、実は勉強漬けの毎日に疑問を抱いて
います。でも反抗なんてできない。
そんな彼が、事件に巻き込まれパズルのピースを探す中で
友達でなくライバルとしてきたクラスメイト達を指揮し、
人間らしい、感情豊かな判断をしていきます。
そこには反論する者・非協力的な者も大勢いました。
そんな彼らを必死に説得し、力を合わせようと訴える湯浅くん。
けれど私には、何故湯浅くんだけが他の人に比べて感情的な心を
持っていたのか、それがよくわかりませんでした。
もともと心優しき少年だったのか?
あまり努力しないでもトップの成績をとれるので、それほど
心がすさむことがなかったのか??
はたまた、勉強が出来る上に優しさを兼ね揃えれば最強になれると
頭のどっかで計算して行動していたのか???
こども達が究極の状況に追い込まれるといえば『バトルロワイアル』が
ありますが(あれは殺し合いですけど)
映画の中で、仲良くしていた女子グループが1つの疑惑であっと言う間に
周りの全てを疑い、殺し合いに発展するシーンがありました。
まさに人間の奥の奥の部分が表にでた瞬間でした。
人間の『恐怖』が信じがたい凶行に発展するのだと知りました。
この『パズル』の中でも、生徒同士のこぜりあいが多少あったかと
思いますが、大した問題には発展しなかったので私としては
もう少しエグイぐらいの人間の狡さが表現されていても良かったのかな、
と思いました。
しかし物語の結末はどんでん返し的なエピソードで締めくくられてあり、
ちょっと油断していた読者の心に人間の裏の部分を見せつける、といった
構成になっているのかもしれません。
読書家というほど本を読んでいるわけではないし、感想なんて小学生以来
だというのに、批判的な内容になってしまってすみません。
ただ、ジェットコースター的展開でぐんぐん謎に迫るというのは
読んでて気持ちがいいものですね。
娯楽としての映画を作るとすると、こういう本が人気なのかもしれません。
今回は松山くんに演じて欲しい役柄はなかったです^^←目的違うし
れいちぇるさん、ありがとうございます。
若い世代にとても人気のある作家さんらしいですね。
私も≪親指さがし≫を読みましたが、
映画よりも数段怖い内容で、びびりました。
≪パズル≫にしてもそうですが、この作家さんは
思わせぶりな題名をつけないかたですね。
わかりやすいです(笑)
れいちぇるさんがあげてくださった問題点というか、
疑問点を頭のかたすみにおいてよむと、
読書の楽しみも倍増ですね。
松山くんがやれそうな役がないのは残念です(←同感ですし・笑)
角川夏の100冊まであと、96冊です(笑)
既出の本でも構わないですよ。
その作品と、向き合った感動がたいせつ。
100個のレビューを集めたいのです(笑)。
あなたも松山くんのキャンペーンを盛り上げてください。
レビューをお待ちしております!!
期限はあなたの夏が終わるまで(笑)
400文字以上、が最低ライン。
「パズル」、買おうかなどうしようかな~って気になってました。
なので、れいちぇるさんのレビューが読めてよかったです。買おうっと。
でも松山変換キャラはいないんですね~(←私も残念ですし)
素敵なレビューをありがとうございました!
最後の最後で、「おぉ、こう持ってきたか」という感覚は覚えています。すっきり、というより、愕然という感じだったかな(もはやうろ覚え)。
確かにご指摘の通り、なぜ、あのような環境で主人公だけが、優しい感情を持てるのか、逆に言うと、なぜクラスメイトたちが、あそこまで歪むのか。「担任の性格の悪さ」や「勉強漬けの秀才たちのゆがみ」が、非常にステレオタイプな気がします。
まあ、そういうところは、ストーリーとはあまり関わりがないと割り切って読むと、確かに面白いと思います。キャラ読みが出来ない分、松山さんにはあてはめられないのかも知れませんね(苦笑)
エンタテイメントとして「わー、面白かった」というのも読書の面白さですものね。
辛口レビュー、全く構わないと思います。
自分が読んだことのある本だと、親近感がわきます!ありがとうございました。
おもしろそうな内容だけど、ちょっと残念な感じなんですね。キャラ設定って大事ですよね~。そして松を当てはめられる役がないのが非常に残念(笑。ここにも一人)
でも気軽に読めるという点にひかれました♪ゆっくり読書の時間が持てないので、サクサク読めちゃうのがいいかなぁって。
書店に行ったらとりあえず手にとってみようと思います。ありがとうございました☆
好きな本だと感想もどんどん書けるけど、辛口のレビューを書くのってそれよりも難しいです。
冷静になる部分がでてくるからかな。勢い、感情だけでぐわぁ~って書けないから。
でも、読む側としては、辛口のものが意外に参考になったりするんですよね。
松山くんにあてはまる・・・以下みなさんと同じです(笑)
お二方、申し訳ありませんでした。
掲載ありがとうございます♪
いっくら読み返しても、つまらないレビューだと思い、かなり渋っていましたが、送ってみてこうしていろんな方に反応いただけてほんとに良かったです。
しかし写メが・・ひどいですね(笑)ぼやぼやだ。
タイトル・・確かに裏切りませんね!色んな面で「分かり易い」というのは入門編としていいことですよね♪
>>うららさんへ
さっそくのコメありがとうございました。
映画のレビューがお上手うららさんなので、この本を読んで、どんな感想を持たれるか、気になります^^もしも読んだら教えてくださいね~
あと、もしかして松山変換キャラいたらそれも!!
見落としてたかも~ですので☆
>>まろうさぎさんへ
コメントありがとうございます!まろうさぎんさんは既読だったんですね!!
確かに「すっきり」はしませんでした。最後のエピソードでもやっぱり湯浅くんのこころが読み取れず
もやもやが残ってしまいました。
だけどパズルを探す作業は面白そうで、ちょっとやってみたい気がしました(不謹慎だわ)
前回のまろうさぎさんのレビュー、読ませてもらったんですがコメントできずすみませんでした。
もしもあの本に私が10代で出会っていたら、こどものに共感しそちらに意識が流される分、大事な存在とされてた父親が軽く映ったかもしれませんね。
どうしても今だと大人目線・親目線で物事を見るようになってしまったから・・。
まろうさぎさんがストーリーよりもキャラ寄りのレビューをしてくださったからこそ、内容が気になり読みたくなりました!ありがとうございました!
(ここにコメントしてすみません!)
コメントありがとうございます!!
最近、からんでない気が・・うう。お仕事お疲れ様!!
みんながみんな新しい松の役を探している(笑)でもここには多分いなかったです。私がさっさと読みすぎなのかもしれませんが・・・
気分転換に読む、でもいいと思います。量もあまりないし。何度か立ち読みしたら読破できるかも!?(そこまで簡単ではないかー??)
>>まじょっこさんへ
コメントありがとうございます!
感情だけで書けないっていうのはありますね!だからわりと辛い作業ではありました。
でも楽しいですね。松山くんが好きだという1本の太いパイプでみな繋がっているのに、それぞれ選ぶ本が違ったり、同じ本でもきっと感じ方も違うでしょう。
まじょっこさんがご紹介してくださった本を今後私が読んで、また別の感情を持つでしょうが、絶対「まじょっこさんはこうだって言ってたな」と思い出す気がします!!
うららさんは大好きなので、間違えられて光栄です(笑)
so ~
she said she would buy人間失格 and dmc cd for me
recently..i have no money泣
all my money have spend on buying products about kenichi..
magazine..dvd..cd..
i am waiting for my salary.....to save me(笑)
Thank you for the comment!
>all my money have spend on buyingproducts about kenichi
Oh dear. I am also the same.
・・・All his fans are the same.
kenichi of「人間失格」is cooool!!!
Though the mole of the nose is erased.
why???
Your friend might be entranced, too!