2007/06月出版 幻冬社「ぽろぽろドール」豊島ミホ
昔からよくあるような、人形に霊が宿っている・・等という、人形の存在自体が不気味なわけではなく、人形を持っている人間の心が不気味?という小説^^
「檸檬のころ」「神田川デイズ」が大当たり!だったので、次に読んでみたのが、この最新刊の「ぽろぽろドール」
先の2つとは趣が違うものの、こちらも、とても面白くて一気読み!4つ☆
ちょこっとだけ、乙一さんと、小川洋子さんのような雰囲気も漂っていました(この2人は私が好きな作家さんたち)
「ぽろぽろドール」
鎌倉のおばさまのお家!まずは、これにソソられる。美しく整然と整えられているお屋敷に、一部屋だけ、他の部屋とは明らかに違う乱雑なお部屋が。そこにいた、不思議な男の子の人形。とても貴重な人形で、頬を叩くと涙がポロリと流れるという仕掛けが。 表題作でもあり、最初の作品でもあり、全部の話の中で、もしかしたら一番好きなのが、このお話かも。最初の方の設定とかは、どこか小川洋子さんを連想させられるお話だったけど、女の子がバスケ部のマネージャーに・・という辺りからは、豊島節?が炸裂♪ 小説なのに、漫画でありそうなお話^^
「手のひらの中のやわらかな星」
あたたたた!!!痛過ぎる内容・・・。
過疎の村から街の高校に入学し、産まれて初めて自分のダサさ醜さ加減という事実を悟る少女・・。憧れのクラスメートの冬馬さんに近づきたいが、拒否られる・・。
★以下、ネタバレです 文字反転して下さい★
★
冬馬さんに似たトーマという人形のお洋服を作り、ブログでアップするようになり・・・。学校行事で、アリスの衣装係に立候補し・・。でも自ら立候補し、携帯の画像を見せるというパワーと積極性は、すごいな!って思いました。このパワーがあれば、いつかこのみにくいアヒルの子も、白鳥になる日が来る!と私はそう思いましたよ(^O^)。以上
「めざめる五月」
2ヶ月限定で田舎の学校に転校してきた少女は、坪内くんに声をかけられ・・・、自分とそっくりな等身大の人形を見せられ、秘密を共有することになる。
エロいです。小学生設定で大丈夫か~~?(^c^*)
「サナギのままで」
昔の、はぶりが良かった頃の、繭工場の蔵の中で過ごした坊ちゃんとの思い出・・・。坊ちゃんは戦争に行くことになった・・。した。大人になった少女は、マネキン工場で働いている・・。
これも、耽美な日本古典文学の趣がただよっていて、良い感じのお話だったな~
「きみのいない夜には」
ネットで落札した着せ替え人形。普通はそこで終わる関係なのに、元人形の持ち主から、その後も手紙が届く・・・
これは気持ち悪い・・と少し思ってしまった。それにしても、ネットオークション後のこういう展開って、目のつけどころが凄い!!面白かったけれど、ラストの展開が私には、ちょっと理解不能。
「僕が人形と眠るまで」
整った顔を持つ少年は、交通事故で顔に大やけどをしてしまい、それ以後、これまでの生活が一変してしまう。事故後、学校に戻ってから、昔の彼女や回りの人達が彼にとる態度の部分が、がらっと変わる訳じゃない部分が、さすがに豊島さん、するどい・・。太ってるのに肌を露出し派手な色のファッションで浮いているヒトミとの部分も痛すぎる~~~。
全編通して、人形のお話なのだけれど、他の小説では味わえない様な面白い展開、設定でした
「檸檬のころ」「底辺女子高生」
「神田川デイズ」豊島ミホ 面白かった~
昔からよくあるような、人形に霊が宿っている・・等という、人形の存在自体が不気味なわけではなく、人形を持っている人間の心が不気味?という小説^^
「檸檬のころ」「神田川デイズ」が大当たり!だったので、次に読んでみたのが、この最新刊の「ぽろぽろドール」
先の2つとは趣が違うものの、こちらも、とても面白くて一気読み!4つ☆
ちょこっとだけ、乙一さんと、小川洋子さんのような雰囲気も漂っていました(この2人は私が好きな作家さんたち)
「ぽろぽろドール」
鎌倉のおばさまのお家!まずは、これにソソられる。美しく整然と整えられているお屋敷に、一部屋だけ、他の部屋とは明らかに違う乱雑なお部屋が。そこにいた、不思議な男の子の人形。とても貴重な人形で、頬を叩くと涙がポロリと流れるという仕掛けが。 表題作でもあり、最初の作品でもあり、全部の話の中で、もしかしたら一番好きなのが、このお話かも。最初の方の設定とかは、どこか小川洋子さんを連想させられるお話だったけど、女の子がバスケ部のマネージャーに・・という辺りからは、豊島節?が炸裂♪ 小説なのに、漫画でありそうなお話^^
「手のひらの中のやわらかな星」
あたたたた!!!痛過ぎる内容・・・。
過疎の村から街の高校に入学し、産まれて初めて自分のダサさ醜さ加減という事実を悟る少女・・。憧れのクラスメートの冬馬さんに近づきたいが、拒否られる・・。
★以下、ネタバレです 文字反転して下さい★
★
冬馬さんに似たトーマという人形のお洋服を作り、ブログでアップするようになり・・・。学校行事で、アリスの衣装係に立候補し・・。でも自ら立候補し、携帯の画像を見せるというパワーと積極性は、すごいな!って思いました。このパワーがあれば、いつかこのみにくいアヒルの子も、白鳥になる日が来る!と私はそう思いましたよ(^O^)。以上
「めざめる五月」
2ヶ月限定で田舎の学校に転校してきた少女は、坪内くんに声をかけられ・・・、自分とそっくりな等身大の人形を見せられ、秘密を共有することになる。
エロいです。小学生設定で大丈夫か~~?(^c^*)
「サナギのままで」
昔の、はぶりが良かった頃の、繭工場の蔵の中で過ごした坊ちゃんとの思い出・・・。坊ちゃんは戦争に行くことになった・・。した。大人になった少女は、マネキン工場で働いている・・。
これも、耽美な日本古典文学の趣がただよっていて、良い感じのお話だったな~
「きみのいない夜には」
ネットで落札した着せ替え人形。普通はそこで終わる関係なのに、元人形の持ち主から、その後も手紙が届く・・・
これは気持ち悪い・・と少し思ってしまった。それにしても、ネットオークション後のこういう展開って、目のつけどころが凄い!!面白かったけれど、ラストの展開が私には、ちょっと理解不能。
「僕が人形と眠るまで」
整った顔を持つ少年は、交通事故で顔に大やけどをしてしまい、それ以後、これまでの生活が一変してしまう。事故後、学校に戻ってから、昔の彼女や回りの人達が彼にとる態度の部分が、がらっと変わる訳じゃない部分が、さすがに豊島さん、するどい・・。太ってるのに肌を露出し派手な色のファッションで浮いているヒトミとの部分も痛すぎる~~~。
全編通して、人形のお話なのだけれど、他の小説では味わえない様な面白い展開、設定でした
「檸檬のころ」「底辺女子高生」
「神田川デイズ」豊島ミホ 面白かった~
猛暑の中読むには、ピッタリだったかもしれませんね。
確かに、人形自体が怖いのではなくって、人形をもっている人間の心の方なんですよね。
全く理解出来ないというものもあったんですが、そうせざるをえない気持ちが伝わってきて、胸が痛かったり、切なくなってしまいました。
「さなぎのままで」の切なさとか、「手のひらの中のやわらかな星」 の痛さとか、好きなんですけど、「きみのいない夜には」のラストは私も理解不能でした。
ほんと、人形が怖いのではなくて、人形を愛する人間の心の方が不気味でした。
「めざめる五月」の小学生設定は、衝撃的でした。でも中学生になるともっと生々しくて気持ち悪くなっちゃうかもって思うんですが・・。
乙一さんのイメージは感じましたけど、そうでした、小川洋子さんもこういう作品がありましたね~。
人形にまつわる人たちのひそやかなドラマ。
怖いもの見たさで、ついつい気になって最後まで読んだ感じです。
「きみのいない夜には」は、読み返してみると始めの方にしっかり提示があります。
でもラストは唐突で本当にびっくりしました。
猛暑、今日も続いております・・・。いつになったら涼しくなるのやら・・
>全く理解出来ないというものもあったんですが、そうせざるをえない気持ちが伝わってきて、胸が痛かったり、切なくなってしまいました
そうでしたね。一番理解出来ないかな?と思ったのは、オークション関係の2人なのですが、でもあの2人は悪人なわけでもなく、どちらかといえば、良い人であり、愛情深い人達なんですよね
私もその2つ好きです。
>「めざめる五月」の小学生設定は、衝撃的でした。でも中学生になるともっと生々しくて気持ち悪くなっちゃうかもって思うんですが・・。
確かに・・・。いかにもリアルになっちゃいますよね。
あそこで、生身の人間にはやらずに、ああいう終わり方をしちゃう、ってのが好きでした☆
あそこで、生身の人間に色々しちゃうって展開の方が、いかにも、ありそうなので・・
藍色さんも、乙一さんが頭に浮かびましたか^-^
小川洋子さんは、おばあさまのお屋敷・・という出だしに共通点を感じてしまい。しかも、一部屋だけが乱雑で・・とか、等身大の人形が涙を・・とか、いかにも、小川さんが好みそうな感じが!!って思ったんです。私は、そもそも、こういう世界が、大好きなのです。
>「きみのいない夜には」は、読み返してみると始めの方にしっかり提示があります。
ここーーーーー!!書かれていらっしゃったので、読み返してみたのですが、解らないんです・・・ううう・・・
ほかでは、見られないような設定のお話で、意欲的な作品だと思いました。
TBとコメントありがとうございました~☆
私もこの手の小説は初めて読んだので、とても面白かったです。各話、それぞれアイディアが効いていて、短編だったのが勿体ない位だったかな~と思いました。
花さん、またお気軽に遊びに来て下さい~
私もまたお邪魔させて頂きます
豊島ミホさんもかなり気になる作家さんの仲間入りをしています。
少女時代の話が特に上手だな~と思うの。
イケてない女の子の屈折した気持ちとか描くのが上手いですよね。
ところで、村上春樹全集を借りて、小川洋子さんが影響を受けたという二編を読んでみました。
うん、短編だったからすらすら読めたし、いつもの「うーーん」っていう感じが無かったわ!
(主人公の青年がダメっていうパターンが多いんです・汗)
いかにも小川さんが好きそうな雰囲気だなと思いました。
IKEAの記事も拝見いたしました!
カラフルなリネン類が可愛い~。
ベッドカバーがあんなにカラフルだとイイ夢見れそうね☆☆
私も布製の手提げかばんとか色々持ってました♪
あとバインダーとか、コミックスまで集めてしまってました・・・。殆ど今では手元に残ってないのが残念・・・。
豊島ミホさん、私も期待・気になる作家さんの一人です。今のところ、まだ長編を読んだことがないので、読んでみたいな~と思っています。
でー!村上春樹全集(そんなのがあるんですねー)で、例の小川さんがお好きな小説読まれたんですねー で、主人公の男性が苦手・・っていうの、解るな~~ ひとくせある感じというか、結構冷めてる様で、自意識過剰っぽい感じもあるというかね^^
IKEAの記事も読んで下さって、ありがとうございました
IKEAは、幼児・子供部屋関連のコーナーが凄く可愛らしいんです。もっと娘が小さい頃(0~幼稚園くらい)に、IKEAがあったらなあ・・・って思っちゃいました。
PS やっぱり、あの韓国でのコン・ユとの対談、ご覧になられていたんですねー。私ね、実は、あのコンユさんって方は、アゴが無い系のお顔立ちなので、好みのタイプではないんです。が!2年ほど前、ブログの回りのお友達関係で、みなさん、コンユがにわかに人気急上昇・好きだったみたいなんです。
オダギリージョーが、インタビューで、「キャーとか言われる様な人間じゃないんで・・・」みたいに、困りながら、ぼそぼそ言ってるのが、可笑しかったです。