ぬいぐるみ犬とお散歩 〜 ポーリッシュ・ローランド・シープドッグ

私の家族の4本足メンバー。食いしん坊の可愛い悪魔。のど元を過ぎると忘れがちなアレソレを日記に残します。

愛犬のCT読影の結果

2024年06月09日 21時28分00秒 | ポーリッシュローランドシープドッグ(2)


かかりつけ獣医さんによって肝臓に腫瘍が発見されたジョア。
かかりつけ病院では肝臓の手術はできない、ということで、手術してくれる病院を別に探すことになりました。

   
こちら、背中の傷はもう気にせず、毎夕食後に華麗なゴロンを見せてくれるジョアです。
お腹いっぱいで満足すると、このポーズを取ります。


   

仕事が超忙しいこの頃ですが、金曜の夜に4時を過ぎるまで、ゲッソリしながらインターネット上で、手術をしてくれる獣医さんを探し回りました。

かかりつけの獣医さんは、なぜか東大病院を推薦してくれたのですが、自分でいろいろ調べてみると、犬の手術を専門にしている病院は、難しい案件に注力している感じがしました。それこそ動脈が近いとか、シャントとか、整形外科的なやつとか。

それと、かかりつけ医は、「麻酔がリスクだけど、大きい病院ならCTと手術で1回の麻酔で済むかもしれない」と言うのですが、そんな期待通りにはいかない気がして。
CTを撮って手術の作戦を考えるのも少しは時間がかかるんだろうし、そんな右から左に手術をお願いできるほどドクターの予定って空いてないんじゃないかなぁ。

私もそれなりに人生経験を積んだので、専門家(この場合は獣医)といっても世の中、自分の領域以外はそんな詳しくないことを、理解しています。

今回、仮に摘出可能な腫瘍だった場合は、あんまりオーバースペックな遠くの病院に1日がかりで通うより、近いほうがいいと思いました。そのほうが、全国から難しい患犬が集まる施設より、ゆとりを持って接してくれる気がします。

いろいろ探し回った結果、なんとジョアちゃん1歳の時に避妊手術をしてくれた獣医さんのところで、肝臓も受け付けているといいます。
しかもなんか、「CT撮ってから来て」とのこと。
なんでだろ・・・。
まあCT撮った時点で、手術で取れるかどうかだいたい分かっちゃうから、私としてもそのほうが二度手間にならなくて助かります。あまりに人気の獣医さんで、10年前の当時は避妊手術の前の単なる診察で2時間以上待った記憶があります。「CT撮ってきて」と言われるために仕事を半日できないのはキツい。

かかりつけ医に手術する病院を告げ、CTの病院に予約を取ってもらいました。なんと、病院からの予約しか受け付けていないらしいです。

   
こちらもゴロンなジョアちゃん。


   

さて、CTを撮る前に、またも明け方近くまでCTについての情報を探しまくりました。
なんと、我が家から車で5分のところに、犬のCTを専門にしている病院がありました。
こんな近所にあったなんて・・・・
さすが都会は違うなぁ。これが実家だったら、新幹線で大阪まで行かないとCT受けれなかったかもしれません。いや、18kgの犬だから、車じゃないとダメかな。

インターネットを探しまくると、まさに検査を受けようとしている病院のホームページがとても親切で、造影剤が流れ切るまでの時間で腫瘍の性質が多少分かるようなことを書いてありました。
肝臓だと、癌の他に「過形成」と呼ばれる出来物も多いそうなのですが、造影剤の見えなくなるスピードでだいたい当たりをつけられるのだそうです。

あと、たまたま生理学のサイトも見て、「分化が進んだ腫瘍だと、見ても過形成と区別がつかないことがある」と書いてありました。・・・腫瘍も大きくなるといろんな細胞のパターンができてしまって、分析で当たったところがたまたま癌に見えないことがある、ってことかな?

   
こちら、タレているジョアちゃん。
心なしか、できものを取ってから、口の周りが白くなった気がします。
エリカラを長時間していたおかげかもしれませんが・・。


   

さて、いよいよCTの当日。
12時に行って、説明を受けて、16:30のお帰り。
心配していた麻酔と造影剤ですが、造影剤の方はむしろ人間よりアレルギーの出る確率は少ないそうです。まぁ、問題が出ちゃった場合に、人間ほどサポートは厚くないというのが弱点とは思いますが。
DVDにデータを焼いてくれて、説明もしてくれて、レポートもつけてくれました。

こんな短時間にレポートまで書くなんて、すごいなぁ。私だったらテンパりそうです。

すごく丁寧に説明してくれて、愛犬の腫瘍は塊で、動脈の近くでもなさそうでした。
肝臓の中ではなく外側にあって胃と並んでいました。大きさは5cm。
超音波で見えたより大きいし形も全然違いましたね。CTってすごいんですね・・・。

肺にも問題はなく、ここ2年ほど夏にぜいぜい言っているのも、肺の問題ではなく暑さの問題だったようです。
他の臓器に目立った影はなさそうです。
前々から心配していたので「脂肪肝ではありませんか?」と質問したところ、違うそうです。脂肪肝は、造影剤を入れずに撮った段階で肝臓が黒っぽく映るのですぐに分かるのだとか。体の重さに定評のある愛犬ですが、肝臓に脂肪が貯まるほど食わせすぎてはいなかったようです

CTは、かかりつけ医も見たいかもしれないので、とりあえず自宅のパソコンにコピーしました。そこで、ビューワを実行したら「Java1.6がありません」。
えっ、1.6 
そんなニッチなバージョン指定・・・・
やめようかと思いましたが、万が一獣医さんで見れなかったら、私がなんとかするべきかもしれない。そう思って普通に最新版をインストールしたら、見れました。ヨカッタ。
ちなみに獣医さんは、何度もDVDを受け取っているからだと思いますが、問題なく見れていました。

病院での説明がとても丁寧だったので、私もCTが見れる気がしてくるくらいでした。
ま、気のせいですけど(笑)


さて、その2日後の火曜日、会社を1時間休んで、手術をしてくれる獣医さんに行きました。
私と犬が受付で待っている間、みっちりCTを見ていたと思われ、順番が来たらすぐに手術の話をしてくれました。

4日くらい入院、肝臓の場合は筋肉も切らないといけないそうです。そうするとけっこう痛いので、入院は鎮痛のケアをするためでもあるとのこと。
筋肉を切ると痛いんですよね。
退院しても、階段を登るのは最初はキツいかもしれません・・・。

「まだ若いから体力もあるので、そういう意味ではいいと思います。腫瘍も5cmと大きめですが、ご飯は食べれていますか? 食事もできないくらいだと、急いで手術しないといけないということになりがちですが。」
とのこと。老犬だと、傷が塞がったり筋肉が再びくっつくまでにも時間がかかるのでしょう。

どうやら手術の日程もかなりキツキツなところ、どうにか捻り出してくれたようです。
手術は3週間後。
手術前にはまた絶食が待っています。

でもまずは、ステーキとチーズケーキで、ちょっと元気出しとく?
手術には多少のリスクもあるし、入院したらしばらく、断食だもんね。

 


 

手術2週間後

2024年05月26日 18時01分00秒 | ポーリッシュローランドシープドッグ(2)


手術から2週間後、とうとうゴロンが出ました



気分が良くなったのですね。
邪魔なもの(エリカラ)も無いし。



夫と見つめ合っています。
愛にあふれる1人と1匹の交流。



背中に大きい傷があって、そこだけまだ毛が生えていませんが、お散歩中も転がろうとして大変です・・・。

2週間前に比べて、だいぶ毛が伸びています。手術痕以外も。
トリミングの後早めに連れて行っておいてよかったです。

床を掃除すると、ジョアがやってきて何か欲しそうにしています。
いつもお家シャンプーの前に床の拭き掃除をしているから
ポップコーンをもらいながらお風呂場に行くのが習慣なのです。
今日はまだお風呂は見合わせるので、ポップコーンも無しだけどね

可愛いです







犬のイボの手術

2024年05月19日 16時40分00秒 | ポーリッシュローランドシープドッグ(2)


先週、イボの手術をしました。
ジョアは11歳。
12歳になる前が一つの目安ということを獣医さんに聞きました。
ただ、イボの手術自体は、全身麻酔以外は特にリスクは無いそうです。


写真だと見づらいのですが、背骨のすぐ横くらいにポコっと盛り上がった毛があります。
ここ1年くらいで急に大きくなってきたので、背骨を押したりしないうちに、と思いました。あと、破裂とかしないのかな?とちょっと不安もあり。



肩のあたりにもイボが一つ。
これもこの1年で急速に大きくなった気がします。
2cmくらいあるでしょうか。



半年くらい前に一度見てもらい、組織の中は角質の詰まったものだとのことでした。
その時に比べても、なんか大きくなっている気がします。
ほとんど美的な目的のイボの除去で全身麻酔も可哀想かな・・・と思っていましたが、これ以上大きくなると手術も大きくなる気がしてきて、決行。
犬友達で、妊婦みたいにお腹が大きくなった(オス犬)脂肪腫を取った子がいたのですが、あれも重かったり大変そうなので・・・。



こちら術後の写真です。
背中のイボの大きさは、触った感じ、肩のイボと同じくらい。
この2つは中身が角質で、粉瘤というそうです。


背中の部分は、手術した当日、家に帰ってから夜に出血し始めて、飼い主大慌てでした。犬の背中の止血方法なんて知らん 人間の場合も、背中ってどこを押さえれば治るのか、見当もつきませんけどね。

この姿を見た時は、自分はなんてことをしてしまったんだろうと思って落ち込みましたが、一週間すると毛も生えてきて安心な姿が戻ってきました。肩の傷は治りが良く、1週間で気を付けないと見えないくらいになりました。

これも手術直後の写真。



こちらは1週間後です。






獣医さんから、お散歩もOKと言われたので、術後2日目の夜に短いお散歩から開始。
5日目には、背中の大きい傷もじわっとした出血すらほぼ無くなり、室内でプラーを追いかけてもいいだろうと、遊んであげました。

背中のイボの、右隣にあったできかけのイボも取ってもらいました。これも粉瘤だったとのこと。
左側のお腹部分は、脂肪の塊があったとのことでした。取らなくてもいいのか迷ったのですが、今後仮に大きくなるとまた全身麻酔しないと取れないので、この機会に。

あと、左右の耳の下にできていた皮脂腺種も取ってもらいました。

取ったイボは全て綺麗に洗って、ラベルを付けて見せてくれました。思わず撮影したくなりましたが、ちょっと恥ずかしくてやめ

脇腹と背中の術痕には、セロハンテープみたいな透明の保護テープが貼ってあります。


道行く人がびっくりするといけないので、お散歩では洋服着用です。
散歩の時とご飯の時だけエリカラオフ。

糸は溶けるので抜糸は不要とのこと。現代ですね。





しかし、この時の超音波の検査で、肝臓に何か見つかってしまいました。
1cm弱の出来物が見えます。

犬の肝臓の腫瘍は、50%くらいは癌なのだとか。
そして塊で一つの葉にしかなく、太い血管などが近くに無い場合は、手術で比較的安全に取り除けるそうです。

癌かどうかは、取り出して生検しないとわからないが、結局肝臓の腫瘍は大きくなるとややこしいので良性でなくても取りやすい場合は取るのがお勧めとのことでした。
これは人間でも同じようなものかもしれません。

近くCTを撮ることになりました。
また全身麻酔で、造影剤も入るのでその点はリスクになるとのこと。
そうですね・・・正直、1cm弱の腫瘍を見るために犬が死んだら、飼い主としても本当に浮かばれません。

がんの場合は転移もするので、半年とかは待たないほうがいいそうです。
たぶん今後検査して、手術する病院にも2回行くことになると思うので、実際に手術できるのは2ヶ月後くらいなのかなと思います。

どうかまずはCTを無事に切り抜けて欲しいです。
もし手術できないくらいような状態だったら・・・そしたら毎日美味しいものを食べさせて、真夏は涼しいところに滞在したり、うんと良い思いをさせてやりたいと思います。


ひょっとして人間の身勝手かしら、と迷いつつ受けさせたイボの手術ですが、肝臓の腫瘍が見つかったので受けて良かったのかもしれません。
もし何も知らず重症になってから見つかったら、今回の比ではなくすごく落ち込んだと思います。





バラの公園

2024年05月12日 13時14分00秒 | 犬と住む街(その2)


5月はバラの季節



お正月も来た公園ですが、一年でいちばんの見せ所は5月でしょう。

ジョアは、お正月に来たことをうっすらおぼえていて、今年は何度かお散歩の時にこの公園に来ようとしていましたが、たどり着いたことはありませんでした。ちょっと遠くて難しいんだよね。私が、遠いし年に2回でいいと思ってるから到着しないんだよね(笑)

公園の外側を歩いているトイプーを見ていたので顔が撮れています。



バラ、美味しそうかな?
ジョアが顔を近づけると、食べようとしているように見えるね



黄色いバラって実物を見るといい匂いがしそうに見えます。
自然界の花には白と黄色が圧倒的に多くて、赤や紫は人間が頑張らないと増えないそうです。


こちらの赤いバラは少し開いた感じに咲く品種です。しべが見えて可愛い雰囲気になります。


何種類ものバラを植えたアーチが、何箇所かあります。
お世話をしている人たちも、「さあ見よ、褒めよ」と思っていらっしゃることでしょう。


面白いオブジェ。
夏は小さい子が入って遊んでいたりします。
ジョアは水を飲みそうな勢いでなので、引き綱で止めています。


こんなふうに小さい山になっています。
坂道は子犬の時からジョアの得意分野。
お散歩の時に息切れすることが多い今日この頃ですが、坂道だけは相変わらず得意で、ガツガツ登っていました。





スイカ

2024年05月06日 13時59分00秒 | 手作り犬ごはん

 



右の小さいお皿が、犬への分前です。
スイカにはビタミンAも含まれていて、食物繊維とともに健康に寄与してくれます。

ドッグフードや作り置きのご飯だと、生の食物繊維やカリウムを摂取する機会が少ないので、ジョアにもいいと思います。

最近、人間のダイエットのため、夜にお菓子を食べるのを防止するために、果物を取り入れています。
昔は果物では全く満足感を得られませんでしたが、私も歳をとったものです。


最近、人間の健康診断の本を読んで、コレステロールやインシュリンについて再勉強。あんまり分かってなかったな、と反省。
コレを機会にジョアちゃんの一番最近の健康診断結果、2021年のものを見直しました。まあ、もちろん全てが健康でした。でも3年前かぁ。そろそろもう一度確認してあげたいと思います。

11歳を過ぎて、お散歩の時にすぐにはぁはぁいうようになってしまいました。それほど暑くもない時のお散歩でも、早い段階からパンティングしているので、ちょっと心配です。とはいえ、長距離を歩いてもケロッとしていることもあります。健康診断を受けるとちょっと安心できるかなと思います。