急増! 知られざる
「ひきこもり主婦」の実態…
>ひきこもりは若者特有のもの──そんな社会の思い込みを打ち砕き、
「40歳以上のひきこもりは100万人以上」という“ひきこもりの高齢化”を
昨年『大人のひきこもり 本当は「外に出る理由」を探している人たち』(講談社)で明かした、
ジャーナリストの池上正樹氏。その衝撃的な内容で本は大きな話題を呼んだが、
池上氏は先日発表したレポートでも、隠されたひきこもりの実態を明らかにした。
それは、「主婦のひきこもり」という存在だ。
(LITERA)
この記事には衝撃を覚えた、というより、
そこには気付かなかった、というか、
なるほど、それはそうだよ、と思いました。
性格的にどんどん外に出て行きたいというより、
ひきこもりたい私にとっては、
今、仕事を辞すれば、すぐ直面するというか、
可能性として大いに考えられることです。
《主婦》とひとくくりにして、
家にいる人として当然のように数字から弾かれる存在、
でも、もっともきつい立場に措かれているかもしれないですよね、
誰からも救済の手を差し伸べられない、と思うし。
>じつはこうした「ひきこもり主婦」の存在が問題にされてこなかったことには、理由がある。
まず、最後にひきこもりの数が発表されたのは、2010年の内閣府調査。
ここで、ひきこもり者の人数は約70万人、予備軍をふくめると225万人にものぼるという結果が発表されたが、
この調査では「自宅で家事・育児をすると回答した者を除く」としていた。
すなわち〈結婚した女性がひきこもると想定されていない〉わけだ。そもそもこの調査は39歳以下が対象で、
いまから5年も前のもの。全体の割合でいえば女性のひきこもりは3割とされているが、
現実にひきこもり主婦は〈潜在的にはかなりの数に上るのではないか〉と池上氏は推測している。
この記事では後半、大きな飛躍というか、
そこに行きますか、というような流れになっているのですが、
《主婦のひきこもり》という着眼点から、
いろいろ考えてみるのも良い機会なのではないかと思います。
急増! 知られざる「ひきこもり主婦」の実態…彼女たちを追いつめるものとは?
(LITERA)
http://lite-ra.com/2015/02/post-854.html
「ひきこもり」というのは、単に家(部屋)から出られないだけでなく、社会的接点もなく社会的役割を果たせなくなっている状況だと理解していたので、これはどうかな~と思います。
その一方で、「主婦」としてのカテゴリを与えられてしまったがゆえに、見落とされている問題があるという指摘は頷けます。
私も仕事をやめたら(首になったら)、即ひきこもります。私の場合は、SNEP(孤立無業者)という新しいカテゴリに入ってしまいますね。
まろうさぎ様
こんばんは。
おやとだんなの病気が悪化したため 私は家を一時空けられなくなった時、とても疎外感にさいなまれました。
二人を放っておいて食事をするのも疲れ、なにもかも投げ出したいと半ば虚無的になり、
白髪が増え シミが増え 人との関わりを避け 一ヶ月が経ち、
看護師さんより 私の余裕のない表情を 病気と戦っている二人から心配され、 施設に行った方が良いのではと相談されていたことを知り、
私は引きこもりから抜け出せました。
ヘルパーさんが入っている二時間の間は 本を読んだり 友達とランチしたり
職場に復帰も果たしました。
二人も私のために頑張り 主人も仕事を再会しましたが、
この時のことがきっかけで 私は離婚しました。
今 勝手にいじけて疲れて 二人のせいにして苦しめたことを 後悔しています。
また一緒に頑張りたいと今度は同じ失敗をしない様 周りに助けを呼ぶようにすると約しています。
そんな時に励ましてくれたのが 清盛でした。
じぶんの産まれに生い立ちに悩みながら 間違えて強かに生きる清盛や
息子達 家族や 朝廷 源氏 貴族の生き方に一喜一憂しながら 泣くことや どきどきを思い出しました。
>主婦でしかも子育てしていたら、否応なしに、買い物や子どもの教育やその他で社会と関わると思いますけれど。
うーん、難しいところだと思います。
主婦であるからこそ、従来の青少年のように、物理的にはひきこもれないけど、
つまり、出て行かざるをえない状況があるわけで、
かなうならずっと家の中にひきこもっていたい、という精神的な状態があるのではないか?
そしてそのことを考えてこなかったのではないか?
ということだと思うのです。
『ひきこもらざるを得ない』けど本当は出て行きたい、というのと、
必要最低限外に出ないといけないから無理して出るけど、
できるなら誰とも顔を合わせたくない、の違いというか。
>社会的接点もなく社会的役割を果たせなくなっている状況だと理解していたので、これはどうかな~と思います。
果たしたくなくて、家に隠れていたい状況、
それはたしかにあると思います!
それが(精神的に)引き起こされるのは嫁姑問題、育児、夫婦間の問題など、
さまざまだとは思いますが。
ありがとうございました。
どう返信すべきか、わからないのですが、
苦しい時期を乗り越えられたこと、
お喜び申し上げます。